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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・Z・モノファイター > 2016年8月1日

★セパハン取り付け他★



さて、
取り付けようとしておりましたセパレートハンドルにて、
スロットルのスリーブがキツかったという事で中断しておりましたフロント周りの仕上げですが、
この日はスリーブ部分を削ったハンドルが届いた為、
早速フロント周りを仕上げる事にいたしました。




↑は、
販売元のバトルファクトリーさんより送られてきました、
スロットルのスリーブ部分を削った右側のハンドルで、
「どうせ隠れちゃうので黒いアルマイトは剥がれちゃってもイイです」と事前に伝えても有ったのですが、
御覧のようにスリーブが回転する部分は黒いアルマイトが剥がれちゃってます。

ちなみに、
これを読んだ方が誰でももらえちゃうと思っちゃうと、
バトルファクトリーさんにもご迷惑がかかるかと思われるので、
内容は秘密にしておきますが、
ハンドルと一緒にお詫びの粗品みたいなのも同梱されてました(笑)。




という訳で、
早速ハンドルとトップブリッジとメーターをちゃちゃっと取り付けました。




それから、
パッドの全面がディスクローターに当たる事を期待して、
少し前にキャリパーサポートはアクティブ製のやつに交換しておりましたが、
結果的にギリギリですがパッドは削る必要があるノリだった為、
それならば元々使用しておりましたアグラス製の方がルックスがクールという事で、
ブレーキ周りを取り付ける前に、
キャリパーサポートはアグラス製に戻しておきました。




それから、
アクティブ製のハイスロを仮付けし、
スリーブの回転具合を確認しましたが、
無事にクルクル回るノリで良かったです。(^^)




それからスイッチボックスを取り付けますが、
回り止め用のノックピンがハマる穴を開ける必要が有ってプチめんどくさいです。




でもって、
この穴を開ける為に、
2016年より新発売された、
↑のABM製の『ハンドルバードリリングジグ』を使用してみる事にいたしました。

ちなみに、使用出来るハンドルはφ22.2だけでなく、
1インチのハンドルでも使用可能な感じで、
ハンドルの外径に合わせて調整出来るようなヒンジタイプとなってます。




ABM製品らしく、
削り出しのデザインが非常に凝っている感じで、
下側の穴は、
生まれて初めて見たようなギミックが有りました。




片側はヒンジで、
片側のネジで締め付けていくのは分かるのですが、
フツーならボルトを最初から締めていく事になるのが、
下側のタップ穴も長穴加工が施されていて、
青い丸の部分にはタップの加工が無く、
赤い丸の部分にタップの加工が有って、
ボルトを斜めに刺した後、
ボルトを垂直に立てるとそこにはネジが有り、
すぐにボルトの締め付けが出来る感じで、
ボルトを回すという仕事の軽減に役立っている感じです。

意味分かりますかね?(笑)




↑は、
ボルトをジグに対して垂直にした後にボルトを締め付けた状態です。

よくまーゲルマン民族はこんな事考えつくな〜と言った感じです(笑)




また、
ドリルを突き刺す穴の中心と同じ位置に壁が有るので、
この壁にノギスのデプスバー(深さを測る部分)などを当てれば、
穴を開けたい場所の位置決めもしやすい感じです。




という訳で、
ヒンジを利用して、
ハイスロを取り付けたままの状態でも可能な感じにて、
『ハンドルバードリリングジグ』をハンドルにかまします。




それからボルトを奥まで突き刺します。




ボルトを立ててボルトのネジ部をジグのネジ部分にハメた後、
ボルトを締め付けクランプします。




それからφ5のガイドを利用して、
φ5のドリルで穴を開けます。




実際のスイッチボックスのノックピンは、
根元の方がちょっと太いので、
φ5の穴のままではノックピンがハマらなかった為、
後からφ5.2のドリルで穴を拡大した所、
ノックピンをピッタシはめる事が出来ました。




という訳で、
スイッチボックスを取り付けましたが、
ハンドル位置がかなり下がった為、
セルボタンはだいぶ上を向いた状態にセットいたしました。




それから、
ブレーキ周りも取り付けましたが、
マスター側のバンジョーのフロントフォークとのクリアランスが厳しかった為、
少しバンジョーの位置をズラすべくバンジョーボルトを緩めた事も手伝って、
ブレーキのエア抜きもかましました。




エア抜きが終わり、
ブレーキ周りの取り付けも無事に終わりました。




次には左側のハンドル周りのセットアップにかかりましたが、
グリップは以前と同じABM製の『CNC削り出しグリップ』を使用する事にいたしました。




このグリップは2個のイモネジを締め付ける事で取り付けるタイプですが、
グリップというのはライダーの体重がモロ師岡ライクにかかる事で、
非常にストレスの多い場所で、
走行中にこのネジが緩んでグリップが回転してしまうなんて事にもなりがちな為、
イモネジが当たる部分をドリルでもんでおく事にいたします。

という訳で、
後ろ側のイモネジでグリップを固定し、
前側の穴に、
ネジの下穴と同じ位の径のドリルを使って少しハンドルをもんでおきます。




次には、
『ハンドルバードリリングジグ』を使用して、
φ5のドリルでしっかりもんでおきます。




ジグを使用しているので、
レーキー(きれい)な凹みが出来ました。




同様に、
後ろ側のイモネジが食い込むような凹みを入れます。




そして、
実際にイモネジを締め付ける際には、
低強度のネジロック剤を塗っておく事で、
イモネジの緩み止めをかまし、
しっかりとグリップを取り付けました。




次にはバーエンドを取り付けますが、
バトルファクトリー製のセパハンには、
元々↑のようなプラスチック製のバーエンドが付属します。




そして、
ハンドルバーにはこのバーエンドを取り付ける為に、
φ19の穴が約19mm位の深さでざぐってあります。

ちなみに、
ABM製のバーエンドには、
φ18用のカラーが付属するので、
頑張れば取り付けられるのでは?
と思い、
ABM製のバーエンドの取り付けに挑戦してみる事にいたします。




実際に取り付けてみた所、
ABM製のφ18用のカラーはだいぶ広がる事になりましたが、
取り付け出来ないという感じでは有りませんでした。




という訳で、
『CNC削り出しグリップ』と外径が同じで、
大変相性が良いルックスとなる、
ABM製の『スタッシュキャップバーエンド』を取り付けました。

売ってて言うのも毎度手前みそですが、
非常に美しいルックスです。(^^)




それから、
レーサー化に当たり、
当初は左側のスイッチボックスの取り付けは“はしょる(笑)”つもりでしたが、
「めんどくせーなー」
と思いながらも(笑)、
一応左側のスイッチボックスを取り付ける為にノックピンの穴を開けました。




でもって、
ちゃんと(笑)スイッチボックスも取り付け、
クラッチレバーホルダーも取り付ける事で、
左側のハンドル周りを完成させました。

ちなみに、
クラッチケーブルは根元部分に曲がりが無いNinja250SL用を使用いたしました。




それから、
φ18のカラーが使えるのであれば、
2016年に新発売されたABM製のブレーキガードも取り付けられるだろうと、
気分はmotoGPレーサーというイキフン(雰囲気)にて、
いつも孤独に走っている事から、
特に誰とも接触する事は無さそうなのに(笑)、
ただ所有する満足感の為に↑のABM製のレバーガードを取り付ける事にいたしました。




という訳で、
左側のバーエンドの取り付けの経験則を元に、
右側にはABM製のレバーガードを取り付けてみました。

おおっ!
レーサーライクでマジカッケー!(笑)




他社製品はガード部分が樹脂製なものが多いようですが、
ガード部分までアルミ削り出しで、
かと言って単純な形状ではなく複雑な造形で、
所有する満足感MAXです(笑)。




ちなみに、
ガード部分はイモネジでステーに取り付けられていますが、
元々こうした削り出し部品を製造していた私から見ますと、
こんな“きわ”の部分にほっそいネジ用のタップを立てるのとか、
加工する人間としては強烈めんどくさい事をやってるな〜と思いました。




他社製品のように、
バーエンド部分からすぐにステーが前方に飛び出るというデザインでは無く、
L字型のステーのデザインがオリジナリティー感溢れます。




ちなみに、
中間のステーはイモネジ2本で長さ調整が可能ですが、
イモネジが接触するステー部分は平らな加工が施されている為、
締め付けもしっかり出来る感じです。




それから、
ヘッドライトをちゃちゃっと取り付けました。




それからフロントフェンダーやスタビライザーも取り付けました。

そう言えば、
私はマイ・ベイビー・ブレード(CBR400RR)に乗っていた時に、
チャタリングに悩まされた際、
スタビライザーを取り付けたらきれいさっぱりチャタリングが無くなった事から、
この効果はZ250SLでも有効だろうと、
マイ・Z・モノファイターには前回の走行からスタビライザーを装着していたのですが、
前回の走行にて、
低速コーナーのコーナリング中に、
フロントがハネるという症状が出て、
これはフロントフォークが固過ぎた事が原因だと私自身は考えていたのですが、
お客様より、
「スタビライザーを取り付けるとフロントがハネ出す事が有る」
というお話しを伺ったので、
次回走行の際には、
スタビライザーの有無による走りの違いもテストしてみたいと思います。




それから、
外装をちゃちゃっと取り付けました。




また、
ラップショットはハンドルバー用のステーを利用して左側のハンドル部分に取り付けてみました。




ハンドルのタレ角は5度とあまり大きくないものの、
ハンドル位置はだいぶ低くなった印象で、
バーハンは選好しない、
セパハン信者の方にウケそうな予感です(笑)。




という訳で、
マイ・Z・モノファイターのセパハン仕様が出来上がった為、
車体全体を記念撮影してみました。

ちなみに、
Z250SLをセパハン化する方はほとんど居ないと思われますが、
Ninja250SLをネイキッド化したいという方は多少いらっしゃりそうなので、
どちらかと言うとNinja250SLをネイキッド化されたい方のご参考になりそうです。(^^)




ジャーマンライクなカフェファイターという感じでも無く、
何か全く新しいジャンルのバイクと言ったイキフン(雰囲気)で、
伝統的なカフェレーサーと言ったイメージもほとんど無く、
近未来感がパネェルックスです。




でもって、
外装を取り付けた状態でもレバーガードの写真を撮ってみました。




繰り返しますが、
所有する満足感MAXです(笑)。




これはこれでこういう形が好きという方もいらっしゃりそうですが、
個人的には、
シートカウルとサイレンサーがデカ過ぎてバランスが悪いと思ってますので、
気が向いたらその内にシートカウルの小型化に挑戦したい所存です。

まーでも、
まずはタイムアップ優先でかまします(笑)。

ちなみに、
リアのディスクローターが無いので、
リアのスプロケットのデカさがモノスゲー引き立ってます(笑)。




元々強烈にスリムなバイクでしたが、
セパハン化により、
更に強烈にスリムさが増しました。

あと、
ハンドル位置が低い事から、
タンクの盛り上がり感が更に増しました。




という訳で、
前回の走行で出たネガな部分に対する対策をかましたので、
近日中にはホームコースたるM.S.L.HOBBYに走りに行きたい所存です!

乞ご期待!


ABMハンドルバー・ドリリング・ジグ
◆スイッチボックスの回り止め用の穴あけの際にお勧めです◆

ABM製ハンドル用スタッシュキャップバーエンド(6色)
◆取り付けネジを隠す事でスタイリッシュな外観となります◆

ABM・CNC削り出しグリップ(5色)

ABM製ハンドル用レバープロテクター
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2016年8月2日 マット塗装のお手入れ


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