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マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023)
> 2023年5月10日
ブレンボキャリパーに交換
ZX-25Rを購入し、
慣らし運転にてストリートを走っていた時は、
停止する際に、
シフトダウンによるエンブレのみで十分に減速されてしまい、
ブレーキをかけるのは、
速度がほんの数キロ程度まで落ちた後の、
ほんの1秒もない位という状態だったので、
こんな調子で走っていたら、
ブレーキパッドなど永遠に減らないなと思っておりましたが、
それでは実際のブレーキの効き具合も分からない為、
誰も居ない敷地内にて、
試しにフツーに制動目的にてブレーキをかけた所、
もちろんフツーのバイクとしては必要にして十分な効きなのですが、
以前のφ14のマスターに、
65mmピッチのブレンボキャリパーの組み合わせのZ400と比較致しますと、
「なんだなんだー! ブレーキが全然効かねー!」
という気分になって、
「どこか壊れてんじゃねーのか?」とばかり、
バイクを停車した後でバイクから降りてブレーキ周りを見回してしまった程で、
その後何度かブレーキを試している内に、
「原因はキャリパーのピストン径だ」と思い、
お店に戻ってきてから、
以前にZ400で使っていたブレンボキャリパーのピストン径と、
ZX-25Rのノーマルキャリパーのピストン径を調べてみた所、
65mmピッチのブレンボキャリパーのピストン径は、
4個全てがφ34で、
それに対してZX-25Rのトキコ製のキャリパーは、
φ32とφ30の異形4ポットで、
だいぶ径が小さい事から、
相当に強く握らないとブレーキは効かないという事が分かりました。
↑は、
フツーに使ってる分には何の問題も無い、
必要にして十分な純正のトキコ製キャリパーです。
ちなみに、
個人的にパッドはすでにメタリカのスペック03に交換はしておりましたが…。
という訳で、
当初は、
「最初っからモノブロックのラジアルマウントキャリパーだし、
キャリパーはそのままでマスターだけ替えれば大丈夫だろ」
と高をくくっていたのですが、
このままではこれまで通りのブレーキングは出来ないとばかり、
ピストン径がφ34のキャリパーを探し、
結局↑のブレンボ製のキャリパーを購入してしまいました。
当初の予定よりすでにだいぶ予算オーバーしているというのに、
人間というのは弱い生き物です(笑)。
ただ、
自己弁護を許して頂ければ、
私のZX-25Rはシングルディスクなのでまだ良いですが、
これがダブルディスクだった場合には破産しそうです(笑)。
ちなみに、
私のニーズはφ34のピストンなので、
メーカーはブレンボじゃなくてもニッシンでもトキコでも何でも良かった訳ですが、
その事をカワサキプラザ宮崎の野上さんに話しますと、
「(盆栽目的の)フツーの人はキャリパーを色と予算で選ぶもので、
ピストン径で選ぶ人など居ないです」と、
苦笑いされました(笑)。
購入する前に、
パッドを取り付ける為のピンが見当たらないので、
どうやってパッド交換するのか分かりませんでしたが、
実物を手にしてみますと、
パッドはディスクローターが通る部分にズラして交換するようで、
こうしたスタイルのキャリパーは生まれて初めてのような気が致します。
年寄りなので失念しているだけかもですが(笑)。
キャリパー自体はすでに少し前に届いていたのですが、
それを取り付ける為のボルトやカラーや、
ブレンボキャリパーに合わせたピッチが1mmのバンジョーボルトが、
この日の夕方に届き、
居ても立ってもいられないという調子にて、
すぐに取り付けにかかりました。
ちなみに、
カラーは、
このキャリパーの場合、
通常ですとZX-25Rは9mmの厚さのカラーが推奨のようですが、
私のZX-25Rは、
ディスクローターをφ320と、
直径値で10mm、
半径値で5mm大きくしておりますので、
カラーの厚さは14mmをセレクト致しました。
という訳で、
ちゃちゃっと取り付けてみました。
おおっ!
盆栽ライクなのでブレンボとかどうでもイイと思ってたけど、
やっぱ取り付けるとカッケー!(爆)
と、
政治家先生顔負けのご都合主義っぷりです(核自爆)。
レバーストロークも、
いかにもマスターとキャリパーのピストン比がデカくなりました的に増大致しました。
黒っぽい車体色に対して、
アクラポビッチのロゴと、
リアショックのスプリングと、
狙った訳ではなく偶然ですが、
キャリパーの『brembo』の文字が、
赤い"差し色"となってクールです。
ただ、
前述のように、
私のニーズはφ34のピストンだったので、
狙った訳ではないとは言いつつも、
ブレンボのラインナップに有る様々なキャリパーの中で、
φ34のこのキャリパーの色合いが、
私のZX-25Rには合っている事で、
予算オーバーにも関わらず、
購入に向けての、
私の背中を押す理由の箇条書きの1行になった事は事実です(笑)。
そして、
その後にちょっと試運転しましたが、
トキコ時代とはうって変わって、
以前のような効きが戻ってきたものの、
車体が軽くパッドをより効くやつに交換していたZ400よりかは、
効きは弱いという感じで、
今後はパッドをメタリカのスペック03に替えないと、
サーキットでは不満が出そうな印象でした。
まーしかし、
とりあえずハードとしてはZ400と同じ感じになったので、
以前のストレスは緩和され、
見た目もカッコ良くなったので、
だいぶ満足感は高いです。(^^)
ちなみに、
以前記述したように、
今の所5月16日(火)が、
ZX-25Rのサーキットでのシェイクダウンとなる予定です。
楽しみだな〜!(^^)
2023年5月11日 イニシャル調整他
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