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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023) > 2024年12月3日

M.S.L.HOBBYで77回目の走行



10月と11月に丸々サーキットに来なかった為、
この日は、
9月24日から70日振りにM.S.L.HOBBYにやって来たものの、
カワサキプラザ宮崎ワークスの面々は同行せず、
孤独な状態で走行をかます事に致しましたが、
トランポとして借りたレンタカーは新車で、
走行距離も7,178kmしか走ってなくって、
それは気持ち良かったでした。




冬の平日のせいか、
サーキットに到着すると、
誰も居ませんでした。




どの道、
路面温度が上がるまで走れないだろうと、
いつもより出発を遅らせて、
9時半頃に到着しました。




時間制限付きの『カニ食べ放題』の店に来てカニを食べる家族くらい静かです。

※この例えが合ってるのかどうか自分でも良く分かりません。




この時点ではお天気は良く、
日中は気温が20℃位まで上がる予想で、
この週を逃すと、
もう翌週からは気温がガクっと下がりそうだったので、
頑張ってやって来ました。




最終手前の右コーナーはまだ日陰になってます。




とりあえず愛車の記念撮影をかましました。




この日の目玉商品と言えば、
やはり人生初体験のスリックタイヤです。




見た目は超クールです。

ちなみに、
前日の夜に積み込みをした後で、
カワサキプラザ宮崎さんに遊びに行って、
野上さんにスリックタイヤを自慢したら、
「山口さんの頭みたいですねw」
と言われたので、
「そうそう、俺の頭みたいなツルツルで、ってやかましーわ!」と、
毎度のノリツッコミをかましました(笑)。

でもって帰り際には、
野上さんから、
「38秒台を出して下さい」
と言われたので、
「楽勝だ!」と、
私は大風呂敷を広げてしまいました(笑)。




話を戻しまして、
それから、
よりパワー感を得るべく、
リアのスプロケットは52Tという特注サイズでかまします。




それから、
6月3日のお誕生日の日の走行では、
リアのイニシャルをスプリングが遊ばないギリギリまで弱めて走った所、
最終手前の一番アウトまでハラむ部分にて、
リアの車高がグッと下がって、
その場所ではあまりヒザは擦らないのが、
車高が下がる事でヒザを擦る感じで、
そのフィーリングが好印象で、
まるで最近のMotoGPマシンがコーナー立ち上がりにて、
ライドハイトデバイスを使って車高を下げる時かのようなイメージで走れるので、
それをまた繰り返したいと思って、
またまたイニシャルを最弱にしてきました。

ただ、
前後スタンドをかけた状態でイニシャルを下げ、
スタンドを外した事が無かったので、
パドックにて初めてサイドスタンドでバイクを支えた際、
1G状態でも車高がかなり下がるようで、
車体がだいぶ起きていてちょっと恐かったでした。




ストリートでツーリングもしていたので、
エンジンオイルとブレーキオイルは交換してきました。




ブレーキパッドも、
以前サーキットで使っただけのやつを、
左右入れ替えて取り付けておきました。




9時頃の気温は12.2℃と、
かろうじて2桁有りました。




路面温度も15.3℃と、
かろうじて2桁有りました。

そして、
掃除がてらにコースを歩く事にしましたが、
一緒に走る人が誰も居ない中、
サーキットのオーナーにコースの散歩にも付き合って頂き(笑)、
コースの舗装の状態とか、
公共的な道路建設に伴い、
来年は最終コーナーのアウト側のセーフティーゾーンが少なくなる話とか、
そんな世間話をかましました。

そうそうそれから、
前の週の土曜日には、
全日本のST1000にZX-10Rで参戦している、
彌榮郡(みえぐん)選手が来ていて、
彌榮郡選手が呼んだのか、
空港から直接来たというノリで、
なななんと!
Moto3ライダーの古里太陽選手も来ていたとの事でしでした。



なので、
サーキットのオーナー氏には、
↑のタイの最終ラップの最終コーナーで、
古里太陽選手がぶつけられて転び、
そのままバイクと人間が離れた状態でゴールした動画を見せてあげました。




話を天上界から下界に戻しまして、
気温が15.9℃、
路面温度が20.2℃まで上がってきた、
10時半頃に1本目を走る事に致しました。

1人寂しく(笑)。




久々の走行なのと、
ギャラリーが居ない事で、
いまいちテンションも高まらず、
タイムは40秒761と、
一応は40秒台だけど、
サブ40(40秒切り)出来るリアリティーはあまりないイキフン(雰囲気)でした。

あと、
久々の走行で、
握力が無くなってしまう感じで、
ワイドオープンもやりにくかった印象で、
ワイドオープン対策で、
もっとハンドルを一文字っぽく広げたいと思いました。




フロントの右側で、
全くピックアップ(タイヤカスを拾う事)が無く、
ラバーグリップ皆無という事が伺える感じで、
正直、
走ってる時にはディアブロスーパーコルサV4の方が食う印象でしたが、
良いと思って付き合いだしたのに、
些細な事がキッカケで嫌悪感を抱く事から、
これは若者に流行りの『カエル化現象』かもしれないと自省し(笑)、
ディアブロスーパーコルサV4に戻す事を考えるのではなく、
まだしばらくはキチンとスリックタイヤに向き合おうと思いました(笑)。

ただ、
そうは言っても冷厳に分析しますと、
路面温度が30~40℃で、
カートのラバーグリップが有れば、
グリップ力としては、
ディアブロスーパーコルサV4と同等程度なのではないかとも思われたものの、
逆説的には、
スリックだからと言って、
劇的にタイムアップする事は無さげな印象です。




懸念されていた、
タイヤが固いと感じるフィーリングは特に感じられず、
また、
バイクの倒し込みが軽くなるのか重くなるのかも、
私には全く分からず、
私がボンクラライダーだという事だけが、
ハッキリと分かりました(笑)。




リアも全くピックアップが無く、
強烈にサラっとしています。




リアの左側などは、
フロントタイヤかと思われる感じのサラっとした状態です。

それから、
気温が低い事も手伝っているのか、
走行前の温間でフロント220kPaの空気圧が、
走行直後は185kPaまで下がり、
同様に、
リアは温間で200kPaが180kPaまで下がってました。

また、
走行直後のトレッド面の温度は、
フロントが40℃位で、
リアが53℃位でした。




1本目は雲1つ無い空模様で、
路面温度も20℃有ったのが、
11時半頃の2本目の走行では、
雲が出てきて、
むしろ路面温度は18.0℃と、
20℃を下回ってしまいました。




そして、
2本目のベストは40秒292と、
40秒台前半には寄せられるものの、
タイヤどうのではなく、
恐らく路面が割とスリッピーという感じなのと、
私自身がダラダラ走ってるという感じで、
キレモードには入れられない調子でした。




1本目と2本目共に、
水温が80℃で走り出して、
ジワジワとは上がるものの、
走行終了間際に87℃位と、
90℃には到達しない感じで、
水温が低いせいか、
パワー感はスゲー有って、
これまでホームストレッチの最高速は108km/h位だったのが、
112km/hと、
かなり伸びました。

ちなみに、
タイヤの外径を考えると、
115km/h出していたZ400とほぼ同程度か、
あるいはそれ以上の最高速が出せてる感じです。




パワー感が有ったのは、
ファイナルショートのせいかなとも思われ、
何回が裏ストレートで2速で立ち上がる時にレブに入れてしまう事も有り、
サブ40出来ないのは、
ショートによりコーナーリングスピードが落ち過ぎている事も懸念されたので、
「全くメンドクセーなー」(笑)
と思いながらも、
せっかく特注で作ったスプロケットは、
無慈悲に元の50Tに戻す事にしました。




という訳で、
まるでサーキットガチ勢みたく、
パドックでファイナル変更をかましました。

ちなみに、
肉抜きが多い事から、
こちらのスプロケットの方が見た目はクールです。




冬の間は、
タイヤウォーマーだけでなく、
タイヤウォーマーブランケットも併用して、
タイヤのトレッド面だけでなく、
ホイールのリムやスポーク部分に熱が入るまで待つ事にして、
フロントのスポーク部分が50℃で空気圧が230kPa、
リアのスポーク部分が36℃で空気圧が200kPaになった所で、
12時50分頃に3本目を走る事に致しました。

ちなみに、
気温は18.6℃で、
路面温度は16.7℃と、
路面温度は午後にも関わらず、
この日最も低い状態です。




すると、
ベストは40秒217で、
サブ40は出来なかったものの、
ファイナルを戻した事で、
リズム感も元に戻り、
40秒台前半にてコンスタントに走る事が出来、
ファイナルは以前のままの方が良さげという感触となりました。

つまりは、
せっかく作った特注スプロケットはお払い箱です(笑)。




そして、
ファイナルを元に戻しても、
ホームストレッチは2本目とほぼ同じ111km/hという最高速が出せたので、
最高速が伸びたのは、
ファイナルのせいではなく、
冬でエンジンが回っていたか、
あるいはリアショックのイニシャルを抜いた事で、
それが加速に有利になったのか、
あるいは両方か、
と言った印象です。




そして、
裏ストレートエンドの最高速は、
これまでは102km/h位が最高だったのが、
よほど奥まで突っ込んだ時だったのか、
一発だけと言った調子で、
裏ストレートでも108km/hという最高速が出せて、
この日はタイムは出ないものの、
最高速祭りとなりました。




ECUの書き換えに過大な期待をしたものの、
タイムアップしなかったという経験則から、
スリックタイヤにもあまり過大な期待はしないで来ましたが、
その心意気は正解となりました(笑)。

ただ、
見た目がクールなので、
精神衛生は良い感じで、
前述のように、
路面状況が良い時に走りたい感じです。




タイヤ同士をぶつけてプロフィールを比較した際は、
フロントタイヤに関しては、
ディアブロスーパーコルサV4と似た感じでしたが、
走っててあまり攻めておらず、
乗っている人間的にはバンク角も浅めで走ってた感じなのに、
ディアブロスーパーコルサV4ではフロントは数ミリアマリングが出来るのが、
V02ではエッジまで使ってる感じで、
こちらも精神衛生上イイ感じです。




左側もギリでアマリングは無い感じです。




パワーをかけるリアの右側も、
御覧のようにサラっとしていて、
いかに路面温度が低かったかと言った感じです。




アブレーションも特に無い感じです。




本当に見事なまでにピックアップが無いですが、
日曜にレン耐というモンキーとかのレースが有り、
月曜は誰も走ってなかったとの事で、
レン耐のマシンがタイヤカスを全部拾ってしまったのでしょうか?




この日はサーキットのオーナー氏が話し相手になってくれた事で、
間が持って良かったですが、
そちらの世間話に夢中になる余り、
あまり走行の方には気合いが入らなかったので(笑)、
やっぱり一緒に走る人が何人かは居ないと寂しいと思いました。




そして、
1時半過ぎには撤収する事に致しました。




積み込みを終わらせた所です。




最後に結論(ドドン)。

溝が有るタイヤの、
溝の部分の段減りや、
逆履きした時のパターンの認知的不協和がストレスだったので、
それが無い事はスリックのメリットだと思いました(笑)。


本日のベストタイム(右周り新コース)
40秒217
(それまでのベストタイム【ZX-25R】 39秒458 2024年5月21日)

走行前の距離:6,795km
走行後の距離:6,830km
走行距離:35km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・気温が低いせいかパワー感が有った
・リアショックのイニシャルを抜いて立ち上がりでリアが下がる感触は良かった


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・路面温度が低くラバーグリップも皆無だった
・久々の走行とギャラリーが居ない事でテンションが高まらずキレモードに入らなかった
・52Tのリアスプロケットはちょっとショート過ぎて走りにくかった
・気温が低いせいか走行後の空気圧の落ち込みが大きかった
・スリックタイヤは路面温度が高くラバーグリップの有る日にも走らないとスパコルとの違いは分からない印象だった


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・メーターの時刻を合わせる
・リアショックのイニシャルを元に戻す
・ワイドオープン対策でハンドルを一文字に近付ける


2024年12月10日 更にアップハン化他


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