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> 2021年10月21日
ステップ位置&ファイナル変更&軽量化
この日は、
前回の走行で感じた不満を改善すべく、
色々と愛車に手を加える事に致しました。
ステップ位置は、
“足がつる”事がいなよう(笑)、
少し前に12.5mm下げておりましたが、
インフィールドの左コーナーにて、
ハングオフ量を増やしてみましたら、
それはそれで今度は右側の外足がつりそうになった為(笑)、
毎度の掘った穴埋めるライクにて、
まずはステップ位置を12.5mm上げる事に致します。
という訳で、
まずは左側をちゃちゃっと上げました。
次は右側ですが、
ここで、
バイクを軽量化する為の“奥の手”も同時にかます事に致しました。
じゃじゃ〜ん!
そう、
私のレポートの古くからの読者の方であれば、
私が所有した歴代のカワサキ車は、
サーキット専用にした際に、
必ずリアブレーキの撤去を行っていたのですが、
Z400に関しては、
ストリートとの兼用を意識し、
これまでリアブレーキの撤去は行っておりませんでした。
しかし、
ファイナルがショートだとギヤポジションインジケーターが作動しなくなるというトラブルを経験後、
ストリート仕様にする度にファイナルまでノーマルに戻すなんて無理だと思い、
今後はPV撮影などよほどの事が無い限りはストリートを走る事はないだろうという事で、
それよりもタイムを出す為の『背に腹』にて、
軽量化を優先する事に致しました。
という訳で、
右側のステップ位置を上げると同時に、
リアブレーキ周りは撤去し、
これまではマスターシリンダーをヒールガードとしていたものの、
それが無くなった為に、
バックステップに付属のヒールガードを取り付けてみました。
ちなみに、
そんなものが必要な方の為に補足致しますと、
良い子は絶対にマネしちゃダメだよ(爆)。
外したリアブレーキ周りとブレーキペダルは、
合計で1,342グラムも有りました。
それから、
リアのディスクローターもちゃちゃっと外しました。。
ディスクローターはステンレス製なのでこちらもズッシリと重く、
874グラムも有りましたが、
回転している部分である事や、
バネ下という事で、
この重い板の撤去はかなり効くはずです。
ちなみに、
以前に撤去していた時は、
タイムが頭打ちみたいな時では無かったので、
効果の程は机上のロジックのみと言った調子でしたが、
自己ベストが頭打ちになっている現状でのこの部分の軽量化は、
体感でも分かるレベルになるかもしれません。
私は私生活でもバイクでも、
チョップド(断捨離)が大好きなので、
自分を取り戻したような気分です(笑)。
しかし、
繰り返しますが、
良い子は絶対にマネしちゃダメだよ(爆)。
あと、
リアホイールを外した際にリアのスプロケットも交換しておきました。
ちなみに、
それまでは最高速が111km/h程度だったのが、
前回の走行では115km/hと、
最高速が4キロ程伸びた事から、
ショートから始めてタイムアップに従いロングにしていくという掟に従い、
リアのスプロケットは45Tから43Tにちょっとロング化致しました。
ちなみに、
これまでの13対45のギヤレですと、
ホームストレッチで115km/hの時の回転数は12,397rpmで、
13対43で同じ回転数で走ると、
120.4km/hも出ちゃう感じで、
逆に最高速は115km/hのままですと、
回転数は11,846rpmと、
回転数が551rpm下がる感じです。
今のところ、
タイムアップに効きそうという要素は、
このファイナルロング化くらいしか手がない感じですが、
とにかく前に進むしかないので、
次回はこのファイナル変更に期待です。
その後、
少しでも軽量化を進めようと、
ストリート仕様の事も考えて、
めんどくさがって外していなかった、
ホーンを取り外しましたが、
182グラムと地道な感じです(笑)。
それから、
外装を外して、
ETC一式を外しましたが、
こちらも296グラムと割と地道ですが、
「チリも積もれば」的に、
こうした事の積み重ねが大事です(笑)。
あと、
ETCのセンサーを取り外す時に思いましたが、
センサーがかなり強烈にめんどくさい感じで取りまわされていて、
カワサキプラザのスタッフの方は、
「納車時にこんなめんどくさい取り付け作業をされていたのか!」
とビビりました(笑)。
それから、
ETC本体が取り付けられていた、
車体内部のプラスチック製のフタみたいなやつも撤去致しました。
たったの94グラムですが(笑)。
そして、
前々から絶対に重そうと思っていたものの、
元に戻す時に大変そう、
及び、
外すとABSの警告灯が点きっ放しになる事から躊躇しておりました、
ABSユニットの取り外しという大鉈を振るってみましたが、
予想通り、
こちらは812グラムとかなりズッシリと重いシロモノ家電でした。
そして、
取り外した後は、
『あたり前田のクラッカー』ライクにて、
当然ですがABSの警告灯は点きっ放しとなりましたが、
サーキット走行ではどうでもいい話なので、
パーペキにシカッティング(シカトの進行形)です(笑)。
しかし、
ステアリングヘッドパイプの裏側がスッキリした事で、
軽量化のみならず、
エンジンの冷却にもポジティブな働きが有りそうです。(^^)
作業途中のストリップ化された愛車です。
でもって、
エアクリーナーボックスを取り付けた際、
ついでとばかり、
エアフィルターの汚れもチェック致しましたが、
6,000キロちょい程度の走行距離では、
それ程汚れて無かったので、
しばらく、
あるいは今後のサーキット走行のみで進む走行距離では、
永遠に(笑)交換はしなくて良さそうと思いました。
外装を戻すに当たって、
サイドのシュラウドをどうしようか悩みましたが、
まずは重さを量ってみる事に致しました。
でもって、
↑は右側のシュラウドで、
プラスチック製にも関わらず、
重さは550グラムも有りました。
左側は鉄製のステーもある為か、
566グラムと更に重かったでした。
シュラウドの前部に取り付けているカバーと、
取り付けの為のネジ類の合計は352グラム有り、
合計すると、
シュラウド関係だけで、
1,468グラムと、
かなりの重さなので、
『背に腹』とばかり、
シュラウドは無し仕様で行く事に致しました。
シュラウドが有りませんと、
特に左側の銀色のレギュレーターがアンクール(カッコ悪い)です。
しかし、
この日行った軽量化は、
合計で5,068グラムと5キロを越え、
5キロの軽量化はなかなかのものなので、
かなりの達成感が有りました。(^^)
ちなみに、
フロントフェンダーやテールカウルも外そうかと思いましたが、
それを外すとあまりにも走ってる姿に違和感がありそうなので、
一応心にブレーキをかけました(笑)。
ただ、
テールカウル部分は、
金属パーツが使用されているタンデムシートカバーが何気に重いので、
アフターパーツのレース用のシングルシートカウルへの換装は視野に入れています。
Z400は、
シュラウド部分がバッファローのような迫力を醸し出しているデザインですが、
それが無いと、
本来のツインらしいスリムさが強調される感じです。
レギュレーターが無い右側は幾分かマシなルックスです。
以前スカイブルーの外装の時も、
シュラウドを外してサーキットに行った事がありましたが、
このシュラウドをハメる穴の出っ張りがアンクールなので、
黒いビニールテープを貼って誤魔化してました(笑)。
しかし、
現在は黒い色のタンクなので、
シュラウドを外した際、
あまり目立たないのがプチメリットです。
シュラウドが有りませんと、
この辺のスケスケ感が増す事から、
エンジンの冷却には良さげです。
自己ベスト更新を目的としたカスタムを終えた後は、
ブレーキレバーの調整ダイアルをコース上で回す際に、
GPSラップタイマーに巻いたゴムの板が邪魔だった為、
水温計とGPSラップタイマーの位置をひっくり返して、
この日の作業を終えました。
2021年10月22日 ジクーのスタンダードに交換
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