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アップハン化

2023年6月6日



先日のサーキット走行にて、
ハンドル位置を上げた事でバイクを寝かしやすくなり、
すっかり気を良くした事から、
この日は更にアップハン化をかます事に致しました。




その前に、
右側後方に取り付けていた100mmの長さのクラッシュプロテクターが、
地面と擦っていた事が発覚したので、
こちらを左側と同じ70mmと、
短いモノに交換致しました。




気まぐれで12.5mmバックさせたステップ位置は、
特に意味も無かった事とあわせ、
アップハン化によりより上半身が起きた際にバランスを取るべく、
一番前の位置に変更する事に致しました。




という訳で、
ちゃちゃっとズラしました。




また、
シフトストロークが大きい事が、
足の " つり " (笑)に影響していると思ったので、
チェンジペダル側のシフトロッドの取り付けを外側にして、
この機会にシフトストロークを少なくしてみました。




ハンドル幅が狭いのにハンドル位置が高いと、
" 小僧感 " が醸し出てしまい、
アンクール(ダサい)です。




なので、
前回交換した『マルチクリップ用リペアハンドルクランプ【ツアー:58mm】』から、
更に30mm高くセット出来る、
『マルチクリップ用オプションハンドルクランプ【ハイ:88mm】』に交換して、
更なるアップハンをかますと共に、
ハンドル幅は広げてバーハン的なポジションにしようと思います。




という訳で、
途中経過ははしょりましたが、
↑は交換した状態です。

ちなみに、
左右のスイッチボックスのハーネス類の長さが厳しい状態だったので、
フロントフォークの前側を通しているハーネス類を、
フロントフォークの後ろ側に通し直しましたが、
その為にわざわざトップブリッジを外して、
プチめんどくさかったでした(笑)。




こんな感じで、
『ザ・フツーのネイキッドバイク』
というイキフン(雰囲気)になりました(笑)。




バーハン車と同じようなハンドル位置となりますが、
バーハンより剛性が高い為に、
フルブレーキング時にハンドルのしなりも少ない事からレスポンスが良く、
また、
フロントフォークのトップの調整機構等への工具のアクセスも良いのが、
このスタイルのメリットです。




トップブリッジよりもかなり高い位置にグリップ部分がくるのが分かるかと思われます。




ハンドルの幅や絞りは、
ストリートバイク0239バーハンドルを当てがって、
大体同じな感じにしてみました。




高くなったハンドル位置とバランスを取るべく、
これが限界ギリギリという感じでしたが、
ヘッドライトの位置も15mm上げておきました。




ハンドルの位置が高くとも、
幅も広げた事で、
視覚による認知的不協和は殆ど無くなりました。

めでたしめでたし。(^^)




2023年6月7日



この日は梅雨の合間の晴れというお天気になった為、
ミラーを取り付け、
サイレンサーを交換する事で、
ちゃちゃっとストリート仕様にして、
ご近所のサンビーチまで試運転を兼ねて記念撮影に来てみました。




乗った感じとしては、
フツーにバーハンのネイキッドバイクという感じで、
特にストリートではリラックスして乗れる感じです。

ちなみに、
これまでに数回程、
「ZX-25Rのバーハンドルキットは無いか」
というお問い合わせを頂いた事がある為、
そうした方達のニーズに応えるべく、
ZX-25Rをファイター化する際も、
最初はこのアップハン仕様で製作し、
『カフェファイター・コンセプト』
ではなく、
『ネオ・ジャパファイ・コンセプト』
という仕様にする予定でしたが、
サーキット走行をキッカケに、
遅ればせながら、
この『ネオ・ジャパファイ』仕様をかます事となりました。

ちなみに、
250ccの4発ネイキッドと言えば、
ホーネット250やバリオスやジェイドと、
どれも旧車となっておりますが、
最新のバイクによる250ccの4発ネイキッドにて、
高回転サウンドを味わいたいという方は、
少なからずいらっしゃると思われますので、
私の愛車は、
そうした方達に対して夢と希望を与えられると思います。

手前みそですが(笑)。




あと、
シフトストロークを小さくしても、
特に問題は有りませんでした。




関係無いですが、
画像に写って無い右側部分のベンチにて、
女子3人組が女子会を催していて、
昼間っから優雅な調子で羨ましかったでした(笑)。




時速100キロ以上の速度に無関心で、
その時速100キロ以内の速度にて、
気分の良さだけを最大限に味わいたいというニーズの場合、
空気抵抗などシカトのネイキッド化したZX-25R程適したバイクはないです。

また、
すでにカタログ落ちしているZ250SLを除き、
現行モデルのZ400やZ250、
MT-03やMT-25と言った、
元々のネイキッドの中型バイクは、
大抵シュラウドが装着されていて、
タンク下のカバーと共に、
せっかくのネイキッドバイクだと言うのに、
フレームの造形美をガン無視しておりますが、
私のZX-25Rは、
フレームの造形美が有る事から、
4発の咆哮による気分の良さだけでなく、
所有する満足感も高いです。










という訳で、
だいぶゆったりしたポジションになったZX-25Rですが、
ストリートでのラクチンさもさる事ながら、
アップハン化したバイクでサーキットも攻めて、
70年代AMAスーパーバイクのライダー気分も味わいたい所存です。(^^)




マルチクリップ用オプション&リペアハンドルクランプ





2023年6月17日 M.S.L.HOBBYで63回目の走行


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