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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023) > 2025年5月13日

M.S.L.HOBBYで82回目の走行



カワサキプラザ宮崎ワークスの面々ですが、
野上さんとKさんは、
あろう事か4月22日に私に内緒でコソ練に行っていたものの(笑)、
この日は、
年長者(私)も仲間外れにはされず、
3人揃ってM.S.L.HOBBYにやって参りました。




朝が弱い野上さんに事前にモーニングコールし、
7時半前には現地に到着出来ました。




という訳で、
カワサキプラザ宮崎ワークスの3台です。




カワサキプラザ宮崎さんのスタッフ以上にスタッフっぽいイキフン(雰囲気)のKさん(笑)。

ちなみに、
ベストタイムを42秒台前半に寄せてきた事で、
Kさんに対してサーキットビギナーという印象は個人的にすでに払拭され、
今はフツーに速い人と言った印象になりました。




2日前と3日後は雨予報でしたが、
間に挟まれたこの日は絶好のサーキット日よりでした。




カウル付きのKさんのZX-25R。

「カウル付き」とわざわざ言う必要は本来無いのですが(笑)。




KさんのZX-25Rは、
前々から私がお勧めしていた、
ノジマエンジニアリング製のリンクプレートに交換されてました。

メーカー曰く、
これでシート部分にて23mm車高が上がるとの事で、
ZX-25Rは元々がバンク角不足ですし、
現実的にKさんはブーツの先端を擦ったり、
あるいはゼブラにぶつけてペダル類を曲げたりしていたので、
それが解決されれば大幅なタイムアップが期待出来ますが、
あるいはキャスターが立つ事に対して面食らって、
タイムダウンという可能性も有ります。

しかし、
最初の内に違和感にてタイムダウンしたとしても、
「乗りかけた船」ライクにて、
元に戻すという選択肢は無く、
この状態に慣れていくしかないと思われます。

ちなみに、
肉抜き加工もクールで、
見た目も良いので、
単純にドレスアップもした感じです。(^^)




スイングアームの垂れ角が大きくなる事で、
マフラーカッターがスイングアームに接触してしまったので、
不可抗力にマフラーカッターは外したようですが、
小僧感が出て個人的にはこっちの方が良いと思いました(笑)。




これまでの走行でリアタイヤの右側がお亡くなりになった事から、
リアだけディアブロスーパーコルサV4のSPの新品に交換されてましたが、
Kさんはまともな方なので当然 " 正履き " でかましております。




私もリアタイヤがお亡くなりになっていた為、
リアだけディアブロスーパーコルサV4のSC1の新品に交換してきたので、
「リアだけ新品に交換ブラザース」
と言ったイキフン(雰囲気)ですが、
私は変態なので新品からいきなり " 逆履き " でかましております。

って誰が変態やねん!

やかましーわ!


※関西の視聴者様へのサービスです。


ちなみに、
5年前(2020年)のMoto2カタールで優勝した長島哲太氏が、
今年(2025年)のカタールにてMoto2の予選の解説をされていた際に、
Moto2やMotoGPマシンは、
予選で最初のタイムアタックをした後でピットインし、
タイヤ交換して2度目のアタックをする際、
本当はフロントタイヤも交換したいものの、
フェンダーを外すのが大変なので、
リアだけ交換してコースインするものの、
それだとリアだけがグリップしてしまい、
フロントを押してプッシュアンダーになり、
フロントからスリップダウンする事が多いので注意が必要みたいな事を仰っていて、
大変参考になりましたが、
私自身がZX-25Rでの過去2度の転倒にて、
全てプッシュアンダーによるフロントからのスリップダウンだったので、
Kさんにもそれを気を付けるよう自戒を込めて注意しておきました。




また、
私のZX-25Rのフロントは、
新品で逆履きでかましていたレーステックRRを、
2回走行したという事で" 正履き " にひっくり返してきました。




Grokさん(AI)にストレートで伏せるように言われたので、
伏せた際にヘルメットが当たらないよう、
車載カメラはオフセットしてきました。




私のZX-25Rのこの日の目玉商品は、
なんと言ってもリアショックのスプリングの、
75N/mmから100N/mmへの交換で、
これが吉と出るのか凶と出るのか楽しみですが、
KさんのZX-25Rは物理的に、
私のZX-25Rは走行中にて、
リアの車高が上がるという意味では似たセッティング変更です。




それから、
ラムエアダクトも装着してきましたが、
ラムエアダクトは時速150キロ以上位で効果を発揮しそうなシロモノ家電なので、
老年男性にとってのバイアグラのような効果は期待出来ず、
昭和のラブホテルに有った『まむしドリンク』レベルの効果、
つまり言いたい事としては、
「気休め」程度な装備という感じです(笑)。




Kさんも直前にオイル交換していたようですが、
私もオイル交換してきました。




それから、
キズモノになってしまった『トランスペアレント・ラジエーター・リザーブタンク』は、
レーサーライクなシンプルなやつに交換してきました。

これで約0.7キロ位の軽量化になってます。




野上さんのZ250SLは特に変化無しです。




その後3人で掃除しにコースを歩きましたが、
第1コーナーのイン側に花が咲いていて、
心がレーキー(キレイ)な私はそれを拝んで癒されましたが、
残りの心が汚れた大人達は、
「クリップ付近だったらむしってたwww」
みたいな無慈悲な事を言ってました(笑)。




野上さんとKさんは、
第1コーナーのアウト側に積まれたタイヤが黒っぽい事から、
同じく黒っぽい私が転倒していると錯覚するらしく、
Kさんに至っては、
本当に私が転んでいると思ってホームストレッチで減速してしまった事もあるそうです(笑)。

誰が廃タイヤと同じやねん!

やかましーわ!


※関西(中略)です。


ちなみに私は、
走行中にこの廃タイヤが視界に入るスピードレンジでは走ってないので、
こんな廃タイヤの山が " 有る事すら " 知りませんでした(爆)。




インフィールドの左コーナーと左コーナーの間のストレート部分は、
黄色い置物がたったの2個しか置いておらず、
それもだいぶアウト側に寄せられていて、
想像するに、
ミニバイクの方達の走行ラインは、
クラッシュパッドやコンクリートウォールに添いまくりだと思われました。




という訳で、
1本目は8時半頃から走り始め、
気温は19.5℃、
路面温度は26.8℃と、
絶好のコンディションです。




丁度Kさんを追いかけている時に、
「前走車を追う効果」にて、
一発タイムという感じですが、
私は1本目から39秒767というタイムを出し、
1本目にサブ40(40秒切り)したのは初めてですが、
コースイン直後は例の「ストレートで伏せる」を試していたものの、
それだとブレーキングポイントが手前にきてしまい、
下手するとブレーキを2回かけちゃうみたいな、
ビギナーライダーみたいな事までやらかしてしまい、
早い話が伏せるのは悪影響しか無い事が確認出来て、
それをやめて本来の走りをしたらタイムが出ました(笑)。




野上さんの1本目のベストは43秒92と、
ブレークイン(慣らし運転)と言ったイキフン(雰囲気)です。




この日は、
41秒台前半に寄せて、
野上さんの自己ベストも大きく上回って大差をつける気満々にて、
Kさんは鼻息が荒かったのですが、
前述の事前の注意も虚しく、
Kさんは1本目に裏ストレート手前の右コーナーにて、
例のプッシュアンダーで、
フロントからのスリップダウンで転倒してしまいました!

ちなみに、
人生で初めてのバイクでの転倒との事で、
Kさんは転倒するイメージは全然無かったので意外な感じです。




Kさんによりますと、
右コーナー立ち上がり部分にて、
トラコン介入のランプが消えた所で、
「ランプが消えたのでスロットルを開けても大丈夫」
と思ってスロットルをワイドオープンしたら、
新品のタイヤが仇となったのか、
そこでプッシュアンダーによりフロントからスリップダウンしたようで、
「トラコンに頼っていればリアが流れて転倒する事はないだろう」
という先入観が強かったのかと思われますが、
リアが流れなくてもフロントが流れて転ぶ事も有るという事で、
Kさんは既婚者なので、
バイクの運転というものは、
まるで『配偶者の親戚との付き合い』かのように、
「一筋縄ではいかない」
と感じたのではないでしょうか。




「フレームクラッシャー」になると悪名高い、
カワサキ純正のスライダーは、
不幸中の幸いか、
フレームは壊さずにプロテクター部分だけが " モゲた " だけでした。




不倫が発覚して「詰んだ」と思った俳優のように、
ブレーキペダルは空を見上げています。




ブレーキペダルとは裏原宿にて、
フェンダーレスキットのウィンカーステーは、
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
みたく、
下に向けて曲がってますが、
恐らく、
バイクから落ちた際に " 人間が " 曲げたのだと思われます。




フロントが流れて顔面から地面に落ちたようで、
ヘルメットのシールドがキズだらけです。




最近はヘルメットも非常に高価なので、
バイクの修理代よりも新品のヘルメットの方が高くなりそうなイキフン(雰囲気)です。




ブレーキレバーも曲がってしまい、
アフターパーツの削り出しのレバーと違い、
キャスト(鋳物)製の純正のレバーは、
無理に曲げるとポキっと折れる可能性も高いのと、
単純に体も痛いという事で、
Kさんの走行は1本目で " お開き " となってしまいました。

しかし、
リアの車高が上がった事で、
ブーツの先端が地面に擦る事も無くなり、
リンクプレートの交換は効果が有った事は体感出来たようです。




すると、
我々と同じ宮崎より、
GSX-S125を持ち込む方がいらして、
2人で交代して乗るようでした。

ちなみに、
1人の方は、
HSR九州の本コースを大型のバイクでは走った事が有るものの、
M.S.L.HOBBYは初めていらしたとの事で、
GSX-S125は中古で購入したばかりで、
タイヤもストリート用のままなので、
この日は本当に様子見と言った感じのようでした。

という訳で、
鹿児島のサーキットだと言うのに、
この日は宮崎県民でコースを独占していた感じです。




Kさんには申し訳無いですが、
野上さんと私は、
9時半頃から2本目を走り始めました。

ちなみに、
気温は21.6℃で、
路面温度は35.1℃まで上がってきました。




私は2024年の5月21日に自己ベストを出してから、
そろそろ1年経つ感じで、
この日に自己ベストを更新しないと1年を過ぎてしまうので、
そうした意味では、
この日はラストチャンスだったのですが、
僅か0.023秒にて、
ギリギリ1年を経たずにして、
2本目には39秒435という自己ベストを更新する事が出来ました!

また、
一応以前の自己ベストは39秒4だったものの、
それ以降は、
大体39秒8程度で走っていて、
これまでは、
「40秒台の部屋の住人が、
時々39秒台の部屋に片足を突っ込む事が有る」
という感覚だったものの、
この日は、
39秒6位はコンスタントに出せる感触を掴み、
「39秒台の部屋の住人が、
時々40秒台の部屋を覗く事も有る」
みたいな感覚になれました。(^^)




野上さんは42秒15まで詰めてきて、
ご自身の自己ベストまであとコンマ2秒くらいですが、
ここ1年以上にも及ぶスランプから脱してきてるイキフン(雰囲気)です。



↑は、
ベストを出すまでの5周の車載動画で、
39秒680という全く同じタイムを2回出した後、
最終コーナーの手前の右コーナー立ち上がりでリアが流れ、
39秒965までタイムが落ちた後、
その次の周で39秒435というベストが出せました。

ちなみに、
BGMはノリ良く『ラムシュタイン』にしてみました(笑)。




Kさんはギャラリーとなってしまったので、
パドックからの撮影を頼みましたが、
普段カメラなど全く触る事は無く、
シャッターを押した経験は、
かなり以前に使った『写ルンです』だけだと謙遜されてましたが、
これまでのヘルパーのワースト3に入るターヘーさの野上さんと比べて、
全然撮影は上手かったでした(笑)。

という訳で↑は、
Kさんに撮影された野上さんです。




だいぶクリップを奥に取ったラインだという事が分かります。




最終コーナーを走る野上さん。




MotoGPライダー気取りにて、
コースイン直後にブレーキに熱を入れている私で、
野上さんだとこういうシャッターチャンスも逃しまくりで、
リアタイヤが地面に落ちた時にシャッターを押してるレベルでしたが(爆)、
Kさんはシャッターチャンスを逃さず大したものです。(^^)




野上さんとランデブー走行する私。




ストレートエンドでパッシングしたというショット。




シャッターを長押しすると連写になる事を伝えてなかったせいか、
連写になってました。(^^)

ちなみに、
私はアゴを引かず上半身も起きているので、
お世辞でライディングフォームはカッコ悪く(笑)、
アゴを引いて前傾度も高い野上さんのフォームの方が、
戦闘的なフォルムです。




最終コーナーを走る私で、
リアショックのスプリングが柔らかかった時代は、
ここでハッキリと体感するレベルにて、
リアの車高がグッと下がるのが分かったのですが、
この日はそれが無く、
スイングアームの対地角が増えた事で、
アンチスクワット効果でリアが踏ん張ってる事が体感され、
それで極端な立ち上がり重視のラインとなり、
面白い事に、
相対的にフロントのグリップに対する不安感も払拭され、
進入スピードを上げて無理する事なく、
立ち上がり重視だけで39秒台のタイムが出るようになりました。

言いたい事としては、
リアショックのスプリング交換は大成功です。(^^)v




GSX-S125氏とZ250SLを駆る野上さん。

排気量は倍違いますが、
単気筒仲間と言ったイキフン(雰囲気)です。

ちなみに、
こちらのライダーの方は、
野上さんのZ250SLを拝んで、
「Z250SLイイですよね〜」
みたく仰っていて、
以前にもそういう方が声をかけてきた事が有って、
サンプルは2例ですが(笑)、
M.S.L.HOBBYでは、
Z250SLがサーキット野郎に人気な印象です。

「漢は黙って国産4発」教の布教も頑張らねば(笑)。






ヘアピンでの連写。

ちなみに、
コーナーを「U字」工事で走る他のライダーとは異なり、
私はここの立ち上がりでバイクをアウトには寄せず、
センター付近を目指して立ち上がってますが、
この日は、
ストレートエンドで強くブレーキをかけて極端に減速し、
更にセンターよりイン側から立ち上がる事も試していました。

つまりは、
まるで政府与党にとっての国民くらい、
コーナーリングスピード軽視です(笑)。




最終コーナーでは、
以前よりもリアを沈ませてないのにヒザが地面に当たる感じで、
単純にアベレージが上がった事でバンク角が増えたっぽいです。




最終手前の右コーナーを走る野上さん。

被写体もしっかり中心に据えてて、
Kさんはサーキットライディングの吸収も早いですが、
撮影のコツを掴むのも早い感じでエクセレントです。(^^)




インフィールドの最初の左コーナーを走る私。

この日は、
この手前でブレーキをワンテンポ遅らせて、
より奥まで突っ込む練習をしましたが、
やっぱり怖くてビビリミッターが働きました。




この右コーナーは、
自分でも笑っちゃうくらい、
最近は極端なV字のラインで走ってます。




以前はピットロードとコースを分けてる白線の外側まではらんで走っていたのが、
最終コーナーの手前の右コーナーをV字で走る事で、
最近は白線を超えなくなってきました。




第1コーナーを進入する野上さん。

こうして見ると、
だいぶ奥まで突っ込んでます。




同じく私。

野上さんはだいぶ奥まで突っ込んでると思いましたが、
それよりライン1本くらい私の方が奥まで突っ込んでるっぽいです(テヘペロ)。

でもって、
走行後にはKさんから、
野上さんと比較して、
「バンキングスピードとバンク角がエグ過ぎる」
と言われましたが、
野上さんは、
「2秒もタイムが違うんだから当然」
みたいな自己弁護をかましてました(笑)。




ここは、
パドックからの撮影ですと、
どうしても手前のコンクリートウォールにピントが合いがちです。




コースが右回りの新コースになってからは、
私はここのイン寄せが甘くなったと思っていたのですが、
↑の画像で見ると、
割とちゃんとインまで寄せてました。

手前みそですが(笑)。

それにしても、
アゴが出ていて誠にカッコワリーフォームです(笑)。




インフィールドの最後の左コーナーから右コーナーに切り返す際、
事前に『逆ハングオン』している私。

ちなみに、
以前Kさんと2人で走りに来た際、
コースを歩きながら、
ここで逆ハングオンする事を伝えていましたが、
Kさんにその証拠画像を撮影して頂く結果となりました(笑)。

また、
ここで『逆ハングオン』をかますライダーは、
私が知る限りM.S.L.HOBBYには居ないと思われますが、
野上さんとKさんは、
私のスタイルをクリパーすべく、
ストリートでのツーリングの際も、
これのイメトレをやっていたらしいです(笑)。

でもって、
走行後には、
野上さんから、
「ここの切り返しのスピードが速い」
と褒めて頂きましたが、
左から右への切り返しと体重移動がシンクロするノリとは異なり、
事前にやるべき事はやっておくという、
『逆ハングオン』のメリットを最大限に活かしている感じです。

手前みそですが(笑)。




1980年代には、
ツクバの1ヘア(第1ヘアピン)の進入で良く拝む事が出来た、
平忠彦選手が代表的だった事からの、
俗にいう「タイラ乗り」ですが、
現在はスピードが高まり過ぎた事で右側のバンク角が深くなって、
ツクバの1ヘアでやる人は居なくなってしまいましたが、
切り返しで使う人もあまり居ない気がするので、
私は絶滅危惧種かもしれません。




最終クリップ付近の私。

初めてのデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)とは思えない調子で、
Kさんがガチピンで流し撮りしていて感心致します。




こちらは被写体もしっかり中央に有って素晴らしいです。




GSX-S125氏。

この後、
普段はKTMのRC8という珍しいバイクに乗っているという方が、
カーボン製のロッシレプリカみたいな高価なメットを被って、
↑の方から交代して乗っていました。




走行後、
ラジエーターから溢れるクーラントの量は↑程度で、
思ったより少なかったでした。




スプリング交換の違いを確かめる為に、
ファイナルはそのままで持ってきましたが、
3本目を走る際、
2本目にベストも出した事ですし、
データが欲しいという事で、
リアのスプロケットを50Tから、
以前に特注で製作した後でお払い箱にしていた、
52Tのスプロケットに交換する事に致しました。




ギャラリー(オッサン2人)は、
「よくそんな面倒臭い事をサーキットのパドックでやるなー」
みたいな事を言ってましたが、
私自身も自分でそう思いながらも、
サーキット野郎の悲しい佐川急便にて、
ちゃちゃっと52Tに変更致しました(笑)。

でも、
本来のサーキットガチ勢は、
パドックにて手組みでタイヤ交換してる人なんでザラに居る感じで、
この程度の作業は『子供のたわごと』レベルだと思われます。




野上さんはすでに10時20分頃から走り始めてましたが、
私は10時35分頃から3本目を走る事にしました。

ちなみに、
気温は23.6度で、
路面温度は42.3℃と40℃を超えていたので、
前後共に空気圧を5kPa抜いておきました。




ファイナルショート化で、
かなりパワー感が増して、
以前52Tのスプロケットを試した際は、
そのパワー感に面食らってしまい、
リズムが狂った事で、
3本目には元に戻して普段のリズムに戻ったなんて事が有りましたが、
1〜2本でとりあえずタイムを出し、
バイクに慣れている状態でショート化するという順番ならば、
違和感も少ないのでは?
という私の読みは当たり、
ショート化してもタイムは39秒6辺りを連チャンで出せました。

ちなみに、
パドックに戻ってきて、
サーキットのオーナー氏より、
「ショートだとタイムが出ないのでは?」
と尋ねられましたが、
「確かにロングの方がスムースな走りとなって疲労度は少なく、
逆にショートは加減速が激しく疲れますが、
『これが俺の走りだ』感は出ます」
と答えました(笑)。




また、
野上さんは1年と9ヶ月という長いトンネルを抜けて、
自己ベストをコンマ6秒と大幅に上回った、
41秒36という自己ベストを叩き出し、
Kさんに対して面目を保ちました(笑)。




しかし、
2番目と3番目のタイムが41秒9付近なので、
ベストはフロッグ(まぐれ)感も高いです(笑)。

ただ、
おニュータイヤではなく、
ユーズドのタイヤで出したタイムなので、
おニュータイヤを履いた際には、
41秒台前半コンスタントの期待が持てます。




路面温度が40℃超えしていた為か、
リアタイヤのエッジには鼻くそみたいなゴムカスが付いてました。




ZX-25Rに乗り換えて、
パラフォーの重いエンジンの為か、
これまでプッシュアンダーに悩まされていましたが、
リアショックのスプリングを標準の固さに戻した事で、
不思議な事にフロントの安心感も増したのですが、
その事も相まって、
フロントのグリップ感に不満は無い感じです。

つーか、
まだフロントに履いて使い続けている、
レーステックRRは結構良いタイヤだと思います。(^^)



↑は、
3本目のファイナルをウルトラショートにした際の、
7周目から9周目の39秒6台を3周連チャンで出した時の、
4Kのままの『撮って出し』の車載動画で、
以前までは、
裏ストレート手前の右コーナーでは、
少しアウトにはらむ事で、
ストレートは蛇行していましたが、
キャスターが立った事で、
本当にまっちゅぐにドカンと加速する走りとなってしまいました。

でもって、
ホームストレッチでは時速110キロ、
裏ストレートでは時速104キロは出せるようになりました。

あと、
ショート化により、
裏ストレート終わりのヘアピンだけクリップ付近で8,000rpmまで回転は落ちますが、
それ以外は10,000rpm以上をキープ出来るようになりました。




午前中、
私は3本走り、
野上さんは4本走ってお開きと致しました。




11時半頃には撤収と、
我々は『巻き』で行動しておりますが、
料金的には、
「1日走った方が有利ですよ」
とGSX-S125氏には伝えていたので、
彼らは午後も走ったかもしれません。




霧島のSAでは、
普段はミニカレー丼を食べてましたが、
自己ベストも更新した事ですし、
フツーにお腹も減っていたので、
この日はフツーのサイズのカレーライスを食べましたが、
Kさんは、
『冷や汁定食』と『チキン南蛮定食』という、
まるで宮崎県に観光に来た人が頼むようなメニューにて、
2人分の定食を文字通りペロっと1人で完食してました(笑)。




以前Kさんに奢ってもらった事が有ったので、
この日は私がKさんにソフトクリームを奢らさせて頂きました。(^^)




私は宮崎に観光に来た人みたいな調子で、
マンゴーのソフトクリームを頂きましたが、
3人のオッサンがソフトクリームを食べている中、
自己ベストを更新した野上さんは、
転倒により1本しか走れなかったKさんにマウントしたりとか、
私以外の2人のオッサンは場外乱闘チックに『舌戦』を繰り広げていて、
私はそれを傍観しておりました(笑)。

でも、
割と寡黙なイメージの野上さんですが、
自己ベスト更新が相当に嬉しかったのか、
帰りのトランポの運転はウキウキな感じで、
前日に会った際には、
「ヒザが痛くて走れないかもしれない」と、
悲壮感が漂っていたので、
その変貌っぷりが面白かったでした(笑)。




久々に自己ベストを更新したので、
M.S.L.HOBBYのホームページにある、
みんなのタイム
にエントリーしようと思ったものの、
サーキットで愛車を記念撮影する事を失念していたので、
店に戻ってから愛車を記念撮影した後、
その画像を使ってエントリーしましたが、
すでに野上さんがエントリーしていてビビりました(笑)。

という訳で、
野上さんはよっぽど嬉しかったっぽいですが、
次回以降、
Kさんの逆襲も楽しみです。(^^)

そして、
2人が切磋琢磨する事で、
3人全員が40秒を切れるようになった暁には、
『チーム・サブ40』
を名乗りたい所存です。(^^)


本日のベストタイム(右周り新コース)
39秒435(ベスト更新)
(それまでのベストタイム【ZX-25R】 39秒458 2024年5月21日)

走行前の距離:7,286km
走行後の距離:7,316km
走行距離:30km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・リアショックのスプリング交換は吉と出た
・リアショックのスプリング交換でフロントの安心感も増した
・進入で頑張らず極端な立ち上がり重視でベストタイムも更新出来た
・最終手前の右コーナー立ち上がりでのワイドオープンがタイムアップのキモだと分かった
・3本目にリアスプロケットを50Tから52Tに変えても今後もイケるという感触だった
・初めて3本全ての走行でサブ40(40秒切り)出来た


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・ストレートで伏せるのは悪影響しか無かった


今回の良かった事(個人的な備忘録)

・野上さんが自己ベストを1年9ヶ月振りに更新して機嫌が良かった
・Kさんは撮影が上手かった


今回の悪かった事(個人的な備忘録)

・Kさんが1本目で転倒してその後走れず体も痛そうだった


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・リアタイヤを逆履きから正履きへ


番外
野上さんのベストタイム:41秒36(ベスト更新)
(それまでのベストタイム 41秒93 2023年8月22日)

Kさんのベストタイム:42秒24(1本目で転倒)
(それまでのベストタイム 42秒11 2025年4月22日)




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