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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > my CBR400RR(NC29) >  2019年5月14日

★ワンダーカインド・バーエンドミラーに交換★



先日はヘッドライトの取り付けで自分自身が息切れしてしまい、
その日の作業は終了しておりましたが、
本当にやりたかった事をこの日はかましました。




↑は、
当店ではすでに1,000個以上も販売した超定番人気商品である、
ドイツハイサイダー製のヴィクトリーですが、
今回あえて別のミラーに交換したいと思います。




↑は、
昨年から販売していて、
マイ・ベイビー・ブレードに装着しよう装着しようと思っていたものの、
これまでは基本的に受注発注商品で、
自分の分を取り寄せている時に毎度お客様からのご注文が入ってしまい、
お客様への納品を優先していた事から、
なかなか自分の分を確保出来なかった『ワンダーカインド・バーエンドミラー』ですが、
この度やっと自分の分が届くと共に、
今後はこちらのミラーも在庫して販売する事にいたしました。




↑はキット内容で、
ヴィクトリーと違い、
ステー部分とミラー部分は組み立てられていない状態です。

また、
ヴィクトリーを含め、
ハイサイダー製のミラーはハーレーなどの1インチ用とφ22.2用の2種類のカラーが付属しますが、
なぜそんなめんどくさい設計にしたのか理解に苦しむものの、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』はカラーが無い状態で1インチ、
そしてφ22.2用のカラーだけが付属する事で、
2種類のハンドルに対応させています。




ハイサイダー製のミラーはEマークがミラー部分に有りますが、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』はミラー本体にレーザーマークで刻印しています。

それにしても、
ボールエンドミルで切削した3Dの削り出しのデザインが、
とんでもなく高級感を醸し出していて、
私のような“削り出しオタク”にはクラクラくる造形美です(笑)。




ミラー本体の造形美も凄いですが、
ステー部分のフィニッシュもかなり美しいです。




ハンドルクランプ部分は、
ヴィクトリーはすり割りが開放されていない事から、
あまり強い締め付けが出来ない事が難点でしたが、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』はすり割りが開放されており、
より強い締め付けが出来ます。




いやもう惚れ惚れする美しいフィニッシュです。




商品画像を見て、
「ワンダーカインド」の頭文字の「W」のロゴは、
反対側に装着した際に上下が逆になってしまうのでは?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
ご心配には及ばず(笑)、
ロゴは後から貼り付ける事で上下の方向はセレクトが可能です。

また、
当店ではバーエンドミラーしか販売しておりませんが、
通常のマスターシリンダーやクラッチレバーホルダーに取り付けるタイプもメーカーラインナップにあり、
その場合にはミラーのとがった方が外側に向く為、
何かに接触したり軽い転倒などがあった場合を考慮して、
ミラーの端っこには樹脂製のプロテクターが装着されています。




ちなみに、
ロゴを貼る部分にあるネジを緩める事でプロテクターの取り外しが可能です。

また、
ミラーを接着剤で取り付けているタイプのミラーですと、
ロットによって接着剤の接着力が弱い場合、
接着剤の経年劣化でミラーが外れてしまう事がたまに御座いますが、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』は、
本体の平な部分とミラーの平な部分に両面テープで取り付けられている事から、
ミラーが外れてしまうリスクも少なそうです。




しかし、
ロゴを貼り付けようとしてみますと、
ロゴを貼り付ける弁当掘りされた部分と大きさが合わないので、
ノギスで寸法を測ってみますと、
ロゴの26.0mm×10.7mmに対して、
弁当掘り部分の寸法は25.9mm×10.5mmと、
上下左右共にコンマ1〜2ミリ程小さく、
この辺りが青い目的なツメの甘さだと思いました(笑)。




という訳で、
「それ位は自分で何とかしろ」という、
青い目ライクな突き放し方をされて同梱されていたロゴを、
↑みたいな感じで鉄ヤスリを使って修正する事にいたしました。

ちなみに、
↑の画像では参考用に裏紙を少しハミ出させていますが、
これを見る皆さんが実際に修正を行う場合には、
カッターなどで裏紙をロゴの形にあわせて余分な部分をきれいに切り離して頂き、
両面テープの糊面に切り粉等が付着しないよう注意しながら、
両面テープの裏紙を残した状態でロゴの側面を削って頂ければ幸いです。

また、
↑の画像位の粗さの鉄ヤスリであれば、
コンマ1ミリやコンマ2ミリ(0.1〜0.2mm)位は簡単に削る事が出来る為、
最後はもう少し細目のヤスリで仕上げるとイイ感じだと思われます。




↑は、
無事にロゴを貼り付けた状態で、
苦労が多い分達成感も大きかったです(笑)。




「全くメンドクセーなー」と思いながらも、
ちゃちゃっと修正したロゴを貼り付けた後は、
いよいよミラー本体をステーに取り付けますが、
素人発想にてそのままミラーをクルクル回して取り付けられるのかと思いきや、
実際にはミラーがステーに干渉してしまう事からそのままクルクルとは締め付けられません。




仕方が無いので、
ステーのタップ穴のネジ山をなめないよう注意しながら、
軽い力でステーのタップ穴にネジのネジ山を1山位かました後、
片方の手でミラーを持って、
10mmのスパナでネジを締め付けていきます。

また、
画像は撮りませんでしたが、
予めネジをミラーに対して垂直にしておく為に、
私は大猿(整備士の隠喩で大きなモンキーレンチの意)を使用致しました。




という訳で、
まずは左側に『ワンダーカインド・バーエンドミラー』を装着してみました。

おおっ!
メチャメチャカッケー!

このクオリティーはマジヤベー!




ABM製ハンドル用スタッシュキャップバーエンドや、
ABM・CNC削り出しグリップともバツグンの相性の良さです!




美しすぎる(笑)。

ちなみに、
バーエンドミラーをバーエンドミラー用バーエンドやバーエンドミラー用アダプターに装着致しますと、
ステーのサイド部分やカラーが露出してしまいアンクール(ダサい)なフォルムとなる為、
バーエンドミラーは“ハンドル部分に”装着し、
ステーのサイド部分は『スタッシュキャップバーエンド』で隠す事で、
“のっぺりした”フォルムにする事が、
ドイツのクラフトマンシップを最大限に発揮する事になるかと思われ、
この組み合わせが当店のデフォルトとさせて頂いておりますが、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』は非常に高価でハイクオリティーなミラーの為、
ステーのサイド部分を見せてしまうのと商品の持つクールさも損なわれますから、
極力バーエンドミラー用バーエンドやバーエンドミラー用アダプターは使用せず、
あくまでも“ハンドル部分に”装着するのが良いかと思われます。

手前みそですが(笑)。




美しすぎる(笑)。




ちなみに、
↑はヴィクトリー装着時ですが、
ABM製ハンドル用スタッシュキャップバーエンドと、
ABM・CNC削り出しグリップは外径が同じで、
ミラーがない状態で組み合わせますと、
段差が無い事で非常にスタイリッシュな外観になるのが利点なものの、
ヴィクトリーを装着しますと、
そこに段差が生まれてしまうのが少し残念でした。

あと、
当店ではヴィクトリーをご購入された方には、
銀色のネジが見えないように、
黒いボルトをオマケで差し上げておりますが、
それでもネジ穴自体が見えちゃうのがちょっと残念な感じでした。




しかし、
↑の画像のように、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』の場合は、
段差は1ミリで、
また、
ステーの角は丁度1Cの面がある為、
段差も目立たず、
非常にスタイリッシュな外観になると共に、
ステーの前側にネジ穴等が無いのもクールです。




別に『ワンダーカインド・バーエンドミラー』に限らない話なのですが、
バーエンドミラーを“下向きに”装着する際、
フロントフォークよりもステー上部が寝ていますと、
あまりカッコ良くないですが、
幅が狭かったり絞りが大きいハンドル、
まー大抵はノーマルハンドルでの取り付け時ですが(笑)、
ハンドルをフルロックした際にミラーがタンクに干渉しない場所を探ると、
不可抗力にこうした角度になっしまうので、
バーエンドミラーを“下向きに”装着する場合には、
少なくともステーがフロントフォークと同じ位か、
より立っている位置になるような、
ワイドなハンドルへの装着が当店の推奨です。




↑は、
当店の推奨例で、
上側のステーがフロントフォークよりも立っているという意味をご理解して頂けますでしょうか?

また、
ステーがフロントフォークよりも寝ている、
つまりはミラー部分が前の方に設置されているのに比べて、
↑のような取り付けの方が、
ミラーも見やすく、
より後方視界も良くなります。

つまりいい事尽くめです(笑)。




左側は『ワンダーカインド・バーエンドミラー』で、
右側はヴィクトリーで、
ヴィクトリーの方が縦方向にミラーが大きく感じますが、
どちらも縦方向の寸法は78mmと同じで、
横方向はヴィクトリーの112mmに対して、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』は125mmと13mm大きく、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』の方がより後方視界は広くなります。

しかし、
面積が大きいにも関わらず、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』は横方向に長い事から、
ヴィクトリーよりもスタイリッシュな外観が特徴です。




また、
『ワンダーカインド・バーエンドミラー』は、
4輪だとメーカーオプションとかにあるような、
高価なブルーミラーを採用していますので、
雨が降って水滴がついた時に無色のミラーよりも見えやすかったり、
後続車のヘッドライトの反射に対するまぶしさが減ったりなどのメリットが有りますが、
それよりも、
この高級感で所有する満足感がより高まります(笑)。




という訳で、
右側もちゃちゃっと取り付け、
愛車全体の記念撮影をかましました。

ちなみに、
当店では以前はフェッラーラというミラーを沢山販売していて、
このフェッラーラは、
ミラー部分が小さい事がクールという事で当店でも推していたのですが、
ミラーが小さい事から現行車では車検に対応出来ず、
仕方がなくフェッラーラの販売は終了し、
代わりにヴィクトリーの販売に切り替えたところ、
ヴィクトリーは大ヒット商品となり、
私自身ヴィクトリーを大量に販売し、
デモ車にも装着しておりますと、
むしろミラーが小さいフェッラーラは、
似たようなパチモンの登場と相まって、
オモチャっぽく感じるようになってしまい、
ヴィクトリーの高級感にゾッコン惚れ込んでいったのですが、
このフェッラーラからヴィクトリーへの好みの移行と似たノリにて、
「上には上が居る」ライクで、
今度は『ワンダーカインド・バーエンドミラー』のハイクオリティーに好みが移行したのが、
フェッラーラからヴィクトリーへの好みの移行と似ていると思いました。

いやホントこのミラーの所有する満足感ハンパネーです!(笑)




でもって、
最後は自分自身と愛車で記念撮影いたしました。

ところで、
私が今から36年位前に初めてバイクに乗った頃には、
『バリバリ伝説』憧れ調にて、
硬派な走り屋憧れライクに2,000円位のエーゼットミラーとかに換装するのが、
ミラーのカスタムのデフォルトと言った調子で、
売ってて言うのも何ですが、
今ではステーが削り出しの左右でデーマン(にーまーんえーん)位するミラーを推奨及び販売していて、
我ながら「贅沢な時代になったなー」などと思ってしまうものの、
昨年(2018年)から左右でエフマン(よーんまーんえーん)もするようなミラーの販売を開始し、
更にはそうした商品のニーズも確認いたしますと、
アリストテレスというオッサンが無責任に語っているように、
「人間の欲望には限りが無い」と、
あらためて思いましたとさ、
めでたしめでたし(笑)。


ワンダーカインド・バーエンドミラー


2019年8月30日 サンダーボルトLEDヘッドライトに交換


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