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> 2017年12月13日
★シートカウル角度調整★
さて、
マルチクリップ
に下側の垂れ角を付け、
バーエンドミラー・ラウンドカフェ(左右セット)
を装着し、
バグアイヘッドライト【ブラック】
を装着したマイ・ベイビー・ブレードですが、
この日は、
コーナー進入でのハードブレーキング時の安定感を求めて、
シートカウルの高さを低くする作業をかましてみました。
↑は、
ジャーマン・ストリートファイターライクにて、
元々のシートカウルをかなりカチ上げている状態でしたが、
ドイツでジャーマン・ストリートファイターを製作している方達は、
例えて言うならば、
日本のビクスクカスタムがロー&ロングにてどんどんエスカレートして行ったように、
シートカウルのカチ上げが自分達の世界観でガンガンエスカレートし、
結果的に非常にカチ上がったシートカウルのデザインが特徴となりましたが、
当然のごとく、
こうしたカチ上がったシートカウルは、
日本国内のフツーのバイク乗りの方達には異質に見えてしまい、
どうしてもこのカチ上げは受け入れられないという方も少なくないようです。
従いまして、
カフェファイターならまー少ないカチ上げでも許されるだろうと、
今回はそうした方達の参考にすべく、
シート高を下げると同時に、
カチ上げ度を少々緩和してみたいと思います(笑)。
という訳で、
まずはちゃちゃっとシートカウルを外してみました。
マイ・ベイビー・ブレードをオブジェにしていた際は、
シートとタイヤの間の空間をなるべく大きく見せるべく、
シートレール
と
バリアブルシート台
の間には、
20mmと10mmの合計30mmのカラーをかましておりました。
↑は、
バリアブルシート台
を外した状態です。
でもって、
20mmのカラーを取り去って、
10mmのカラーのみで
バリアブルシート台
を取り付けました。
でもって、
元々の
バリアブルシート台
は、
上面部分を一番下に下げた取り付けでしたが、
前を上げて後ろを下げるべく、
赤い丸の部分にネジを取り付けました。
ちなみにこれは、
バリアブルシート台
をただ上の方に取り付けますと、
座っている内にだんだんと位置が下がってきてしまうからで、
バリアブルシート台
の上側の板が下がってこないようなロックピンの意味合いです。
↑は、
中央のネジを中心に、
後ろ側を下げて、
前側を上げた状態です。
でもって、
実際には、
シートレールと
バリアブルシート台
の上側の板が平行か、
ほんの少しだけ前下がりという位置にセット致しました。
でもってシートカウルを取り付けました。
タンク下のラインとシートカウルのシート面のラインが割とイイ感じでシンクロしています。
ちなみに、
ジャーマン・ストリートファイターは、
ナンバープレートの取り付けにて、
カチ上がったシートカウルの裏面に、
いわゆる“裏ペタ”ライクにナンバーを取り付けるのがこれまた特徴的で、
マイ・ベイビー・ブレードもそんな感じで取り付けておりました。
しかし、
廃刊になってしまったジャーマン・ストリートファイターの専門誌である、
独『ファイターズ』誌にて、
ナンバープレートの取り付け角度の規制に関する記事が掲載された辺りから、
掲載されるファイターも、
この“裏ペタ”的な取り付けが少なくなってきて、
ごくフツーの角度での取り付けをかます車両が増えてきて、
ナンバーの角度がうるさくなってきた我が国とシンクロしているようでした。
という訳で、
実際にストリートを走る方達のご参考にさせて頂くべく、
カチ上げを緩和した事で、
ナンバーの角度もフツーな感じにしてみる事に致しました。
ちなみに、
コテコテのジャーマン・ストリートファイター愛好家の方達からは軟弱に思われそうですが、
それらの方はデモ車の宿命という事で大目に見て頂ければ幸いです(笑)。
ちなみに↑は、
「罰金メチャメチャタケーよ!」
みたいな調子の、
独『ファイターズ』誌2017年6月号に掲載された、
ナンバーの角度に関する記事です(笑)。
ちなみに↑は、
ナンバーの角度に気を使ったコテコテのジャーマン・ストリートファイターです(笑)。
話を戻しまして、
↑の上側のデモ車用のナンバープレートは、
マイ・Z・モノファイター(Z250SL)に使用しておりました、
ナンバーの取り付けピッチが120mmの日本のナンバープレートと同じ大きさの物で、
下側のデモ車用のナンバープレートは、
マイ・ベイビー・ブレード(CBR400RR)に使用しておりました。
ナンバーの取り付けピッチが154mmの、
縦長のドイツのナンバープレートに似せて作った物です。
ちなみに、
私はバイクやクルマのパーツの中で、
最もカッコ悪いパーツはナンバープレートだと考えておりますが、
バイクやクルマ好きの人間ならば、
よっぽとひねくれた人でない限り異論はあまり無いと思われ、
更に言いますと、
ドイツのバイク用のナンバープレート程カッコ悪い物も無いという感じですが、
この縦長でカッコ悪いナンバープレートを誤魔化す為にも、
ドイツのジャーマン・ストリートファイターの愛好家達は、
カチ上げたシートカウルの裏側への“裏ペタ”カルチャーを加速させたのではないかと言う気も致します。
という訳で、
マイ・Z・モノファイターに使用しておりました、
日本のサイズのナンバープレートに合わせて、
120mmのピッチでちゃちゃっと取り付け穴を開けてみました。
という訳で、
イイ感じで日本サイズのナンバープレートが取り付け出来ました。(^^)
しかし、
ドイツの縦長のナンバープレートに合わせて、
リフレクターの取り付けの為にナンバープレートホルダーの下側部分が、
ナンバーより下の方に強烈に飛び出してて違和感バリバリです(笑)。
という訳で、
仮に元々のドイツスタイルのナンバーを取り付けたとしても、
ストリートは走らないので、
この部分にリフレクターを取り付ける事は無く、
また、
本当にストリートを走る事になり日本のナンバープレートを取り付ける場合には、
ナンバーと共締めで取り付けられるアフターパーツのリフレクターを装着すればいいので、
ブラックジャック先生くらい切るのが大好き(笑)と言った調子にて、
ナンバーのしなりを防ぐ為の中央部分のステーを残して、
ナンバープレートホルダーの下側の方は、
「失敗したらまた買やーいいよ」
と言った気持ちにて、
情け容赦なくサンダーでぶった切りました(笑)。
切断面は、
サンダーと鉄ヤスリを使って角を丸めた後、
タッチペンでちゃちゃっと塗装しておきました。
“裏ペタ”によりあまりよく見えなかったので、
割とどうでもイイ調でしたが、
ナンバープレートホルダーのナンバー取り付け部分の方を外しますと、
シートカウル側のステーを取り付けた鉄製のキャップボルトが錆まくっていたので、
この機会にこのボルトをステンレス製のボルトに交換しておきました。
また、
元々の縦長仕様のナンバープレートに対して、
日本仕様のナンバープレートは横幅が広い為、
そのままナンバープレートを装着致しますとウィンカーがナンバーに隠れてしまう事から、
ABMリノーバ・LEDウィンカー
とナンバープレートホルダーの間には、
10mmのカラーをかましてみました。
ちなみに、
10mm以上の幅のカラーですと、
ABMリノーバ・LEDウィンカー
を取り付けるナットを締める為のネジ部が無くなってしまう為、
10mmが限界という感じでした。
日本仕様のナンバープレートを取り付けますと、
ウィンカーの位置も丁度良く、
結果オーライでした。
フツーのストリートバイク的な、
何の面白味も無い、
“おかみ”に媚びを売ったかのようなアクビが出る程退屈なフォルムが完成致しました(笑)。
日本のストリートで走れるリアルな状態が見たいという方はどうぞお納め下さい、
的な(笑)。
という訳で、
シートカウルのカチ上げを緩和し、
ナンバープレートをフツーの角度にした場合の参考画像という事で、
愛車の記念撮影をかましてみました。
繰り返しますが、
タンク下のラインとシート上面のラインがイイ感じで合ってます。
ジャーマン・ストリートファイターに免疫が無いフツーのバイク乗りであれば、
十分にスゲーカスタム車だと思われるかもしれませんが、
刺激に慣れ過ぎている自分的には、
エラい大人しいフォルムに感じられます(笑)。
ミラーはステーの長さが短く、
ハンドルは下側に垂れ角が有る事から、
ミラーを上向きに取り付けても、
リザーブタンクの上面とツライチ位の高さに収まる為、
バーエンドミラーらしいクリアな前方視界が得られる感じです。
ナンバーの角度がフツーです(そのまんまw)。
ミラーは外側の方に位置し、
鏡面部分が大きい事から、
後方視界はかなりイイ感じです。
※個人の感想です。
という訳で、
ジャーマン・ストリートファイターに対する免疫が少ない方向けにモディファイを施しましたが、
レーシングスタンドを外してバイクにまたがってみますと、
シート面の前側を上げた事からか、
思ったよりもシート高が下がった感じがせず、
フロントフォークの突き出しを弱めイニシャルを最強にした事から、
フロントの車高が上がっている事と相まって、
シート後端はより下がってしまい、
個人的に違和感バリバリだったので、
やっぱシートカウルはもうちょっとカチ上げようかと思いました(笑)。
しかし、
この日は疲れたので、
それはまた次回にでも行いたいと思います(笑)。
2017年12月21日 メーター取り付け
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