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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023) > 2023年6月20日

M.S.L.HOBBYで64回目の走行



この日は、
火曜しか走れない野上さんの普段の行ないが良い為か、
梅雨の合間の晴れ予報となった為、
私自身は前回の走行からたったの3日、
時間にして72時間しか経っていないというのに、
またまたM.S.L.HOBBYにやって参りました。

しかし、
野上さんの走行の可否は後付けの理屈で、
私自身がサブ41(41秒切りの意)しないと納得いかないというのが、
この日に宮崎からわざわざ鹿児島までやって来た本当の理由です(爆)。




ただ、
土曜に走って疲れ切っていただけでなく、
バイクのセッティング変更を前日の月曜にかましていた為、
私自身の疲労はピークに達していた為、
カワサキプラザ宮崎さんのトランポへのバイクや荷物の積み下ろしは、
野上さんに全部丸投げ致しました(笑)。




梅雨だと言うのに空は晴れていて、
まるで有名女優と有名俳優の密会レベルにて、
ピンポイントのタイミングを狙ってM.S.L.HOBBYにやって参りました。




トランポがデカいので、
まるでレースでもやってる人みたいな感じで革ツナギが吊るされてました(笑)。

ちなみに、
野上さんは前日に荷物の配置を色々試して、
積み込みに1時間半かけたと仰ってました(笑)。




野上さんは、
それまでのミニバイクのKSR110から、
フルスケールのZ250SLに鞍替えしました。




エキパイは交換され、
サイレンサーもバカデカいやつに交換されてます。




マスターも交換されてます。




ステップ位置はセットバックプレートを使ってアップされてます。

また、
ノーマルがラバーマウントだったので、
「リジットマウントにした方が良い」
と事前に助言しておいたら、
前日の夜に急ぎでリジットマウントにされていたようでした。




クラッシュプロテクターも、
キズが入っている私の " お下がり " を格安で譲って、
そちらを装着して頂きました。




ハンドルは元々のノーマルハンドルが曲がっていたという事で、
当店で販売している、
アルミ製ドラッグバーハンドル【ブラック】と、
フラッシュフィット・バーエンド【ブラック】(左右セット)をご購入して頂き、
スロットルワイヤーが届かなかったという事で、
ハンドルは片側30mmずつカットして取り付けられていました。




私のZX-25Rは、
バーハンみたいなアップハン状態から、
以前と同じ、
【ツアー】というハンドルクランプを使用した、
ちょっと高めの位置のセパハンと言った仕様に戻してきました。




また、
全体的に車高を上げようと、
元々5mmの突き出し量をゼロに、
つまりは、
"突き出し " ならぬ " 押し戻し " みたいな事をかましましたが、
こんな事をしたのは生まれて初めてです。




でもって、
リアはリアショックの車高調にてネジ部を5mm露出させて車高を上げましたが、
実際のホイールの部分では8.5mm位上がるので、
フロントの突き出しを弱めても、
理論的には若干キャスターが立つ感じです。




あと、
前回は現場作業でのやりやすさから、
15T×46Tから13T×46Tへと、
ドライブスプロケットだけ交換すれば、
あっと言う間にノーマルと同じ位のファイナルになるという事を狙って、
実際にドライブスプロケットを交換した13T×46T(3.538)で2本目以降を走りましたが、
5月20日の2回目の走行で走ったショートの感じの方が良さげに思えたので、
この日は13T×50T(3.846)というショートにしてきました。

あと、
カンケー無いですが、
ただの丸の穴が開いたフツーのスプロケットよりも、
ZX-25R専用的な大幅に軽量化されたスプロケットの方が、
見た目がクールです。(^^)




あと、
少しでも軽量化しようと、
インナーリアフェンダーは外してきましたが、
これで268グラムの軽量化となりました。




野上さんから、
「シフトペダルが曲がっている」
というご指摘を受けて初めて気付きましたが、
前回の走行では、
どうやらサイドスタンドだけでなく、
シフトペダルも地面に当たっていたようでした(笑)。




野上さんのエフマン(よーんまーんえーん)する、
超高級グローブも届いたようで、
この日がデビューとなりましたが、
使用感は非常に良いと後で仰ってました。




あと、
野上さんと私のブーツは4cmもサイズが違うのですが、
並べるとその差が歴然でビビりました。




野上さんにタイヤウォーマーを撒いて頂いた所です。




野上さんのニューマシンのZ250SLの記念写真です。




その後、
撮影がターヘー(失礼w)な野上さんは、
ファインダーを覗いて撮影しない事に原因が有ると思ったので、
液晶画面ではなくちゃんとファインターを覗いての撮影の練習をしてもらいましたが、
相当にボツにもしていますが(笑)、
↑とかは割とイイ感じで撮影出来ました。












テールランプは、
以前の私のZ400のノリをクリパーして(パクって)、
ブラックに塗装したとの事です。




Z250SLは以前に私も所有していたのですが、
どんなバイクだったかあまり覚えてないです(笑)。




野上さんは、
だいぶイイ感じで撮影出来るようになってきました。




ここからは私の撮影に戻って、
サイレンサーは事前に「バッフルを抜いた方が良い」と助言しておいたので、
前日にバッフルは抜いたそうです。(^^)




こちらは私のスマホで撮影した画像で、
野上さんが撮影している様子も写っていて、
割と面白いショットになりました(笑)。




9時頃から早速野上さんが走り出しました。




それから、
ここの所最終コーナー内側に置かれたタイヤは、
だいぶ内側に寄せられて置かれていたのですが、
この日は割とラインに添って置かれていたので、
あまりインには寄せられない感じです。




初めてのフルスケールでのM.S.L.HOBBYでの走行にも関わらず、
結構バンクさせて走っていてゴイスーです。




でも、
何度もリアをスライドさせていて、
事前に履いたダンロップ製のバイアスの『キューライト』は、
全く食わなかったようで、
野上さんは1本目の走行の間ずうっと、
「ダメロップ」
という言葉が脳裏を巡っていたとの事で、
バイアスの中では一番食いそうなイメージで販売された『キューライト』は、
その名前とは裏原宿に、
野上さんの精神的負担として " 重く " のしかかっていたようでした(爆)。




私は9時半頃から1本目を走る事に致しましたが、
前回ホームストレッチでストッピーの撮影をして頂いた際、
4回かまして最後の方の後ろからのショットがやっと1枚使えるという調子だったので、
今回は事前に撮影の練習もしたし大丈夫だろうと思ったのですが、
やはりピントが被写体に合わず、
↑みたいな感じになっちゃって残念無念です(笑)。

という訳で、
フレームに被写体が入ってからシャッター半押しでピントを合わせるというのが、
野上さんはどうも苦手なご様子です。




しかし、
ボツも多いのですが(笑)、
奥の右コーナーの流し撮りでは、
1枚イイやつが撮れてました。(^^)

ところで、
我ながら見事なまでの上半身垂直っぷりです(笑)。




アウト側からも撮って頂きました。




でもって、
「ショートでサブ41するぞー!」
と鼻息荒くして来たというのに、
1本目は42秒フラット付近と、
むしろ1秒も遅いので、
「ショートは裏目に出たのか???」
と先が思いやられました(笑)。




野上さんの2本目です。




初めてのフルスケールでも臆する事なくヒザ擦りが出来ていて、
カメラの腕前とは裏原宿にて(笑)、
ライディングフォームは相変わらず非常に美しいです。

つーか、
むしろ私の方が超絶にカッコ悪いフォームなので、
「天は二物をナントカ」と言った調子にて、
カメラとフォームの才能が入れ替わってるのかもしれません(笑)。




視線も遠く、
教科書通りのキレイなフォームで、
約30万円の革ツナギや約4万円のグローブにも負けてません(笑)。

あと、
これまではクリアシールドを使っていて生徒会っぽかったですが、
この日はミラーシールドに交換して、
見た目がハードなテイストにもなってました。




ハンドルの『一文字』感がパネェです。




バックショットがカッコ良く取れる場所も押さえておきましたが、
ミニバイクからフルスケールのバイクに移行した事で、
更にカワサキのワークスライダー感が増しました。

実際、
職業ライダーの方達がNinja250SLを使って、
こうしたミニサーキットでトレーニングしている事は多いので、
ワークスライダーがお忍びで練習していると言ってもバレない感じです。

" 静止画 " であれば(笑)。


※毎度の持ち上げてから落とすスタイルです。




野上さんも今回からスマホのアプリを使ってタイムを計りましたが、
2本目には45秒37というベストタイムを出してました。

ただ、
ダメロップ、
いや失礼、
ダンロップの呪いのせいか、
朝には問題無かったのに、
1本目を走ってから体調不良に襲われたとの事で、
この後帰宅してからは、
夜には39度の熱を出して寝込んでしまったらしいです。

どこが軽いのか分からない、
ライダーに " 重く " のしかかる『キューライト』の呪い(爆)。

ちなみに、
野上さんはもう2度とダンロップは履かないとの事で、
生物学的に私と同類の生き物になりました。




その後、
10時半頃から私は2本目を走り始めましたが、
1本目で42秒フラット位のタイムだったのが、
2本目は覚醒した調子で、
コースイン後2周目には41秒094という、
あとちょっとでサブ41というタイムが出て、
私は調子ぶっこいてゾーンに入っていきました・・・。




しかし、
たったの5周した所で、
最終手前の右コーナーにてフロントからスリップダウンしました(核自爆)。

ちなみに、
ここの所転倒した事がなく、
実に3年と189日振りの転倒で、
だいぶ懐かしい気分になりました。(^^)




野上さんにヘルパーを頼んだ初期の頃に、
転倒してもライダーに気を使ったりせず、
報道カメラマンになり切って撮影するよう教授していたハズなのですが、
こちらとしては転倒は最大のネタだと言うのに、
倒れたバイクとかそういうショットを全く押さえてもらえず、
いいから写真を撮るように伝えた後、
バイクを起こしてからもピント甘めという調子で、
報道カメラマンとしての役割を全く果たしていないので参りました(爆)。




カメラに向かってポーズを取ってから、
やっとピントが合ってる写真を撮ってもらえました(笑)。

朝のパドックでカメラに慣れてもらおうと撮影して頂いた際は、
割とガチピンで撮れてたのに、
やはり、
フツーの人は転倒とかの事態に直面すると気が動転するのでしょうか?

ちなみに私はというと、
地面を滑りながら修理代の計算が出来る程冷静でした(爆)。



という訳で、
↑は転倒した際の車載動画で、
手前のS字の切り返しがだいぶ速いですが、
重心が高くなって、
この切り返しがテコの原理でだいぶ軽くなって、
この切り返しスピードの速さをひきずって、
結構勢いよくコーナーに突っ込んでいたのが、
スリップダウンの原因だと思われます。




パドックに戻ってから、
バイクを砂利の部分に置いて、
野上さんにクラッシュプロテクター付近の土を落として頂きました。




このクラッシュプロテクターが非常に良い働きをして、
バイクのダメージは非常に少なかったでした。

ちなみに、
これがカワサキ純正のM6のボルトで下から留めるだけの純正のクラッシュプロテクターだったら、
恐らく悪名高い『フレームクラッシャー』になったと思うので、
自分で勝手にエンジンマントとの共締めスタイルにしといて本当に良かったです。




ハンドル周りも、
マスターが下を向いてしまっただけで、
レバーなどもそのまま使える感じで、
思うに、
4気筒の車幅の広さが幸いして、
クラッシュプロテクターが大きく車体から張り出している事から、
ZX-25Rでガシャーニングをやっても、
ハンドル周りの損傷が少なく済んで、
再スタートの可能性も高くなるのがエクセレントだと思いました。

4気筒バンザイ!(爆)




ただ、
メーターは高いパーツなので、
そこに多少キズが入ったのがプチ残念ですが、
同様にお値段が高いGPSラップタイマーは、
単に土が付いただけで済んで良かったです。

あと、
ヘッドライトやウィンカーは全くの無傷というのがゴイスーです。




トランスペアレント・ラジエーター・リザーブタンクはちょっとキズが入って、
だいぶ土で汚れましたが、
大きな損傷は無く、
そこもイイ感じでした。(^^)




驚くべき事に、
プロテクターが守ってくれた感じで、
ステップ周りは何も損傷は無く、
エキパイと変換アダプターにキズが入りましたが、
サイレンサーは小キズのみで、
転倒した感じの削れとかが皆無なのもゴイスーです。

「せっかくクラッシュプロテクターとして買ったやっすいサイレンサーなのにー」
的な(笑)。




どうしてここにキズが入ったのかよく分かりませんが、
タンデムシートカバーとシートカウルとナンバープレートにキズが入りました。

また、
ウィンカーステーが曲がりましたが、
ウィンカー自体は端っこにキズが入っただけで破損しなかったのもゴイスーです。

という訳で、
買ったばかりの新車なので、
これまでは「転ばしたくない」という心理によるビビリミッターが働いてましたが、
転んでも再スタート出来るレベルの損傷で済み、
あまり大した事が無かった事が確認出来たのと、
転ぶ位の勢いでゾーンに入る事が出来た快感が大きく、
転倒して本当に良かったと思いました。

ちなみに、
世の中は広いので、
転倒を絶対悪とする、
「バイクに乗ったら絶対に転倒してはいけない」教の教祖様も存在致しますが、
もちろんストリートではド直球な正論なものの、
セイフティーゾーンの有るクローズドサーキットにて、
革ツナギを着ていてのスリップダウン程度なら、
サーキット野郎であれば、
転倒は速くなる過程で支払うべき当然の会費と言った調子で、
私自身は個人的にポジティブに受け止めております。

つーか、
むしろテンションが高まってサイコーです(核爆)。




前述のように、
下を向いたマスターを元の位置に戻すだけで再走可能だった為、
3本目を走る事に致しましたが、
一応タイムアタックは避けて、
車載カメラにて、
野上さんの追走動画を撮影すべく走る事に致しました。



という訳で、
↑が野上さんの追走動画で、
のっけから右コーナー立ち上がりでリアが滑ってますが、
次の周には大きくリアが流れて、
それキッカケでこの日の走行を終了致しました。

恐るべし『キューライト』の呪い(爆)。




フルスケールのカワ車2台です。

ちなみに、
奥の方のカートの方は初めてお会い致しましたが、
そちらの方も我々と同じく宮崎からいらしたとの事でした。




今後も火曜日の野上さんのご都合が良い晴れの日に2台で走りに来たい所存です。




その後、
1年に1回位HSR九州を走っているという方が、
初めてM.S.L.HOBBYを走るという体(てい)で、
Ninja250SLを持ち込んでいたので、
野上さんと一緒に走ればSLブラザース的だったのですが、
我々は午前のみの走行とした為、
生憎ご一緒する事は出来ませんでした。




また、
グロムやKSRなども午後から走り出していたようでした。




そして、
我々はお昼前には撤収致しました。

という訳で、
私はフロントのエッジグリップ欲しさにタイヤを交換したいと思いましたが、
野上さんも、
少なくともダメロップ、
いや失礼、
ダンロップ以外のタイヤにスイッチしたいとの事なので、
お互いに経済的余裕が有りましたら、
次回はタイヤを替えてタイムアタックをかましたい所存です。(^^)v


本日のベストタイム(右周り新コース)
41秒094
(それまでのベストタイム【ZX-25R】 41秒040 2023年6月17日)
(それまでのベストタイム【Z400】 39秒809 2022年10月25日)

走行前の距離:1,227km
走行後の距離:1,252km
走行距離:25km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・重心が高くなった事で左右の切り返しのスピードがアップした
・切り返しスピードのアップでキレモードに入りやすくなった
・久々に転倒するレベルでキレモードに入る事が出来た
・転倒してもあまりバイクは壊れない事が確認出来て良かった
・今回の転倒で新車によるビビリミッターが外れて良かった
・転倒した事で転倒に対する恐怖心が殆ど無くなって良かった
・あらためて転倒のメリットを享受して自分を取り戻した気分になった


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・サブ41出来なかった


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・クラッシュプロテクターの修復
・ファイナルを14T×50Tへロング化
・予算が有ればタイヤ交換
・気が向いたらハンドル位置を更に下げる


今回の良かった事(個人的な備忘録)

・3日前にも走って疲れていたものの野上さんに往復の運転と積み込みまでやって頂いて助かった
・宮崎からいらしたというカートの方に音がイイと褒めて頂いた


今回悪かった事(個人的な備忘録)

・事前の撮影指導も虚しく野上さんが報道カメラマンになり切れなかった


次回までにやるべき事(その他)

・野上さんに報道カメラマンとしての姿勢を徹底的に叩き込む





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