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突き出し変更



私のZX-25Rは、
M.S.L.HOBBYを走っている際、
２速で周るコーナーはクルクル良く向きも変わるのですが、
第１コーナーとインフィールドの最後の左コーナーの、
３速で突っ込む２ヶ所のコーナーにて、
倒し込みが重いフィーリングが有る為、
キャスターを立たせる意味合いと、
今後フロントのイニシャルを上げていった際の相殺の意味合いにて、
この日はフロントの突き出しを多くする作業をかます事に致しました。




まずはフロントホイールを外そうとした際、
もちろんすり割りを縮めるピンチボルトは緩めた状態にて、
フロントのアクスルシャフトが異常に固く締まっていたのですが、
その理由はその後判明致しますので、
お楽しみに（笑）。




突き出しをこれまでの10mmから15mmと、
これまでより5mm、
ノーマルより10mm多くしてから、
確認の為にアクスルシャフトを通しますと、
シャフトを通す左右の穴がズレていて、
スムースにシャフトが入らないので、
最初は理由が分かりませんでしたが、
どうやら、
前回の走行でイニシャルを5mmかけた事が災っていたようで、
イニシャルを全部抜くと、
フツーにアクスルシャフトはスムースに入るようになり、
最初にアクスルシャフトを緩める際に固かったのも、
イニシャルをかけている事が原因のようでした。

という訳で、
これまで私は、
片方だけにイニシャルアジャスターが付いたバイクをイジった事が無かったので知りませんでしたが、
どうやら、
この新型ZX-25Rのような、
片側だけイニシャルアジャスターが付いている車両の場合、
フロントホイールを脱着する際は、
イニシャルは全部抜いておく必要が有りそうで、
誠にめんどくさいです（笑）。

ちなみに、
イニシャルをかけようが抜こうが、
フロントフォークは常に伸び切ってるイメージなので、
どうにも理不尽というか解せないという印象ですが、
現実的に問題が発生するので、
仕方なく私は現実を優先する事にしたいと思います。

ちなみに、
サービスマニュアルには、
フロントホイールの脱着について、
イニシャルの事は特に記述されておりませんでした。

また、
お世話になっているカワサキプラザ宮崎さんに事情を話し、
カワサキ自体にも問い合わせてもらったのですが、
「そういう事が起きる可能性も有る」
という回答で、
メーカー側もそうした事象は把握していないようでした。

従いまして、
私自身がイカレポンチキな事を語っている可能性も有りますが（笑）、
似た現象を味わった方がいらした場合や、
新型のZX-25Rなど、
片側にだけイニシャルアジャスターが付いているバイクを所有されている方と、
情報共有の意味で記述しておこうかと思います。




という訳で、
アクスルシャフト問題は解決したので、
左右共に突き出しは15mmに揃えられました。




しばらくはストリートを走る予定なので、
結局イニシャルは標準の２回転（1mm加圧）の状態にしときました。


2023年7月28日　都井岬までツーリング

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