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マイ・Z・ミドファイター
> 2019年11月18日
φ320のディスクローターに交換
さて、
ディスクローターをサンスター製のZ400用のやつに交換しているマイ・Z・ミドファイターですが、
パッドが当たる部分の有効幅が、
ノーマルキャリパーにあわせた27mmしかないというのに、
パッドの幅が31.5mmのABM製のキャリパーを使用している事から、
パッドを削って使用していたところ、
パッドの全面がローターに当たっていないというストレスと、
そもそもパッドを削る作業も大変なのと、
ブレーキの効きが不安定で、
コースイン後しばらくはブレーキが全然効かず、
その内に効いてくるものの、
また効かなくなるのではないかと言った恐怖心により、
コーナーの奥までブレーキを我慢するなんていう走りは出来ず、
ブレーキングだけでコンマ5秒から、
下手したら1秒位は損しているような気分でした。
ちなみに、
パッドは余裕見て削ると、
6〜7mmは削る事になっていた感じで、
作業も大変ですし何よりももったいないイキフン(雰囲気)です。
そこで、
サンスターさんはローターの特注にも応じてくれる為、
内径部分はそのまんまで、
外径を323mmにすれば、
パッドを削らなくても済みそうという事で、
インナーやピンは現在のものをそのまま使用する感じにて、
外径が323mmの“アウターローターのみ”の見積もりを依頼した所、
インナーローターとかピンは含まない、
“アウターローターのみ”の価格が約10万円で、
納期は4ヶ月という回答がきました(爆)。
もうこれは、
この価格と納期は、
とにかく断りたいという姿勢の表れだと判断すると共に、
実際に使用して失敗した時の私自身の経済的損失を考慮し、
特注は断念する事と致しました(笑)。
しかし、
世の中は捨てた物ではないと言った調子にて、
その後、
φ320のローターなら色々あるハズなので、
φ320のローターで、
何か流出来る物はないかと探してたみましたら、
サンスターさんから、
↑の、
Z900をノーマルのφ300からφ320に、
ディスクローターを大径化するキットが販売されていて、
そして、
「なんかインナーローターの形と取り付け穴の数がZ400と似て蝶だな〜」
と思いながら画像を眺めておりますと、
なななんと!
インナーローターの内径とPCDがZ400と同じで、
ローターの有効幅は35mmと、
流用に超最適だという事を発見して、
私は文字通り小躍りして喜びました!(笑)
あんど、
なんという灯台下暗しっぷりだ!(爆)
思えば、
特注品の見積もり価格が下手に安かったら、
そっちを頼んでいたかもしれないので、
むしろ高額あんど納期の長さが、
私には「別の道に進め」という勧告になったイキフン(雰囲気)で、
結果オーライノリという結末です(笑)。
という訳で、
早速購入し、
この日届きました。
黒い袋にプレミアム感が漂います。
中身はこんな感じで、
厚さは5mmと5.5mmが選べるのですが、
Z400用が4.5mmで、
コンマ5ミリでも厚くなれば、
だいぶ熱容量的に改善されると思ったのと、
使用しているアグラス製のキャリパーサポートでは、
キャリパーを外側にオフセットする事が出来ないので、
5.5mmでオフセットが必要になった時は悩ましいという事から、
とりあえず私は5mmをセレクトしてみました。
また、
Z400はスリット&ホールしかセレクト出来ませんが、
スリット&ホールはいかにもカスタムピーポーピーポー的なデザインで、
シンプルさに欠けるので、
個人的に私は好きではないのとあわせ、
放熱性と軽量化でより効果が高く、
しかもお値段も安い、
ホールのみのデザインをセレクトしてみました。
以前にも記述致しましたが、
Z400用は身の毛もよだつ気色悪い緑色のインナーローターしかセレクト出来ず、
私は個人的に勝手に(笑)インナーを黒くしていたものの、
Z900用はそうした外した事はせず、
インナーはフツーに黒く、
サンスターのロゴマークが赤く刻まれているだけで、
全然こっちの方がハイセンスなノリで好感が持てます。
という訳で、
早速ちゃちゃっとディスクローターを外しました。
関係無いですが、
フロントフォークの下側に当てて持ち上げるタイプのスタンドでスタンドアップして、
生まれて初めてフロントホイールを外しましたが、
これまでのやつだとアクスルシャフトがスタンドに干渉するので、
ハンドルを切ってアクスルシャフトを外すハメになっていたものの、
このスタンドだとそうした事はしなくていいので便利だと思いました。
Z900用のφ320のディスクローターと、
Z400用のφ310のディスクローターを重ねてみますと、
インナーローターの主要な部分の寸法は同じなようでした。
ちなみに、
Z400用の取り付け穴はφ10なのに対して、
Z900用はφ11とサンスターさんのホームページに記載されていたので、
念の為にZ400用とZ900用の取り付けボルトの品番を事前に調べてみた所、
ボルトは同じ品番、
つまりZ400もZ900も使っているのは同じボルトだったので、
この1ミリの径の違いは、
設計した人の気まぐれの可能性が高いと判断し、
そのままスルー致しました(笑)。
赤い四角部分の横幅をノギスで測りますと、
左側のZ900用は15mmで、
右側のZ400用は17mmで、
Z400の方が肉抜きの量が多く、
逆説的にはZ900の方が強度を高めたデザインのようでした。
厚さが4.5mmで、
軽量化を意識してノーマルキャリパーにあわせた27mmの有効幅にこだわったという、
Z400用の重量は1,052グラムでした。
有効幅が35mmで厚さも5mmのZ900用は、
一気に重量が増して、
Z400用の1.35倍の重量である1,426グラムと、
374グラムも重くなりましたが、
Z400はダブルディスクの車両に対して、
すでにシングルディスクで軽量というアドバンテージがあるので、
バネ下の重量増よりも、
むしろ熱容量が増す事の安心感の方が個人的に上回っているので、
全く気にならないどころかウェルカムと言った気分です。
いや本当に負け惜しみでもなんでもなく(笑)。
という訳で、
早速ちゃちゃっと取り付けました。
シンプルなホールのデザインがレーサーライクで個人的に好みです。
サンスターさんの性能チャートの紹介ページ
ちなみに、
↑のリンク先の、
「ホール&スリット」と「ホール」の性能チャートで違いを参考に致しますと、
「ホール」は放熱性と重量と価格(笑)で有利なのが分かり、
私のニーズと一致しています。
文字通り浮足立ちながらパッドの位置を確認してみますと、
なななんと!
パッド外周とローター外周がドンピシャ一致というイキフン(雰囲気)で、
私は思わず興奮してこぶしを天に向けて振り上げました。
おおっ! 俺はやったぞー!!!
もうこれからはパッドを削るなんて余計な手間はかからないんだという事が分かったので、
もうこの上ない達成感です(爆)。
※確認の為に鳴き止め用の背面のプレートは外して撮影しております。
以前のディスクローターは、
いかにも片押し2ポットキャリパー標準装備の中型車のディスクローターと言った見た目でしたが、
外径φ320と有効幅35mmと厚さ5mmのディスクローターにより、
右側からだけ見れば(笑)大型車的な迫力が出てきたと共に、
キャリパーの大きさにディスクローターが追いついてきたという調子にて、
見た目にも満足感が非常に高いです。
まー、
ストリートピヨピヨライダーはあまりにも自然なルックス過ぎて、
ほとんど誰も気付かないでしょうけどね(テヘペロ)。
しかし、
これを読む方ならご理解して頂けるように、
これが男のロマンなのです(笑)。
当然ですが、
内側には3ミリ位の余裕が有ります。
しかしまー、
パッドの全面がローターに当たるようになった事が、
まるで愛娘(まなむすめ)が成人式を迎えた時の父親の気持ちくらい、
個人的に感慨深く感動的です(笑)。
その後はブレーキオイルも交換した為、
これで前後タイヤ、
エンジンオイル、
フロントのブレーキパッド、
フロントのブレーキオイルと、
サーキット走行に必要な消耗品は全部交換したという感じで、
リフレッシュ気分MAXです(笑)。
交換前の状態を撮影しておりませんでしたが、
ブレーキオイルの交換前は、
紫外線による劣化でブレーキオイルはほぼ透明になっていたので、
ブレーキオイルの色が緑色に復活致しました。
という訳で、
これまでストレスを感じていたブレーキの効きの不安定さが、
これでほぼ解消されるのではないかと、
かなり大きな期待を持っているので、
ホームコースたるM.S.L.HOBBYの、
3つのストレートエンド部分のフルブレーキングを試したくて試したくて、
現在、
セックスしたくてウズウズしている時に、
裸の美女が目前で横たわって手招きしているのを、
ただ指をくわえて眺めているかのような気分です(笑)。
2019年11月21日 MotoJPさんのECUチューニング完了
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