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マイ・Z・ミドファイター・Z400
> 2020年1月3日
1回目のフロントフォークオイル交換他
明けましておめでとうございます。
本年もマイ・Z・ミドファイター(Z400)のレポートを宜しくお願い致します。
さて、
多くのバイク乗りの方達は、
お正月は走り初めとばかり、
文字通りフツーにバイクを走らせているようですが、
私のZ400は、
昨年の走り納めで“転び納め”てしまい壊れているので(笑)、
この日は“イジり初め”とばかり、
お正月早々愛車をイジる事に致しました。
私は前後のピッチングモーションが激しいライディングスタイルである事や、
ブレーキング時に前方に投げ出されるような恐怖感を緩和したいという事で、
本音ではなるべく車高は低くしたいのですが、
ホームコースたるM.S.L.HOBBYでの走行にて、
フルバンクの際にペダル類がゼブラゾーンにブチ当たるので、
不可抗力なノリにて、
前後の車高を上げる事に致しましたが、
フロントは車体を購入してすぐに10mmの突き出しをかましていたので、
この突き出しをノーマルのゼロにしようと思いますが、
突き出しをイジるのであれば、
ついでにフロントフォークのオイルも交換しちゃおうという事で、
この日はフロントフォークのオイル交換もかます事に致しました。
という訳で、
車体にフロントフォークを装着している状態でフォークトップのキャップを緩めるべく、
まずはハンドルを外しました。
インパクトレンチを使ってイージーにある程度キャップを緩めます。
最後キャップを外す際は、
キャップのネジにフォークスプリングのテンションがかかっているので、
下の方に押し付けながら手でゆっくり緩め、
キャップを外しました。
ちなみに、
レーサーとかでスプリングのテンションが強くかかっている状態だと、
キャップを外す際に注意しないと、
ポーンとキャップが外れて、
下手をするとタンク等にキズを付けちゃうリスクが有りますので、
丁度外装も外している現状では、
フォークキャップを外すチャンスと思って作業を開始致しましたが、
Z400の場合は、
大してテンションはかかってなくって、
そんなに神経質にならなくても良いと言った調子でした(笑)。
実は、
1,000kmの慣らしが終わった後にフロントフォークのオイルも交換しようと、
慣らしが終わる前には、
エンジンオイルと共に、
↑のリキモリ製のフォークオイルも購入していたのですが、
フロントフォークを外す&バラすのはめんどくさい(笑)という事で、
ついついフォークオイルの交換はうやむやにしておりました(笑)。
という訳で、
1,851km走ってからの交換となりましたが、
フツーのストリートピヨピヨライダーであれば、
エンジンオイルの交換には気を使っても、
フォークオイルの交換に気を使う事はあまりないとは思われますが、
個人的に、
タイで入れられたオイルとかとっとと捨てちゃいたいと思っていた事も手伝って、
安心感の高いゲルマン民族が作ったオイルに交換する事と致します(笑)。
ちなみに、
Z400はノーマルでもかなりダンピングは効いているので、
オイルは指定の固さでも良いかと思われますが、
ノーマルのフロントフォークだとダンピングなどほとんどなく、
フォークを沈ませるとブヨンブヨンと揺れ返しちゃうという時代からオートバイに乗っていた為か、
昔からのクセが抜けず、
オイルは一番固い15Wというやつをセレクトしちゃいました。
まーそれは半分冗談で、
私はもう強烈に一次旋回重視のライディングスタイルの為、
ブレーキング時に沈んだフロントフォークを、
そのままあまり戻さずに、
キャスター角が立った状態でコーナー前半をクイックに曲がりたいという事で、
伸び側のダンピングを強くするべく、
固めのオイルをチョイス致しました。
Z250SLはトップのキャップがネジ式では無かった為、
フォークオイル交換は外注まかせ、
また、
CBR400RRはカートリッジ式でバラすのがめんどくさい(笑)という事で、
これまた外注まかせで、
フロントフォークのオイル交換を最後にやったのは、
ひょっとしたら四半世紀位前なんじゃないかと言った調子で、
それでも一応↑のメスシリンダーと注射器を所有していて、
一体最後に使ったのはいつだったのかも覚えていませんが、
断捨離してなくって良かったという調子にて、
ひからびた感じのこの道具を久々に使う事と致します(笑)。
ちなみにこのメスシリンダーと注射器は
思うに、
もしかしたらば、
買ったはいいけど、
1度も使った事がないというシロモノ家電だったのかもしれません(笑)。
という訳で、
パーツクリーナーをジャブジャブぶっかけて、
軽くホコリ等を落としました。
転倒していたものの、
スリップダウンという調子だった為か、
フロントフォークは左右共にスルスルと問題なく抜けて、
トップブリッジとアンダーブラケットのズレは無い感じでした。
最初に右側のオイルを抜きますと、
全然汚れていない赤いオイルが出てきたので、
「やっぱ1,851km程度の走行じゃー大して汚れてねーなー」
と思ったのですが、
次に左側を抜きますと、
今度は黒く汚れたオイルが出てきました。
ちなみに、
↑の画像の濁った部分が左側のオイルという感じです。
でもって、
なぜ左側だけ汚れが酷かったのか、
理由は分かりません(笑)。
スプリングとカラーはパークリ(パーツクリーナーの意)で洗っておきました。
その際に、
スプリングの周りには金属粉がかなり付着していたので、
左側だけスプリングとインナーチューブの内壁に強く当たる箇所があり、
それで汚れが酷かったのかもしれません。
あるいは、
スプリングに限らず、
スライドメタルが左側だけ沢山減っていた可能性も有りますが、
前述のように、
実際の所はよく分かりません(笑)。
でもって、
まだオートバイを石炭で走らせていたという石器時代には、
私は特殊工具等は使わず、
インパクトを使ってフロントフォーク下のボルトを緩めて、
フロントフォークを全バラしていたのですが、
あいにく手持ちのインパクト用のソケットは、
Z400ですと長さが足りず、
フロントフォークの全バラによる清掃はあきらめました。
まー、
とりあえずタイで入れられたオイルと共に、
金属粉をある程度排出するだけでも、
かなりリフレッシュ感はあるので良しとしたいと思います(笑)。
という訳で、
なるべく残ってるオイルを出したいという事で、
フロントフォークを逆さにしてしばらく置いておき、
その間にリアの車高の調整をかます事に致しました。
前述のように、
フォークオイルを抜いている間、
今度はリアの車高を上げる事に致します。
慣れているのであっちゅう間にちゃちゃっとリアショックを外しました。
リアショック単体にて“しゃこちょう”を調整します。
10mmだったネジ部を15mmと、
5mm伸ばし、
これでリアタイヤの部分で10mm車高が上がります。
ちなみに、
元々の状態はネジ部が5mmだったので、
リアの車高は20mmも上げちゃってる事になりますが、
Z400はNinja400よりも車高を低くしているらしいので、
Ninja400よりちょっと高い位なんじゃないかと思います。
リアショックを元に戻し、
これでリアの車高が上がりました。
ホント、
“しゃこちょう”が付いてるリアショックですと、
こんな事が簡単に出来るので、
“しゃこちょう”付きリアショック万歳です(笑)。
そもそも結構抜けていたのと、
リアショックの“しゃこちょう”をあっちゅう間に終わらせたので、
残りのオイルも大して抜けてませんでした(笑)。
でもって、
その後新品のオイルを入れましたが、
マニュアルでは、
乾燥時ではなくただの交換時には、
オイルの必要量は400ccと書かれているものの、
結構しっかり抜いた為か、
左右で1リッター用意した新品のオイルは、
ほとんど残らず使う事になりました。
ちなみに、
Z400のフロントフォークには今の所全く不満が無かった為、
オイルレベルは特にイジらず、
マニュアル通りの119mmと致しました。
フロントフォークを組み付ける前に、
せっかくフロントフォークを抜いたのだからと、
アンダーブラケットの内壁をピカールで磨いておく事に致しました。
気持ちの問題レベルですが、
理論的に剛性感が高まる事を期待しての作業です。
画像で比較しても違いは分かりませんが、
指でなぞると表面の凸凹感が無くなり、
人間で言えばサウナで汗をかいた後のお肌のようにツルツルする感じです。(^^)
その後フロントフォークをちゃちゃっと組み付けました。
ちなみに、
フロントの突き出しを10mm弱めても、
キャスター角が付いてるので、
実際には9.1mmだけ車高が上がったという感じですが、
まーコマケー事はシカトして、
ザックリ言ってこれで前後で10mm車高が上がったものの、
これまた仮に50度バンクしていた場合には、
ペダル部分は地面から6.4mmだけ上がるという感じですが、
これでペダル類がゼブラに当たらなくなると有り難いです。(^^)
その後、
いきなり食い付くものの、
ジクーのタイプCよりもコントロール製に欠ける事で、
転倒の一因にもなった、
忌まわしい(笑)安価なパッドを、
個人的に気分が悪いという理由で元々のジクーのパッドに交換致しました。
また、
自らの愚行を棚に上げ、
あえて自己弁護させて頂ければ、
ジクーのタイプCでブレーキが効いたり効かなくなったりする問題を解決する為に、
温度依存性が少なそうなパッドを安価に試してみたいという事で、
このパッドを試したものの、
フロントがロックして転倒と、
結局は高い授業料を支払う羽目になった訳ですが、
いくら安かろうナントカかろうとは言っても、
こんなにヒドいとは想定外でした(爆)。
という訳で、
次回はタイプCよりも温度依存性が少ない、
ジクーのフツーのやつを使用する予定です。
↑は、
フロントフォークとハンドル組み付け後で、
当初の目的通り、
突き出しはゼロと致しました。
前後の車高が上がり、
前後のピッチングモーション的には不利ですが、
リアの車高を上げた事で、
リアのフェンダーとリアタイヤの隙間は大きくなって、
その部分はカッコ良くなったと思います(笑)。
2020年1月11日 パッド&マフラー交換他
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