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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・Z・ミドファイター > 2019年7月4日

アルティメットLEDヘッドライト取り付け



突然ですが、
↑はドイツのショーで披露されていたZ900のカスタム車で、
使い古された言葉を使わせて頂ければ、
私はこのヘッドライトに“一目惚れ”してしまい、
昨年(2018年)にこの車両を見てから、
私はこのヘッドライトを取り付けたバイクに乗りたいとずうっと思っていました。

しかし、
Z900はメーターがハンドルの上に有り、
キーシリンダーもタンク前に有るので、
ヘッドライトをフォークに目一杯寄せられてクールですが、
Z400の場合は、
メーターとキーシリンダーがトップブリッジの前に有り、
メーター自体が割と大き目の為、
取り付けてもこんなにクールには納まらなさそうです。




しかし、
それでも何とかなるかもしれないと、
Z400を注文する前の5月14日にドイツに発注し、
Z400が納車される前日の5月31日には、
このヘッドライトが手元に届いていたのでした。

という訳で、
↑は届いたヘッドライトで、
最近はオーガニック(有機的)なデザインの商品が多い中、
カワサキは『凄(Sugomi)』デザインと言う武骨なデザインを推し進めていて、
Z400もその内の1台ですが、
このヘッドライトは『凄(Sugomi)』デザインよりも更に凄い武骨さです(笑)。




実はこのヘッドライトには2種類が有って、
廉価なヤツはサイドの取り付け部分の取り付け穴がただのバカ穴(キリ穴)で、
そちらは装着に当たり裏側にナットが必要なのですが、
こちらのヘッドライトはサイドの板にタップ穴があるので、
そのままボルトを締め込めばいい感じです。

ちなみに、
穴はM10×P1.5でした。




ロービーム側にはポジションランプも備えていて、
コードはアースを入れてハイロー全部で5本有りました。




強烈に角ばってます。




しかし、
届いて一番驚いたのがその重さで、
持ってみるとLEDヘッドライトとは思えないズッシリとした重量感が有って、
重さを量ると1.5キロ以上有りました。




ちなみに、
大きさはより大きいZ400のノーマルヘッドライトは1,172グラムだったので、
360グラム重い感じです。

なので、
「こんな重いヘッドライト売っていいのかな〜」
と、
このヘッドライトを販売する事に対しては、
正直疑心暗鬼になりました(笑)。






↑は、
Z900のデモ車にも使われていた、
ヘッドライトの取り付け穴がφ10で丁度良い感じの、
「エクステンド・ライトステー」で、
こちらも取り付け穴径がZ400に合う38-41mm用のクランプと共に取り寄せました。




でもって、
ヘッドライトを取り付ける為のボルトは自分で用意する必要が有った為、
M10のステンレスボタンキャップボルトと共に、
ライトステーに使われているM8のステンレスボタンキャップボルトと合わせて、
黒い色のボルトを取り寄せました。




しかし、
前述のように、
Z400はメーターが非常に悩ましい存在であると同時に、
メーターを取り付けているステーが大きいので、
赤い線の部分でぶった切る用に、
メーターステーを1個発注したものの、
納期未定で「ムムム」状態に陥りました(笑)。




ETCアンテナが付いてる部分とかは別体なので切り離せますが、
それでもウィンカーのコネクターを取り付けてる部分とかが余分な感じです。




引きで見ますとこんな感じで、
この板の部分が無ければだいぶマシになりそうですが、
ぶった切って失敗すると後戻り出来なくなるので、
予備のステーが届くまではうかつに手を出せない歯がゆさが有りました(笑)。




しかし、
ペイントに出している外装とリアショックが届くまでに、
他のやるべき事は大体やってしまった事から、
メーターとヘッドライトをバイクに当てがいながら、
ノーマルのメーター位置でも、
それなりに納まるかもしれないと、
この日は思い切ってこのヘッドライトの取り付けをかます事に致しました。

という訳で、
まずはライトスーを仮組みし、
フロントフォークに取り付けてみます。




ボルトの頭が外側に向くように注意が必要でした。

ちなみに、
私は1度失敗して、
一旦取り付けた後で気付いたので、
↑の画像ではクランプの内側に1度取り付け時の小キズが残っています(笑)。




という訳で、
メーターやメーターステーが無い状態で、
キーシリンダーの下の辺にとりあえず仮組みしてみました。

おおっ!
どちゃくそカッケーぞ!(笑)

なんか、
仮組みしたらカッコ良かったので、
ヘッドライトの重さの事などフトンが吹っ飛んで、
重さの事を正直に告白し、
それでもこのルックスに惚れたという私のような方に対してであれば、
こちらのヘッドライトを販売しても良いという気分になってきました。(^^)




引きですとこんな感じで、
メーターが小ぶりであれば、
このままの位置でパーペキという感じですが、
Z400はノーマルメーターが優れているので、
メーターはそのまま使いたいという事で、
カッコ悪くなる事は覚悟の上で、
ノーマルメーターを取り付けた状態でのヘッドライトの位置の妥協点を探る事に致しました。




ちなみに、
後で個別に取り寄せた黒いボルトをライトステーに使用致しますとこんな感じで、
ハードコアテイストになっていい感じでした。




その前に、
このライトステーは残念ながらウィンカー用の穴が開いていない事や、
そもそも論として、
Z400はヘッドライト脇にウィンカーを取り付けても、
ハンドルを切った際にタンク横のシュラウドに干渉してしまう為、
M8用CNC削り出しウィンカーステーを使用してウィンカーを取り付けようと思いますが、
わざわざノーマルのヘッドライトのカバーにウィンカーを取り付ける為に、
キジマ製の『ウインカーマウントベース』を取り寄せたというのに、
そんなこんなでそちらは無慈悲に“お釈迦”(成仏させるという意味)となりました(笑)。




ちなみに、
最近気付いたのですが、
POSHさんから、
新型のNinja400用のリア用のウィンカーベースが販売されていたので、
Z400のフロントのウィンカーに使用するのに、
こちらの板の方が良さげな気も致します。

ですので、
私はテストして無いので保証は出来ませんが、
Z400のフロントのウィンカーを社外品に交換する場合のご参考にして頂ければ幸いです。

※ご購入は自己責任でお願い致します。

POSHさんのNINJA250/400(’13〜’18)ウインカーステーベースを紹介しているカタログページ




という訳で、
Z400が納車された時に、
まだタンク横のシュラウドが有る状態にてウィンカーを当てがって、
この位置なら大丈夫そうという場所を確認していたので、
ウィンカーはトップブリッジの真下に↑みたいな状態で取り付けてみました。




でもって、
ライトステーの前後の調整を目一杯前に出して、
↑みたくノーマルメーターと共にヘッドライトを取り付けてみました。

最初にメーターが無い状態で仮組みした時よりかはカッコ悪く違和感バリバリですが、
第三者が初めて見れば、
ノーマルとは全然違うルックスに驚かれると思うので、
これはこれでまーいいかなという感じで、
とりあえず私はヘッドライトはこの仕様でかます事に致しました。

また、
あまりにも加工やワンオフパーツの使用が多いカスタムですと、
視聴者様がご自身でカスタムする際のハードルが上がり、
視聴者様ご自身のカスタムのリアリティーは生じにくいので、
マイ・Z・ミドファイターに関しましては、
ジャーマン・ストリートファイター完コピを目指して製作致しました、
加工やワンオフパーツが多かったマイ・ベイビー・ブレード(CBR400RR)とは異なり、
なるべくボルトオンパーツのみのイージーなカスタムを目指しており、
この状態であれば、
何の加工もワンオフパーツの使用もしていないので、
一般の方のヘッドライト交換のご参考にもなるかと思われます。

手前みそですが(笑)。




ナロー(狭い)なハンドルにデカいヘッドライトというノーマルのZ400に対して、
ワイドなハンドルにフロントフォークのフォーク間ピッチ内に納まる小ぶりなヘッドライトで、
「カスタムしてる感」はハンパネー感じです。

また、
メーターステーの下側に有る板がダサい感じでしたが、
スクリーン取り付け用のステーを意味もなく(笑)取り付けますと、
この板がメーター前に取り付けるアクセサリーパーツみたいで、
メーターとヘッドライトが離れている間を埋める、
名付けて“誤魔化しパーツ”という感じになってて笑えます(笑)。

しかし、
あらためて前から見ますと、
こくのカクカク感というか、
70〜80年代SF映画のロボット感というか、
ヘッドライト自体は一目惚れした通り超絶クールなルックスです。

また、
ライトステーやヘッドライトのサイドのブラケットが削り出しなのが、
原チャリカスタムで使われるようなヘッドライトとは一線を画した高品質っぷりで、
所有する満足感MAXです。(^^)




という訳で、
もういさぎよくこのヘッドライトでかまそうと覚悟を決めましたが、
断線等が発生してもそれ程重大な問題とはならないナンバー灯などと違って、
消費電力も多いヘッドライトなので、
さすがにこんな場所に突然の断線のリスクが高いエレクトロタップは使えない為、
ノーマルのヘッドライトのコネクターをぶった切って、
ブラックジャック先生のようにコネクターの移植手術を行いたいと思います(笑)。

まー、
それ程大袈裟な事でもなく、
ノーマルに戻す時はホットメルトチューブを使って再度繋げ直せばいいだけの話なのですが(笑)。




思い切ってぶった切った所です(笑)。

ちなみに、
黒いアース線と他のコードで切る場所を変えているのは、
ヘッドライト側のロービームとハイビームのアースをY字型の分岐用コードを使って1本にまとめる為、
その分岐用コードの長さを考慮して長さを変えておきました。




という訳で、
コネクターも繋げて、
再度ヘッドライトを取り付けました。




「俺の俺による俺の為のバイク」感が漂います(笑)。




Z400はどうやらエンジンを始動しないとヘッドライトは点灯しないようなので、
現在タンクが無い為にエンジンの始動が出来ない事から、
ポジションランプの点灯だけ確認致しましたが、
ポジションランプはヘッドライト内のサイド部分にあるというのに、
まるでフツーにロービームかの如く、
LEDなのでポジションランプだけでも強烈に明るいです。

ちなみに、
ヘッドライト単体の状態の時に、
バッテリーに直接つなげてヘッドライトの点灯チェックをかましてみましたが、
予想通り強烈な明るさでした。




まだ外装がなく、
特にフロントフェンダーが無いと、
フロントタイヤとヘッドライトまでの距離が大きく感じて、
ノーマルメーターが大きい事から「おでこ」が重い印象で、
現段階では間抜けなフォルムとなっちゃってますが、
フロントフェンダーを含めた外装が付けば、
ヘッドライトの小ささが際立つのではないかと思われます。




↑は、
ポジションランプ点灯時の様子ですが、
Z400はテールランプもLEDなので、
どちらも強烈に明るい感じです。




最初に見たデモ車のZ900に比べますとイマイチですが、
出たばかりの、
それもLEDヘッドライトを採用している事でヘッドライトの選択肢が少ないZ400にて、
ヘッドライトを交換している方はまだ居ないと思われますので、
そうした意味での優越感はパネェです(笑)。

あと、
80スープラとか新型スープラみたく、
初めて見た時に違和感が有っても、
見てる内にだんだん目が慣れてくる現象にて、
この状態もずうっと眺めているとだんだんと違和感が無くなってきました(笑)。

やや親バカ調ですが(笑)。

しかし、
とりあえずはこの状態でかましつつ、
余分な板をぶった切る用のメーターステーが届けば、
メーターとヘッドライトの位置を今よりも下げてみたり、
あるいはZ1000やZ900のように、
メーターをハンドル上に移設なんて事も企んでおりますので、
今後のカスタムにもご期待して頂きたく宜しくお願い致します!


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2019年7月8日 メーター移設に挑戦


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