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更にアップハン化他



さて、
人生初体験にて前回の走行ではスリックタイヤを試しましたが、
「セット変更は1度に1回ずつ」
というゴールデンルール(黄金律)がサーキットには有るものの、
しょっちゅう走りに行ってればそれも容易なものの、
私のように時々の走行ですと、
" 全部のせ " したいという欲求が勝ってしまい、
スリックタイヤへの変更以外にも、
ファイナルショートとリアショックのイニシャルを弱めるという、
3ヶ所の変更をかましてしまいました。

そして、
ファイナルに関しましては、
3回目の走行時に元に戻す事で、
元の方が良かったという結論を得ましたが、
リアショックのイニシャルに関しては、
走ってる時は、
最終手前のバンク中にヒザを擦るのが快感(笑)という事で、
現場ではリアショックのイニシャルを弱めて良かったとも思ったのですが、
それではネモケン時代の旧ライクラ愛読者のような、
" 無理ヒザ " 愛好家に堕する事になってしまいますし(爆)、
そもそもタイムが出ていない事から、
リアタイヤはかなりグリップしてる感があるものの、
フロントのグリップ感が希薄で、
それにより進入スピードが遅くなっているという点と、
1Gですらリアが低い事から、
キャスターが寝てしまい、
バイクの向きが変わりずらく、
切り返しのキレもイマイチという感触が有った為、
フロントが食わない感触はタイヤのせいではなく、
リアが低いせいだと考えました。

あと、
余談ですが、
陽射しが店内に入ってきて、
直射日光がリアタイヤタイヤを直撃していたので、
↑の画像のように、
保管中はタイヤウォーマーを巻いて、
紫外線によるタイヤの劣化対策をしてみました。




という訳で、
お得意の『掘った穴埋める』ライクにて、
露出したネジ部分が35.5mmだったのを、
6mmイニシャルをかけ、
元々の41.5mmにしました。

そして、
フロントへの過重移行が早まるよう、
リアショックの伸び側のダンピングを、
揺れ返しがこないギリギリまで弱めておきました。

また、
スロットルケーブルが使われていた以前までの車種では、
私は強烈ハイスロが好みで、
スロットル開度が少ない事でスイッチングアクセルが可能だったものの、
ZX-25Rは電スロのせいで、
ハイスロへの交換が出来ず、
スロットルが軽いのは有難いのですが、
ワイドオープンがやりづらいと感じたので、
ハンドルの開きを広げると共に、
高さもバーハン的に高くしてみる事に致しました。




ちなみに↑は、
以前ストリート仕様の際に、
ハンドルクランプを『バージョンツアー』から、
『バージョンハイ』にする事で、
バーハンのようなアップハン化を試した時の愛車ですが、
まだサーキットで『バージョンハイ』を試した事は有りませんでした。




以前に『バージョンハイ』を試した際は、
通常のトップブリッジの上にハンドルポストが有るネイキッド車を意識して、
フォーククランプのハンドルクランプ部分が、
フロントフォークの中心より " 後方に " なるようにセットして、
かなり上半身は起きる事で、
フツーのバーハンのネイキッド車に乗ってるような感覚でした。

しかし、
今回は姿勢を楽にするというニーズではなく、
ミニサーキットでバイクを振り回しやすくするというニーズにて、
フォーククランプのハンドルクランプ部分が、
フロントフォークの中心より " 前方に " なるようにセットしてみようと思います。




↑は、
何もする前の『バージョンツアー』の状態で、
フォーククランプのハンドルクランプ部分は、
フロントフォークの中心よりだいぶ前に出し、
ハンドルも割と絞っている事から、
ハンドルの幅はグリップエンド部分で670mmでした。

ちなみに、
ワイドオープンする事がほとんど無いストリートでは、
この状態の方が高速道路での空気抵抗も少なく走りやすい感じで、
ホームコースたるM.S.L.HOBBYは、
サーキットとは言っても、
時速110キロ程度の最高速が、
本当に一瞬だけ出るだけと言ったミニサーキットで、
空気抵抗とかどうでもイイので(笑)、
むしろスロットルのワイドオープンのしやすさとか、
極端に言えばジムカーナのように、
ハンドル位置が高い事による、
バイクの振り回し易さの方が大事な気がしてきました。




という訳で、
比較の為に右側だけちゃちゃっと『バージョンハイ』に交換しましたが、
右側だけだいぶハンドルが横に広がり、
ハンドル位置も高くなっています。




その後、
左右共に交換し、
ハンドル幅は670mmから760mmと、
一気に9cmも広げましたが、
以前の、
ハンドルがかなり手前に有ったアップハン時とは異なり、
ハンドルは前の方に位置しているので、
以前程ライダーの上半身が起きる感じでも有りません。




↑は、
スーパーバイク0229バーハンドルを乗せてみた状態で、
ハンドルの絞りはスーパーバイク0229バーハンドルと似た感じにしてみました。

つまりは、
フツーのバーハン車と同レベルでスロットルは操作し易くなると思われます。




それから、
高くなったハンドル位置とバランスを取るべく、
ライトステーの位置を20mm上げてみました。




取り付け位置を高くしたヘッドライトです。




それから、
これまでは左側のハンドルの内側に、
ハンドルバー延長スペーサーを取り付けて、
そこに車載カメラのマウントを取り付けてましたが、
ハンドルがワイドになった事で、
カメラが車体の中心より左側に寄ってしまったので、
ラルゴバーエンドに交換する事で、
カメラを車体中央に寄せてみました。




車載カメラはこんな感じでセットしました。




という訳で、
結局ファイナルとリアショックのイニシャルは元の状態で、
ハンドルだけよりアップハンかつワイドな状態で、
次回の走行をかましたいと思います。




マルチクリップ用リペアハンドルクランプ


2024年12月24日 M.S.L.HOBBYで78回目の走行


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