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★東京都S.N様のGSX-R1100のジャーマン・ストリートファイター化の画像です★
文章:バグブロドットコム代表 山口



この日は、
以前こちらで製作過程の画像をご提供して頂きました、
コテコテジャーマン・ストリートファイター愛好家である東京都のS.N様のGSX-R1100ベースのファイターが、
東京から持ち込んだ私のCBR400RR静岡県T.S様のZXR400に引き続き、
3台目のジャーマン・ストリートファイターとして九州に上陸いたしました。




私が東京から宮崎に移住する際に、
S.N様はジャーマン・ストリートファイターが完成した暁には、
私にバイクの写真を撮ってもらう為に宮崎までいらっしゃると約束して頂いていたのですが、
その後S.N様は交通事故に遭ったりと色々とトラブルもあり、
完成時期が延び延びになっていたものの、
同じジャーマン・ストリートファイターを愛す者同士の友情により、
無事に完成したファイターを、
なんと東京から“自走で”宮崎まで持ってきて頂き、
その行動力に対して大変恐縮であると共に、
ジャーマン・ストリートファイターの日本における啓蒙の第一人者として、
大変光栄であります。






コテコテのジャーマン・ストリートファイターに憧れる者として、
LM666のヘッドライトがクラクラきます(笑)。




ライトに合わせたフロントフェンダーもデフォルトアイテムであります。




ギザギザした有機的なフォルムでまとめ上げていて、
フィニッシュは正にエクセレントの一言であります。




こうしたビレットパーツはS.N様自身によりワンオフされていて、
細部まで作りこまれた車体は、
強いこだわりを感じさせます。






エンジン全体のオールペンなど、
ジャーマン・ストリートファイターのカルチャーを色濃く反映しています。






スケルトンクラッチカバーの中には、
実用性も考慮したスリッパークラッチが組み込まれています。




キャブレターは、
FCRを使用していた時もあったとの事ですが、
最終的にヨシムラTMRに落ち着いたようです。




全てのパーツが妥協なく全て美しくフィニッシュされています。








ハンドル周りのフィニッシュも大変美しい仕上がりです。




このリザーブタンクもS.N様のワンオフです。




ハンドルポストも外径1インチのハンドルバーに合わせたワンオフで、
単純な長方形ではなく、
非常に複雑な形状で削り出されています。










スイッチ類も非常にシンプルで美しく、
私自身も操作させて頂きましたが、
操作性も抜群でした。






メーターもお約束のモトガジェット製です。






美しすぎてヤヴァイです。






以前バグブロミートで初めてこの車両を拝んだ際と同じレイアウトのマフラーですが、
実際にはシートカウルの変更に伴い、
再度作り直しているようです。




「完璧」とは、
このバイクにこそふさわしい言葉だと思われます。
















テールランプの埋め込み、
サイレンサー出口の処理等、
ボルトオンパーツを組み込むだけという単調な日本のカスタムとは違う、
ジャーマン・ストリートファイターの世界観に忠実に従ったフィニッシュとなっています。








後で画像をチェックしている際、
S.N様は、
「イモネジの向きを下向きにしとけば良かったな〜」と照れ笑いされていました(笑)。

逆説的には、
そんな部分くらいしかネガティブな部分は発見出来ない感じです。

ちなみに、
アクスルシャフトは神奈川県のラジカルさんで販売されているクロモリ製のものを使用しているとの事です。










ラップ塗装など、
ペイントのセンスもジャーマン・ストリートファイターライクです。






ダブルクレードルのアルミフレームにインラインフォーのエンジンの美しさを最大限に生かした、
大変素晴らしい仕上がりです。




シートカウルは、
すでに廃番になっていたタイプのモノを、
S.N様の強い要望でドイツMGM-BIKESに問い合わせた所、
たまたま他店に1個だけ在庫が有った、
HE45というモノを使用しています。










SR用のくり抜かれたペダル類など、
本場ドイツの人達も舌を巻くセンスも発揮されていて、
ある意味ジャーマン・ストリートファイターを超えているイキフン(雰囲気)も感じさせます。




チェンジロッドのツイストなど、
むしろドイツの人達の参考にもなっちゃいそうな凄い手の入れようです。




究極はサイドスタンドのツイストです(笑)。




ヘッドライトのハイローやメーターの切り替え等のスイッチはフレーム上部の下側にセットされていて、
こうした部分のセンスの良さもピカイチです。












繰り返しになりますが、
ハンドル周りのフィニッシュも本当に美しいです。






私に写真を撮ってもらいたいという理由だけで、
東京から自走で九州の宮崎までいらっしゃり、
ただのショーバイクではなく、
ちゃんとロングツーリングにも耐えられるファイターなんだという事を証明したかったとの事ですが、
ロングツーリングをこなすべく、
ヘッドライト下にはETCもセットされていました(笑)。




ジャーマン・ストリートファイターの完成と共に、
東京から宮崎までのロングツーリングを成功させたという達成感を味わいながら一服するS.N様。




関係ないですが、
このロングツーリングが終わった後、
S.N様はタバコをやめると仰っていました(笑)。










シートは割と厚めの為、
オシリに優しい作りで、
ロングツーリングにもしっかり対処しているようです(笑)。










GSGモトテクニック製のクランクケースカバーもドイツっぽさを醸し出しています。






























プロジェクターは四輪用のイカリング付きのモノを加工して取り付けているようです。






S.N様が仰るには、
ジャーマン・ストリートファイターを製作する場合、
日本人はドイツ人のセンスにはかなうわけがないんだから、
下手にイタリア的なセンスとかアメリカ的なセンスとか、
ましてや日本的なセンスを融合させるのは絶対に御法度で、
日本人がジャーマン・ストリートファイターを超えるセンスを持っているなどと考えるのは、
“身の程知らず”(笑)で、
ドイツ人のセンスを“完コピ”すべきだとの事でした。

ちなみに、
私もS.N様と大同小異な考えを抱いており、
一応、
商売的にはライトカスタムのユーザーの方が圧倒的多数なので、
カスタムの中にジャーマン・ストリートファイターのエッセンスを少しだけ取り入れるというお客様のニーズにも応えなければならないという反面、
ライトカスタムではなく、
割とヘビーなカスタムバイクを作るのであれば、
ジャーマンならジャーマンのラインで完璧に仕上げ、
他の国のセンスとは融合させない方が認知的不協和が生まれにくいと思われます。

ただ、
バイクというのは自由の象徴なので、
これを読む皆さんがどんなカスタムバイクを作ろうと、
それはそれで自由なのですが、
色々なエッセンスをごった煮したカスタムバイクは、
自らのアイディンティティーを保つべく、
それはそれで当サイトでは“ごった煮竜宮城”と呼んでいます(核爆)。

また、
1つの世界観を追及するという意味では、
むしろ4ミニカスタムや、
あるいは世間から忌み嫌われているビクスクのカスタムなどの世界観の住人の方達の方が、
自分の信じる世界観を突き抜けて追及するという意味では、
その探究心に対してシンパシーを感じるのですが、
どうやらセンスの悪さを発揮してしまうタイプの方は、
様々な世界観を“渡り歩いて”しまう人にいがちで、
仮に、
渡り歩く過程にて、
むしろ世界観は1つに絞るべきだと学習された方は、
1つの世界観を追及する事の素晴らしさを肌で理解しているものなのですが、
異なる価値観を融合してごった煮にしようと考えてしまうタイプの方も別に居て、
そうした、
“おいしいとこどり”を狙う方は、
まるで日本そばにトマトソースをかけてしまうかのように私には感じられます。

まー、
エラソーに色々とウンチクを語っちゃいましたが、
そもそも論として人類の寿命も短そうですし(笑)、
ダブルスタンダード(二重基準)としては、
人は人、自分は自分という考えにて、
これを読む皆さんは、
やりたい事をやりたいようにやればいいとも思われます。

一応インターネット的なフォローとして、
的な(笑)。
































という訳で、
S.N様はこの日の午前3時頃宮崎入りし、
ホテルで少し寝た後お昼前に私の店にいらしたのですが、
撮影後は夕方の7時の関西行きのフェリーに乗るとの事で、
6時前には私と別れたので、
宮崎には1日もいらっしゃらず、
もちろん観光なども全くせず、
単に撮影の為だけに宮崎にいらしたという感じで、
南国で暮らしたいという私の個人的な理由により、
毎度ジャーマン・ストリートファイター愛好家の方に宮崎まで来て頂くのは大変申し訳ないとは思いつつ、
宮崎がジャーマン・ストリートファイターの聖地化したら面白いな〜などと夢想している今日この頃です(笑)。


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