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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・Z・ミドファイター・Z400 > 2022年7月23日

M.S.L.HOBBYで54回目の走行



この日は、
前回の6月4日の走行から、
なななんと!
49日振りの走行という事で、
ホームコースたる鹿児島のM.S.L.HOBBYにやってまいりましたが、
7時前にも関わらずゲートは半分だけ開いてたので、
1番乗りで中に入る事が出来ました。




朝の涼しい内に走りたいと、
6時40分位には現地入りしていました。




という訳で、
私以外どなたもいらっしゃいませんでした。




端っこのピットにはユンボが置いて有ったので、
そのお隣を陣取りました。




お天気はサイコーです。(^^)




しかし、
第1コーナーの路面が白っぽくなっていて、
なんだか嫌な予感が致しました。




とりあえずちゃちゃっと愛車を降ろしました。




この日の目玉商品は、
ブレンボ製のレース用のパッドで、
愛用しておりましたジクーのタイプCと同等の効きとなるのか楽しみです。(^^)




パッド交換に合わせてブレーキオイルも交換しておきました。




それから、
ハンドル位置を下げ、
少し絞る事で、
レーサーっぽいポジションに近付けてみました。




あと、
リアタイヤのグリップ力を上げようと、
リアだけ空気圧を220kPaから200kPaへと、
20kPa下げてきました。





第1コーナーの白い部分は、
少し前に桜島が噴火した事も有ったので、
最初は火山灰かと思ったものの、
そうであればコース全体が白くなるはずで、
実際には、
第1コーナーの外側の土手が大雨で崩れて、
白い土がコースに流れ出てしまっていたようでした。

という訳で、
アスファルトの隙間に沈殿して固まっていて、
取り除く事が出来ない感じで、
視覚的恐怖感がハンパネーです。




コースのラインに添って土が寄せられていたので、
一応は事前にコースは掃除されていたのかもしれません。




裏ストレートエンドと最終コーナー手前の右コーナー部分は、
朝早い時間はまだ木陰になっているので、
路面温度の上がりが遅そうです。




ありがちなノリにて、
裏ストレート終わりのキツい右ヘアピンのクリッピングポイントには、
雨で流れて固まったタイヤカスが有りました。




なので、
サーキットに有った竹ぼうきと手持ちのブロアーを使ってお掃除しておきました。




普段はブロアーだけ持ってコースに出るのですが、
嫌な予感がしたので、
サーキットの竹ぼうきも持って行って良かったです。(^^)




次の左コーナーに向かう途中には、
白い砂が出ていました。




なので、
こちらも掃除しておきました。




最終コーナー手前の右コーナーのゼブラ脇には、
ちょうど私が突っ込むというライン上にタイヤカスが出ていて、
こんな所は走りたくないので、
ここも念入りに掃除致しました。




レーキー(きれい)に掃除した後です。

という訳で、
コースを掃除しただけでだいぶ疲れると共に、
凄い達成感も有ったので、
この日はこれでお開きにする事に致しました。

というのは冗談ですが、
実際だいぶ疲れました(笑)。




ピットインする部分とコースを分けている部分には、
以前は黄色い置物が置いてありましたが、
それが無くなってました。




前回、
最終コーナーのイン側に置いてあるタイヤは、
白いラインよりかなり内側に寄せて置いてありましたが、
この日はフツーにラインの横に戻っていて残念でした。




その後、
今年に入ってあまりお会い出来ていなかった、
CBR250R氏がやってきて、
久々の再会となりました。

ちなみに、
いらっしゃる前に常連のカートの方からの情報で、
前の週にもやってきたものの、
エンジンが壊れたとかで早く帰ってしまったという話を耳打ちされていたので、
その件について伺うと、
なんとかエンジンはかかるので走る事にしたようでした。




私の知らない間に、
リアショックはオーリンズ製に交換されていてカッコ良かったでした。

ちなみに、
レース屋さんで有名なアイ・ファクトリーさんで購入されたとの事で、
装着されている105N/mmのスプリングとは別に、
100N/mmと110N/mmのスプリングが付属して、
なななんと!
40,700円(税込)というお値段で、
だいぶお得感が有ります。

ちなみに、
以前のリアショックはヘタっていた事もあってか、
交換後は非常に良い感触との事でした。


CBR250R Dream Cup用オーリンズリアサスペンション




奥の方のパドックには、
以前にもお会いした事がある、
宮崎からいらしているグロムレーサー氏もいらっしゃいました。

ちなみに、
前の週には熊本のHSR九州で開催されている、
ドリームカップに参加されていたようでした。




久々にフルスケールオッサンレーサー組というショット(笑)。

でもって、
1番乗りという事で、
私は8時25分頃から1人で1本目を走り始めましたが、
気温は26.9℃で、
路面温度は35℃でした。




コースイン後数周して、
かき上げでシフトダウンした後に右コーナーに飛び込むと、
つま先がチェンジペダルの下側にはさまったまま外れなくなるというトラブルが有った為、
1度ピットインして、
チェンジペダルの位置を高く調整してから再度走り始めました。




走行中の私をCBR250R氏に撮影して頂きました。

CBR250R氏、
いつも有難う御座います!(^^)v




ブレンボ製のレース用のパッドは効きも良く、
裏ストレートエンドのブレーキングにて、
motoGPライダーのようにリアを浮かせながら進入するのも容易になり、
これまでは1日1回くらい偶然になっちゃったという感じで、
その後はビビリミッターが働いて“ぬるい”ブレーキングになってましたが、
この日は、
もうあまりビビリミッターは働かなくなり、
リアを浮かせながらのブレーキングがデフォ化してきました。

しかし、
これまでの私の人生では、
ブレーキというは「握る」と「離す」の2つの操作しかなく、
つまりは、
私にとってブレーキは“スイッチ”で、
ブレーキを“コントロールする”という概念は皆無でしたが、
ブレーキング中にリアを浮かせながら3速から2速にシフトダウンする為に、
ボンクラライダーだと言うのに、
あろう事か、
ブレーキを“コントロール”する必要性が出てきてしまいました。




走り出す前に、
カートの常連の方と談笑している際、
以前にこのイン側のタイヤにヒザをぶつけて痛い思いをした経験について語っていて、
なので、
その後はヒザをぶつけないよう注意していると話していたというのに、
この1本目では、
つま先をタイヤにぶつけて痛い思いをしました(笑)。




前回から、
この部分は2速にシフトダウンして走る事にしました。




バカなので、
全然気にせず白い部分の上もフルバンクで走っちゃってました(笑)。

しかし、
この部分でリアが流れた事があり、
「やっぱ滑るのかな〜(鼻くそ)」
と最初は思ったものの、
白い土が無かった以前にもリアが流れた事が有ったので、
白い土が原因かどうかは神のみぞナントカです(笑)。

ちなみに、
カートの常連の方達が、
「カートは全然気にせず走っちゃってますよー」
と仰ってたので、
「やっぱタイヤは4つないとダメですね」
とボケておきました(笑)。




でもって、
ブレーキが効くようになった事が功を奏したのか、
1本目から39秒917と、
自己ベストの0.014秒落ちというタイムが出ちゃいました。



↑は、
39秒台を出すまでの3周位の車載動画で、
最初の裏ストレートのブレーキングでは、
結構リアが浮いてるのが分かる感じです。




その後、
9時位からCBR250R氏が走り始めました。




しかし、
やっぱりエンジンの調子が悪く、
振動が大きいという事でピットインされてました。




グロムレーサー氏も走り始めました。






調子が悪いながらも、
CBR250R氏は再度走り始めました。

ちなみに、
前回私が走った6月4日の次の週には、
現在motoGPのmoto3クラスに参戦中の、
鹿児島出身の古里太陽君が練習に来ていたとの事で、
太陽君はNSF250Rで36秒台で走っていたらしく、
速いライダーが速いバイクに乗って出したタイムという事で(そのまんまw)、
私もその走りを拝みたかったでした。

あと、
CBR250R氏は太陽君からアドバイスもしてもらったとの事で、
タイムも40秒4までつめる事が出来たそうで、
更には、
「コーナーリングスピードを高めるような走らせ方ですが、
もっと立ち上がり重視で走った方が良い」
と助言されたとの事なので、
今後CBR250R氏は、
私のスタイルに寄せてくるかもしれません(笑)。




その後、
リアタイヤの空気圧を更に5kPa程下げて、
私は9時25分頃から2本目を走り始めましたが、
気温は28.4℃で、
路面温度は42.3℃とだいぶ高くなってきました。




裏ストレート手前の右コーナーの進入と共に、
このコーナーの進入でも、
まだスロットルはオフな時に、
慣性でリアが大きく流れて何度か転びそうになりました。

ちなみに、
世の中のほぼ99%のライダーは、
基本的に体をリアタイヤに預けるようなスタイルで走ってますが、
私はミック・ドゥーハンを師とした、
いわゆる「フロントを軸にリアを振っていく」という、
絶滅危惧種的なライディングスタイルで、
おごり高ぶりを許して頂ければ、
だんだんとその本領が発揮されつつあります。




この部分を2速で走りますと、
以前3速で走っていた時よりも、
10km/h位コーナーリングスピードは落ちる感じですが、
その分とっとと向きを変えてワイドオープン出来るので、
精神衛生上はイイ感じです。(^^)

ただ、
弥生時代に乗っていたスクリーマーの4発の400ccのレーレプと違い、
令和の2気筒車はスロットルを開けた時にトルクでリアが流れてしまい、
スムースなスピニングが始まらないのが現状のストレスという感じです。




最終コーナーのクリップ付近では5km/h位コーナーリングスピードは落ちますが、
その分コースを近道で走ってタイムを稼ぐ感じです。

あと、
画像を見て、
ここはフルバンクで走らないので、
なるべくインに寄せて、
ヒザがタイヤにぶつからないよう気を付けるというスタイルで走ってましたが、
次回からは、
もっとアウト側を走る事で、
フルバンクに近付けて走ろうかなと思いました。




路面温度が上がった事が影響したのか、
タイヤが割とズルズルで、
1本目よりもタイムダウンしてしまいましたが、
40秒台前半は楽に出せるようになった感じです。




↑はフロントタイヤの右側で、
溝にたまったゴムのカスの向きを観察するに、
減速時にタイヤが摩耗しているっぽいです。




私が所有する“しょっぱい”やつとは違い、
エンジンを使った強力なブロアーでCBR250R氏がコースの掃除を始めました。




その後、
初めてお会いする方で、
KTM125SXのモタード仕様車に乗る方がいらっしゃいました。

ちなみに、
ライダーは高校生位の若い方で、
画像では車体の向こう側にいらっしゃいますが、
車体を支えているのは弟さんかもしれません。




それ以外にも、
NSF100を駆るわさび抜きのスシを食べるライダーや、
カートの方など、
お天気が良いのでパドックは割と盛況になってきました。




CBR250R氏はエンジンが不調という事で、
あきらめて帰り支度を始めていました。

今後、
エンジンをオーバーホールするか、
エンジンのみや車体丸ごととかを買ってきて、
エンジンを載せ替えるなどされるかと思われます。

ちなみに、
リアショックを新品に替えたばかりなので、
車体の買い替えはあまり考慮されてないようでしたが、
それらは売っ払って少しでも元を取り、
一気に車体を買い替えるのも手かもしれません。




10時過ぎにはKTM125SX氏が走り始めました




わさび抜きのスシを食べるライダーも走り始めました。

関係無いですが、
デジイチらしい背景のボケ感も美しく、
自分で撮影していて言うのも何ですが、
我ながらイイ写真だと思います(笑)。




1時間おきに走るという『おらが村の掟』に従うと共に、
皆さんとご一緒に、
10時25分頃から私は3本目を走り始めました。

ちなみに、
気温は29.1℃と30℃近く、
路面温度は48.3℃と、
これまた50℃近くで、
タイヤにはだいぶ厳しい感じです。




裏ストレートで、
KTM125SX氏や、
わさび抜きのスシを食べるライダーをパッシングする際のショットです。




CBR250R氏には、
リアが浮いてる時を狙って撮影して頂きました。

という訳で、
ちょっと浮いてるのが分かりますでしょうか?




こちらは、
割とハッキリ浮いてるのが分かる感じで、
手前みそですが、
トーシロライダーで、
テールリフトしながらブレーキングして走るライダーは、
私以外にはあまり居ないのではないかと思われますが、
それもこれも、
私のZ400のストッピングパワーと、
M.S.L.HOBBYの裏ストレート終わりの、
キツい右ヘアピンがシンクロしての結果だと思われます。

という訳で、
motoGPライダーの走りに憧れて、
大型SSを購入して国際格式のコースでスポーツ走行しても、
なかなかmotoGPライダーのようなブレーキングはマネ出来ないかと思われ、
手前味噌ですが、
私はミニサーキットにZ400を持ち込む事で、
大変安上りにmotoGPライダー気分を味わえていて幸せです(そのまんまw)。




3本目は更にリアタイヤがズルズル滑り、
自己ベストやこの日のベストは更新出来ませんでしたが、
いつもなら自己ベストを更新しないとストレスだったのが、
この日は、
テールリフトがデフォ化した喜びや、
立ち上がりだけでなく、
進入時の慣性でリアが流れたりしていてハイブローな走りが出来た事で、
割と達成感が高く楽しいスポーツ走行となりました。(^^)



リアが流れて転びそうになるシチュエーションが増えてきて、
走りのリズムが狂ってきたので、
3本目の後半は皆さんの走りを撮影する事に致しました。

という訳で、
↑は、
グロムレーサー氏を追走した時の車載動画です。



↑は、
KTM125SX氏を追走した際の車載動画で、
走ってる時は気付きませんでしたが、
後で映像で観察致しますと、
ハングオフ時に左右共に外足がステップから外れていて、
昭和世代風に語らせて頂ければ、
“マモラ乗り”と言った感じになってました。






↑は、
動画をスクリーンショットした静止画ですが、
外足がステップから外れて浮いているのが分かるかと思われます。



でもって↑は、
この日のヒヤリハット映像で、
最初の2回は進入にてスロットルオフ時に慣性でリアが流れていて、
よく転ばなかったなーと我ながら感心致しますが、
ディアブロスーパーコルサV3はスライド特性が素晴らしいので、
割とこんな感じで危機を逃れられる事が多いです。

でもって、
最後のやつは、
フツーにスロットルオンによるパワースライドですが、
タイヤはまだ新品に近いので、
これだけズルズル滑ったのは、
路面温度が高かったからか、
あるいはそもそも路面がスリッピーだったからか、
あるいはその両方かと言った調子に思えましたが、
スライドする際に『ダダダッ』となるのは、
リアの空気圧を下げた事が要因のようで、
次回はこの『ダダダッ』を緩和すべく、
空気圧は高めにセットしようと思います。

ただ、
タイムは出ないものの、
前述のように、
これだけタイヤをスライドさせて走ってると、
ピヨピヨグリップ走行で走ってるのとは違い、
まるで遊園地のスリックカートに乗るかのように楽しかったでした。(^^)




どちらかのライダーがどちらかのライダーに対して、
何かをレクチャーしているようでした。




何度も転びそうになりましたが、
なんとか無事に3本を走り終えた後の愛車です。






凄い暑くなってきていたというのに、
バカなので、
走り終わった後で、
ヘルメットのエアスクープみたいなのを開けていなかった事に気付きました(笑)。




転んだ瞬間は見逃しましたが、
わさび抜きのスシを食べるライダーが転倒されていたようでした。




11時頃には帰り支度を終わらせていましたが、
えらい“巻き”で行動しております(笑)。

でもって、
お隣には、
割と良くお会いするカートの常連の方がいらしたので、
色々と談笑致しましたが、
宮崎の南郷からいらしているとの事で、
宮崎市内にも制限速度以下で走っちゃうドライバーは多いものの、
南郷のドライバーののんびり具合はハンパネーので、
南国なので宮崎の人はのんびりしているとは言っても、
のんびりし過ぎだろみたいな話で盛り上がりました(笑)。




こちらの方のカートには、
高齢者マークのステッカーが貼ってあって、
面白かったので撮影させて頂きました(笑)。




あと、
フロントのスポイラー部分には、
ドアの開閉の際のストッパーみたいなゴムを利用した、
カナードみたいなのも付いていて、
こちらも面白かったので撮影してみました(笑)。




グロムレーサー氏に帰りのご挨拶をかました際、
バイクも撮影させて頂きました。




通常ハイスロと言いますと、
巻き取り径が大きいグリップ側のスロットルキットをさす事が多いですが、
こちらのグロムレーサーには、
インジェクションボディー側のプーリーの径を小さくするという、
削り出しのハイスロが装着されていて、
削り出しパーツが大好きなので、
こちらも撮影させて頂きました。

ちなみに、
私も縄文時代にSRXのレーサーで走っている時、
POSH製の同様のパーツを使っていた事が有ります。




おんもでランチを食べる事を失念していたので、
サーキットからの出発前に、
エアコンを効かせた車内でランチのカットフルーツを食べました。




それから、
カートの常連さんから頂いた、
↑の『いかせんべい』というのもランチとして頂きました。(^^)




久々のサーキット走行という事で、
ありがちなノリにて、
前日は『遠足の前夜現象』によりほとんど眠れなかったので、
高速に乗った最初のSAで30分位仮眠してからのんびり宮崎まで帰りました。

という訳で、
自己ベストタイムを更新したいという気持ちも山々ですが、
リアタイヤをグリップさせる事はあきらめて、
次回からは、
むしろ意図的にリアを流す練習に邁進したい所存です。(^^)v


本日のベストタイム(右周り新コース)
39秒917
(それまでのベストタイム 39秒903 2022年6月4日【Z400】)

走行前の距離:6,882km
走行後の距離:6,910km
走行距離:28km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・ブレーキが効くようになった
・ブレーキング時のテールリフトに慣れてきた
・3速で進入するコーナーでの進入のテールスライドはスムースだった


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・立ち上がりのパワーオンでも進入時の慣性でもリアが流れがちだった
・リアタイヤの空気圧を下げるとスライドのスムースさが無くなるようだった
・2速で進入するコーナーでの進入スライドはスライド量が多過ぎた


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・特に無し


次回に注意する事(個人的な備忘録)

・リアタイヤの空気圧を上げる
・日焼け止めは腕の外側だけでなく内側にも塗る


2022年8月2日 ファイナル変更他


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