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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023) > 2024年5月14日

M.S.L.HOBBYで71回目の走行



私も野上さんも冬眠していたという調子にて(笑)、
この日は、
私は前回の走行から半年余り経った175日振り、
野上さんに至っては約8ヶ月経った245日振りにて、
今年(2024年)初めて鹿児島県のM.S.L.HOBBYにやって参りました。




8時過ぎ頃到着してました。






今年に入って南九州は雨が多いのですが、
この日は雲1つ無い快晴で、
コースも割とレーキー(キレイ)でした。(^^)

つまりは最高のサーキット日よりです。




野上さんが働くカワサキプラザ宮崎さんに、
かなりカスタムパーツがテンコ盛りだったZ250SLの事故車が入ってきたという事で、
ニコイチライクにて、
そのカスタム車から色々とパーツを移植して、
野上さんのZ250SLはかなりアップデートされてました。




全く効かないノーマルのブレーキシステムから、
サンスター製のディスクローターや、
ブレンボの削りのキャリパーに交換されていて、
ゴイスーなアップデートです。




マスターもブレンボ製のφ15のやつに換装されていて、
ラジポンをサーキットで経験した事が無かった事も手伝い、
野上さんはブレーキの進化にかなり期待しているようでした。




昨年の転倒でノーマルのステッププレートは割れてしまってましたが、
ステップ周りもちゃんとしたバックステップに換装されてます。




リアショックもYSS製のリザーブタンク付きのやつですが、
沈ませてみますと、
まるで迷惑メールに使われている日本語のような、
おかしなフィーリングで、
どうやら伸び側のダンピングの調整機構が壊れているっぽく、
ダンピングは最強に近い感じになっていて、
その辺は今後修理が必要だと思いました。




元々の事故車には前後共にゲイルスピードのホイールが入っていたものの、
フロントホイールはリムがだいぶめくれている箇所が有り、
ホイール修正の業者さんに今の所3ヶ所から修復不可の回答をもらっているとの事で、
現時点ではリアだけ4インチのゲイルスピード製のホイールが奢られている状態です。

ちなみに、
車体色のブルーに金色のホイールはバランスがイイ感じで似合ってました。




この時点では、
この後に起きる不幸は予想出来ず、
アップデートされた車体に期待が持てる感じでした…。




次には私のZX-25Rの記念撮影をかましました。

ちなみに、
落ち目の格闘家のタトゥーの数のように、
Z250SL、Z400、ZX-25Rと、
M.S.L.HOBBYを走らせる私のバイクの気筒数も増えていきましたが、
格闘家と違い、
私の " いきがり " はこれで頭打ちです。

つまりは、
4気筒を越えた気筒数の選択肢は有りません。




ハンドルはハンドルクランプ部分を『ツアー』にして、
ツーリング仕様のままですが、
この割かしアップしたハンドルがどんなもんか楽しみです。




これまではドライブスプロケットをノーマルの14Tから15Tへと、
ロングのファイナルで走ってましたが、
ショートでタイムが出るかどうか試したかったので、
一気に13Tと2丁もスプロケを小さくして、
かなりなショートのファイナルにしてみました。




左から右に切り返しながらのシフトダウンにて、
シフトペダルが近い事から、
ペダルの下につま先がハマったまま外れなくなるトラブルが多かったので、
今回はペダルをステップから少し離して取り付けてみました。

こちらも、
地味にですが個人的に期待している変更です。




クーラントは昨年までの赤いやつから緑のやつに変更しています。






そして、
以前から楽しみにしておりました、
ディアブロスーパーコルサ " V4 " をついに投入してみました。




パターンも変更されてますが、
『D』の刻印も付くようになりました。




私は宇宙から見れば、
ただの小さなチリに過ぎませんが、
ZX-25Rに乗ってる時には、
かなりパワフルなチリになれます。




ところが、
以前にもやってしまったポカにて、
ノーマルホイールからゲイルスピード製のホイールに交換する際、
あろう事かABSのセンサーのローターを付け替える事を失念しておりました。




↑は、
前日の夜に撮影した画像ですが、
前日の夜にお風呂に入る前に(笑)その事に気付いて、
仕方無いので夜の9時にローターを取りに、
わざわざお店まで出向きました(笑)。

そして、
その後カワサキプラザ宮崎さんまで行ったら、
野上さんはまだ作業していて、
私のZX-25Rはすでにトランポに載せられていたので、
取り付けは現地で行なう事にしました。




という訳で、
「全くメンドクセーなー」と言った調子にて(笑)、
フロントホイールを外してローターを取り付けました。




その後、
2台共タイヤを温めて待機している間、
路面のチェックをかねてコースを歩きましたが、
特に問題も有りませんでした。




どちらも4インチ幅のゲイルスピード製のホイールで、
リアだけ『ゲイルスピード・ブラザース』と言ったイキフン(雰囲気)です。

ちなみに、
私は " 控えめな " 性格なので、
" 変えてる感 " を醸し出さないよう黒い色をセレクトしております(笑)。




9時半から1本目を走りましたが、
ファイナルをショートにした事で、
立ち上がりの加速感が凄く、
しかし、
その加速感に負けじとタイヤのグリップ力も高い感じで、
乗っていてだいぶ気分が良かったですが、
ハイグリップ感はタイヤが新品な事によるものなのか、
はたまたディアブロスーパーコルサのV3からV4への進化のお陰なのかは、
残念ながら私がボンクラライダーのせいで良く分かりませんでした(笑)。

ちなみに、
巷では、
V4はV3より剛性が上がっているみたいな評価をされる方もいらっしゃいますが、
前述のように、
私はボンクラなので違いは全然分かりません(笑)。

あと、
タイヤのグリップ力が上がっている為か、
パッドを交換したばかりだからか、
あるいは両方かと言った調子にて、
裏ストレートエンドのブレーキングでテールが浮きやすくなり、
1本目はそれを楽しんでもいました。

そして、
タイムは40秒969と、
ギリでサブ41(41秒切り)は達成していました。






1本目を走った後のフロントタイヤの様子で、
割とサイドまで使えています。




リアの右側は、
「うお〜! パワーをかけてるぞ〜!」
と言った感じで走っていて、
フツーにサーキットを走ったみたいな荒れ具合ですが、
全然滑る感じは無かったでした。




こちらはリアの左側の様子です。




野上さんのZ250SLは、
スロットルを開けると失火するという症状が前日から出ていて、
1本目はそれに気を取られたのか、
ベストは46秒91と、
だいぶゆっくり走っていたようで、
もっと走って確認したいと、
10時から1人で2本目を走り始めました。




失火する症状はだんだんと改善されていたようですが、
パドックから聞いていても分かる感じにて、
エンジン音が急に高くなる時が有って、
明らかにクラッチが滑っていて、
最高速もそのせいで20キロ位は損しているようでした。




という訳で、
2本目のベストは45秒06と、
だいぶバイクに慣れて、
1本目に対して一気に2秒近くタイムを縮めましたが、
昨年は42秒台で走れていたので、
まだ3秒位は遅い感じです。

ただし、
ブレーキは良く効くようで、
そこだけ感動してました(笑)。




私の2本目、
野上さんの3本目は10時35分頃から開始しました。

そして、
2本目はファイナルショートのベストである、
40秒416というタイムを出しました。



↑は裏ストレートエンドでリアが浮いているという車載動画です。

ちなみに、
着地した時にハンドルがブルっと左右に振れる事で、
その後の倒し込みにスムーズさが無くなるので、
タイムアップには逆効果な側面がこれまで多かったのですが、
ファイナルショートに伴い、
しっかり止めてから曲がるというスタイルを意識したせいか、
1〜2本目はそんなに悪影響も無かったようで、
「SBKのトプラックみてーにもうガンガン浮かすしかねーな」
とも思いました(笑)。




そうは言っても、
自己ベストにはほど遠いタイムが悩ましかったので、
3本目を走る前に、
昨年までのドライブスプロケットの15Tと、
1〜2本目の13Tの間である、
ノーマルのファイナルとなる14Tのスプロケットに交換する事に致しました。

という訳で、
↑はわざわざ持ってきたインパクトレンチを使って、
サーキットに備え付けのコンプレッサーでスプロケットを交換している様子ですが、
自分でも、
よくもまーこんなめんどくさい事をやってるなーと感心致します(笑)。




14Tに交換したドライブスプロケットです。

ちなみに、
13Tのスプロケットを外す際に、
緩み止めのワッシャーのツメを広げる時に使うハンマーを持ってくるのを忘れてしまったのですが、
インパクトレンチのお尻の部分をハンマー代わりにしてなんとかしました(笑)。




1〜2本目はしっかりバイクを止めて、
ワイドオープンで立ち上がる走りをしていて、
それはそれでショートのパワー感を味わえて楽しかったのですが、
それじゃーベストは更新出来なさそうだったので、
ノーマルファイナルにした後は、
ワイドなラインで走るようにして、
路面温度が50℃にもなってタイヤがタレてきていたにも関わらず、
この日のベストの40秒285というタイムを出しましたが、
自己ベスト更新は出来ませんでした。

まー、
半年振りの復活なので、
こんなもんかなという感じでも有りますが、
歯がゆい気持ちは否めません。



1〜2本目はショートによりかなりリアタイヤにパワーをかけて走ってる感が有ったものの、
バイクを早めに起こしていた為か、
スライドする感じは無かったというのに、
ファイナルロングでパワー感が無いのに、
3本目はラインがワイドなせいでバイクが寝ている時間が長かったせいか、
立ち上がりでリアがスライドする事が有りました。

しかし、
相変わらずのディアブロスーパーコルサのスライド特性の素晴らしさにより、
きれいなスライドなので問題は無かったです。

しかし、
この日のベストを出した後の周回で、
第1コーナーで突っ込み過ぎてクリップにつけなかった後の第2コーナーにて、
フロントがダダッと流れて転びそうになり、
それをキッカケにしてこの日の走行は終了と致しました。

でもって、
↑がその時の車載動画です。




リアの右側だけ、
だいぶサーキット走行っぽい荒れ具合でした。




とりあえず久々の走行で、
2人共コケなくて良かったですが、
私は割とコケる寸前ライクで、
今にも転びそうな調子で走ってました。

そして、
野上さんのベストは4本目の44秒15というタイムで、
自己ベストより2秒も遅かったのは、
単純にクラッチが滑っている事が原因のようでしたが、
こうしたハード側の問題の発生は想定外だったので、
次回のリベンジに期待という感じです。




お昼には、
野上さんはコンビニのソバ、
私は量少な目のカットフルーツを食べました。


本日のベストタイム(右周り新コース)
40秒285
(それまでのベストタイム【ZX-25R】 39秒930 2023年9月9日)
(それまでのベストタイム【Z400】 39秒809 2022年10月25日)

走行前の距離:5,406km
走行後の距離:5,440km
走行距離:34km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・タイヤが新品でハイグリップ感が有った
・ファイナルショートは乗っていて楽しかった
・裏ストレートエンドのブレーキングでリアが浮いても恐怖心が少なかった


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・ストロークを減らした事でシフトのフィーリングが固かった
・ファイナル13T×50Tは3速で進入するコーナーで遅かった
・ファイナル14T×50Tはパワー感が無く乗ってて楽しくなかった
・第2コーナーでアンダーステアが出て転びそうになった


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・チェンジのストロークを多くする(軽い操作感にする)
・チェンジペダルを滑りやすいものに交換する
・楽しい事優先にてドライブスプロケットを14Tから13Tへショート化


今後やるべき事(個人的な備忘録)

・野上さんにとっととクラッチ交換するよう煽る


2024年5月17日 ファイナル他セッティング変更


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