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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・Z・モノファイター > 2016年8月11日

★M.S.L.HOBBYで20回目の走行パート2★



2本目の走行の前にイニシャルを5mm強めた事で、
残ストロークはだいぶ確保されたみたいです。



左は1本目の走行後で、
右は2本目の走行後のインナーチューブに巻いたタイラップの位置です。




それから、
良かれと思ってやった、
ギヤチェンジアームの変更ですが、
やっぱストロークが少なくなった分タッチが固くなり過ぎてしまった印象だったので、
何やってんだという感じでも有りますが、
元のアグラス製のやつに戻す事にいたしました。






東南アジアのバイクショップのオヤジライクです(笑)。

ちなみに、
冷却ファンが付いていた時は、
パドックに戻ってきてエンジンを切ると、
突然冷却ファンがブーンの回り出した事もあったのですが、
冷却ファンが無い現在は、
エンジンのオーバーヒートが怖かったので、
パドックでは扇風機で直接エンジンを冷やしてます(笑)。




という訳で、
ちゃちゃっとギヤチェンジアームを元に戻しました。




それから、
まだイニシャルを強めても良さそうなフィーリングだったので、
更にイニシャルを強めてみる事にいたしました。




イニシャルを最強、
つまりは10mm強めた所です。




路面温度は50℃を超えて、
フツーならタイヤもタレそうなイキフン(雰囲気)ですが、
パワーも無く連続走行も少ない為か、
タイヤは割と大丈夫で、
どちらかと言うとライダーの疲労の方がハンパネーです(笑)。




気温は36.5℃も有ります。




10時半から3本目の走行をかまします。

ちなみに、
色々とバイクに手を入れ、
モノスゲータイムアップする気で来たというのに、
なななんと、
2本目までは40秒も切れず、
むしろタイムダウンしてるので、
なんとか40秒位は切りたい感じです。








発進の時にピョコンと上げてるだけで、
本人的には2cm位しか浮かしてないつもりでしたが、
後で画像で見ますと、
自分が思っているよりもフロントが浮いてました(笑)。




最終コーナーです。

ちなみに、
Z250SLに乗った印象として、
Z250SLは単気筒らしく中速トルクが豊富な感触だった為、
2次曲線的に回転数が立ち上がる高回転高出力型の4発と違い、
まるで夜中に巡行するタクシーのように、
中速トルクを利用して割と早めのシフトアップで速度を乗せていく走りの方が速く走れるような気がした事と相まって、
前回走行時に、
シフトアップポイントが早い気がした為、
今回はファイナルをロングのセットで走らせたのですが、
このファイナルは裏目に出たようで、
クリップ付近でパワーバンドから外れ、
立ち上がり加速が弱まってしまい、
ストレートスピードの伸びが悪くなっちゃいました。




ギヤチェンジアームを元に戻したのは正解で、
固くてギヤが入りづらかった2本目までと違い、
3本目はギヤは入りやすくなりました。






最終コーナー立ち上がりのアウト部分は、
コンクリートウォールがアウト側によけられているのですが、
ミニバイクの方達はこの部分を利用して、
画像の白い線の外側を走ってコーナーリングスピードを高めているのですが、
私はそこまでは出来ないものの、
コーナーリングスピードが高まってきますと、
だんだんと立ち上がりラインが白線までアウトに寄っていきました。





ヒールガートが無く、
“かかと”が内側に入った事で、
ストレート部分での事前のお尻のオフセット量が以前よりも大きくなりました。




“かかと”が内側に入る事で、
相対的にアウト側の“つま先”がかなり外側を向いちゃいます。




最終手前のS字区間です。

ちなみに、
以前までの私は、
スロットルはオンかオフかのスイッチングアクセル方式で、
スロットル操作は全開か全閉かのどちらかのみと言った調子で、
私は「スロットルワーク」などという人間の仕事とは無縁の人生を送っていた妖怪人間でした(笑)。

ちなみに、
マイ・ベイビー・ブレード(CBR400RR)の時には、
アイドリングの回転数を3000〜4000回転に上げちゃって、
スロットルは全閉のままでもアイドル回転数の高さでこうしたS字区間を通過しちゃって、
クリップ手前で「エイっ」とスロットルを全開にしちゃって、
後はCV(負圧型)のキャブのバキュームピストンが勝手にスロットル開度を調整してくれと言ったノリで、
私のこれまでの人生はこれで何の問題も有りませんでした(笑)。

しかし、
マイ・Z・モノファイターはインジェクションで、
アイドル調整が無い為、
こうしたS字区間のスロットル開度は自分で調整する必要が有り、
これまでの経験則からハイスロはハイスロな程イイという価値観にて、
φ54という強烈ハイスロを入れている事と相まって、
マイ・Z・モノファイターはS字区間でのシビアなスロットル操作がストレスになっています。




↑の部分ではすでにスロットルは全開ですが、
この手前の部分のS字区間もやはり、
スロットルをジワ〜っと開けておく必要が有り、
その操作がてーへんです(江戸っ子調)。




ブレーキは全然効かない印象ですが、
ブレーキが効かないとフロントがロックして転ぶというビビリミッターが働かないので、
それはそれでだんだん慣れてきちゃいました(笑)。

ちなみに、
『シャープ』を買収した台湾の会社の社長は、
『シャープ』の社風を観察し、
「金持ちの息子のようだ」と形容したそうですが、
マイ・Z・モノファイターでのブレーキングにおいても、
私は『シャープ』の社風のようであります。

つまりは「甘い」という事です(笑)。




ファイナルをロングにした事が裏目に出た為、
タイムを稼ぐ為にはコーナーリングスピードを高めるしかない感じです。




しかし、
イニシャルを最強にしたのは非常に良かった感じで、
これまでの3回の走行の中で、
1番ベストのセットという感じです




他のコーナーでも不安無く、
裏ストレート終わりのヘアピンでフロントが流れるという事も無く、
ノーマルスプリングの油面20mm上げにイニシャル最強というセットは、
私のライディングとこのコースに非常にマッチしました。






しかし、
前述したようにハイスロがハイスロ過ぎて、
スロットルが“重い”というよりも、
スロットルは“固い”と言った印象で、
裏ストレート終わりのヘアピンの進入にて、
ブレーキング中にシフトダウンした所、
握力が無くなった事からブレーキレバーを離してしまい、
危うくコース外に飛び出しちゃうみたいな経験を生まれて初めてしました。

ちなみに、
シフトリンケージも、
シフトストロークを小さくしようとやり過ぎると裏目に出る事をこの日確認したので、
スロットルを操作する必要がある場合には、
ハイスロもやり過ぎると裏目に出るような気がしてきましたので、
次回はハイスロのロースロ化をテストしたい感じです。




暑さもつらかったですが、
セパハンでの走行により、
持病の腰痛が悪化し、
全開走行は5周程、
全部でも10周位しか走れないという感じで、
セパハンへの変更も裏目に出ました(笑)。

まー、
セパハンへの変更は、
イニシャルアジャスターがバーハンドルに当たるからという不可抗力なものでしたが、
イニシャルの位置は決まった為、
色々と奥の手を使えばなんとかなりそうなので、
次回はまたまたバーハンに戻したいと思います(笑)。




期待したタイムが全然出ないので、
少しでも前回の走行の条件に近付けようと、
一旦ピットインして、
ヘルメットのバイザーを視界良好なメロースモークに交換してみる事にいたしました。




ピットイン中です。




ちゃちゃっとバイザーをメロースモークに交換しての再スタートです。




当たり前田のナントカですが、
メロースモークにより視界は非常にクリアになりました。

比較的クリアーシールドを好む、
ロレンソ気分です(笑)。






前回の走行時には、
ストレートスピードが乗っていた為か、
ストレート終わりの奥のヘアピンの進入にて、
もっとイン側に向かって進入していたのですが、
ファイナルロングが裏目に出た事からか、
ストレートスピードが乗らず、
進入はミドルからとなりました。






フロントフォークのイニシャルを最強にする前は、
第1コーナー進入の寝かし込み後、
だんだんとヒザを擦るという感じでしたが、
イニシャルを最強にしてからは、
バイクを寝かし込んですぐに一発でヒザが地面に当たる感じで、
この感じがすると、
自分でもバンキングスピードが高い事が分かり、
走っていても気分がイイ感じです。




ヒジとヒザが当たって、
アウト側のつま先はかなり外側に向いちゃってます。




走っている時に時々ラップショットをチラ見して確認したタイムが、
みんな40秒台で、
「なんでそんなに遅いんだ?」
と自分で自分に幻滅していたのですが、
走行後にタイムを確認しますと、
一発タイムと言った感じで、
1回だけ39秒16という39秒台のタイムを出していて、
しかもそのタイムはこれまでのベストタイムなので、
何だかフロッグ(まぐれ)な感じで、
ベストタイムを出したという気分では無く、
39秒台コンスタントの中で出したタイムじゃない事から、
むしろ気分が悪い想いをしました。








パワーが無いのと、
高速コーナーも無いのでタイヤの表面は非常にレーキー(きれい)です。




知らない内に時計に直射日光が当たって、
気温は47℃を表示してました(笑)。




パドックの柱にカタツムリの殻がくっ付いてました(笑)。




路面温度は56℃にも達していました。

ちなみに、
タイヤウォーマーを巻くと、
タイヤの表面は90℃に達していました。




ヒールガードが無くなった事でマシンのホールド感が高まった事や、
フロントフォークのセッティングが決まった事は良かったのですが、
セパハンにより腰痛が悪化し長く走れない事や、
ファイナルロングは裏目に出た感じで、
タイムアップどころか思うようにタイムが出ないので、
何とか39秒台コンスタント位では走りたいという思いで、
この日の最後の走行をスタートしました!




溢れ出す生徒会感と言った調子にて、
シールドがメロースモークだと、
やっぱ絵的にはアンクールです(笑)。




4本目はこの日1番乗れてきた感じでした。




以前はステップから足が外れないよう、
つま先を力んでいましたが、
“かかと”が内側に入った事で、
今度は“ふくらはぎ”が筋肉痛になりました(笑)。






ピントはやや甘いですが、
そのおかげか、
スピード感の有る画像です。




↑のヘアピンでは、
間違ってイン側のセブラに乗った時や、
フツーに走っていてもちょっとハンドルが左右に振られる事が有りました。

ちなみに、
Z250SLは元々キャスター角が24度と、
市販車の中ではSS並みにキャスターは立っていますが、
マイ・Z・モノファイターは、
更に前後タイヤの外径差や突き出し量の増加により、
アラン・カスカート氏の言葉を使わせて頂ければ、
「ステアリングヘッドアングルが急」な感じ、
フツーに言えばキャスターがかなり立っている感じで、
フロント周りが外乱に弱い印象が出てきた為、
M.S.L.HOBBYではこれまで特に必要性を感じておりませんでした、
ステアリングダンパーの装着が必要な気がしてきました。




最終コーナー立ち上がりです。




インフィールドの右ヘアピン進入です。






















頭が低い事もスピード感の有る感じに貢献しているイキフン(雰囲気)です。




フツーにハンドルが低いので、
レーサー感がパネェです(笑)。

でも、
本人的には持病の腰痛が悪化しちゃって、
やっぱ自分にはセパハンは無理で、
あらためて自分はバーハンじゃないとバイクに乗れない体なんだと気付かされました(笑)。

つまりは、
ほんの一時(いっとき)のmoto3ライダー気分です(笑)。








ステップは以前よりも外側に張り出したにも関わらず、
外足はだいぶステップの端っこの方を踏み込んでいるようです。

また、
かかとはチェーンを踏む事は無さそうなイキフン(雰囲気)で、
チェーンを踏まない為の対策用のチェーンカバーも必要無かったのかもしれません。






目をつぶっちゃってダサい画像です(笑)。

「ミラーシールドだったらバレなかったのにー」
的な(笑)。




セパハンだとストレートも攻めてる感がいたします(笑)。










M.S.L.HOBBYを走る前までのこれまでの人生では、
こうしたスロットルを開けながら切り返していくコーナーを走った経験に乏しかったのですが、
このサーキットにはそうした場所が2ヶ所有って、
特に前半の↑の部分はうまく切り返しが決まった時の気分がイイ感じです。

ちなみに、
↑の状態では、
フルバンク状態ですでにスロットルは全開にしている感じです。




ブレーキは全然効かない印象ですが、
仮にダブルディスクだったらリアは浮き出しそうです。

ちなみに、
ダブルディスクのマイ・ベイビー・ブレード(CBR400RR)の時は、
ちょっと強くブレーキレバーを握ればこうした場所でリアが浮き出す感じでした。








腰痛が悪化した所です(笑)。




ペースを上げようが下げようが、
誰も居ないので超自由です(笑)。




という訳で、
4本目はこの日1番乗れてた感じで、
39秒台コンスタントは証明出来たものの、
3本目に出した39秒16は上回れませず、
ベストタイムは39秒42でした。










なかなか“ゾーン”に入るセットが出来ず、
この日も歯がゆい想いが残りましたが、
まーゆっくり1つ1つネガを潰していきたい所存です。(^^)




午前中のみの走行料金をオーナーさんにお支払いし、
帰り支度を始めた所です。




愛車をトランポに積み込む所です。








積み込み終了です。




誰も来ないかと思いましたが、
午後からはカートで走る方が2名程いらしたようで、
私の電話で無理やり営業させてしまって申し訳無い感じでも有ったので、
サーキットの収入が少しは増えそうで良かったです。

でもって、
普段私が毎日欠かさずに行っている運動と言えば、
食後の歯磨きくらいなものなのですが、
汗をダラダラかくようなスポーツなど普段は全く行っていない為、
スポーツ走行後はメチャメチャお腹が空いて、
帰りの高速道路のSAでは、
なななんと、
カレーライスとみそラーメンとソフトクリームを食べちゃって、
ヘルパーのE.Mさんからは、
「山口さんがこんなに食べてるとこは初めて見た」
と言われました(笑)。




でもって、
店に戻ってきて荷物を降ろす際、
溶けてるタイヤがイージースタンドヘルパーに食い付いてしまい、
バイクを左右に倒してタイヤを剥離させようとしていたら、
やり過ぎてスタンドがズレて、
その勢いでバイクが倒れてしまい、
寸前で持ちこたえて、
ヘルパーのE.Mさんも加勢して頂いたものの、
トランポのタイヤハウスにテールカウルが接触してしまったようで、
テールカウルにちょっとキズが入っちゃいました(テヘペロ)。

でもって、
このお話しをお客様にした所、
スタンドのタイヤが接触する面にはガムテープを貼ると良いと助言して頂いたので、
次回はスタンドのタイヤが接触する部分にはガムテープを貼っておこうと思います。




という訳で、
セッティングがうまくいったり裏目に出たりと、
色々有った走行でしたが、
テールカウルにキズが入った以外は、
転倒も無く無事に走行を終えました。

そして、
負け犬の遠吠えライクでも有りますが、
タイムアップすればそれはそれで嬉しいものの、
自分以外の方とは特にどなたとも競っている訳では無いので、
マイ・Z・モノファイターでのサーキット走行は、
文字通りのスポーツ走行という感じで、
まるでスカッシュでもやるかのような、
スポーツをした後の快感があるので、
今後も老人の体力維持やボケ防止(笑)的に、
マイ・Z・モノファイターでのサーキット走行を楽しみたい所存です。(^^)


★本日のベストタイム★
39秒16
(それまでのベストタイム 39秒30 2016年6月11日【Z250SL】)
(それまでのベストタイム 38秒41 2013年3月11日【CBR400RR】)


★今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)★

・フロントはノーマルスプリング+油面20mm上げ+イニシャル最強でベストセッティングが出た
・ヒールガードを無くしてマシンのホールド性がアップした
・サービスエリアで食べたカレーライスとみそラーメンとソフトクリームが美味過ぎた


★今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)★

・セパハンで腰痛が悪化した
・セパハンで首と肩が凝った
・ハイスロがハイスロ過ぎた
・ギヤチェンジアームの交換が裏目に出た(但しその後元に戻して解決)
・ファイナルがロング過ぎた
・マスターがグリップに近づいてブレーキの入力で不利になった


★次回までにやるべき事(個人的な備忘録)★

・バーハン化
・ハイスロのロースロ化
・ファイナルを元に戻す(14対42)


★次回までに出来ればやりたい事(個人的な備忘録)★

・ステアリングダンパーの装着
・車載カメラの装着


2016年8月18日 再びバーハン化


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