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> 2016年4月1日
★スプロケット&チェーン交換他★
サーキット野郎からの耳打ち情報にて、
新車組み立て状態のNinja250SLのスイングアームピポットのベアリングにグリスアップすると、
スイングアームの作動性が良くなるというお話しを聞いていた為、
「ホントかよ」
という半信半疑な気持ちもありながら(笑)、
バックステップ装着に伴いステップスタンドが使えるようになった事も手伝い、
この日は、
そのグリスアップに挑戦してみる事にいたしました。
という訳で、
レーシングスタンドをかけて車体が安定している内に、
スイングアームのリンクの取り付け部分とリアショック下部のナットをちゃちゃっと外しました。
リアショック上部のナットもちゃちゃっと外しました。
スイングアームピポットのナットもちゃちゃっと外しました。
でもってリアホイールをちゃちゃっと外しました。
以前にマイ・ベイビー・ブレードのレポートにて、
リアホイールを取り付ける時にイライラしないよう、
リアのキャリパーステーをタイラップで留めておくと便利と記述いたしましたが、
それをマイ・Z・モノファイターにもかましたものの、
考えてみますと、
スイングアームは外しちゃうので、
全然意味が無い無駄な作業だという事に、
“後の祭り”ライクに気付きました(笑)。
リアホイールを外す時に気付いたのですが、
右側のチェーン引きのボルトが、
恐らくダブルナットを締め付ける際にタイ人の方が無理をしたんじゃないかという感じにて、
ちょっと“なめ気味”になってました。
なので、
新車組み立てされたバイクはパーペキな状態とは言えないという事を証明するかのごとく、
ちゃちゃっとダイスを使って修正しておきました。
それから、
スイングアームを外すべく、
ステップスタンドをかましてみました。
ステップスタンドに車体を預け、
レーシングスタンドを外した所です。
しかし、
サイドスタンドを“しまった”状態ですと、
リアショック下部の取り付けボルトがサイドスタンドに干渉して外せない事に気付き、
「弘法も筆のナントカ」とか「サルも木からナントカ」とか「ベッキーも妻帯者とデート」みたいな調子にて、
最初のやり方は失敗という事で、
またまたレーシングスタンドを掛け直して、
サイドスタンドを“出した”状態にてステップスタンドを掛け直しました。
という訳で、
サイドスタンドを“出した”状態にてステップスタンドを使い、
レーシングスタンドを外してみました。
早い話が2度手間です(笑)。
でもってリアショックを取り外してみました。
そして、
リアショックを外した状態でスイングアームを上下に動かしてみましたが、
例えばメガリなどは、
スイングアームピポットのナットの締め付け具合の不良で、
スイングアームが全然動かないなどのトラブルが有るらしいので、
同じく海外で組み立てているZ250SLも、
同様の不具合が無いか当初心配だったものの、
特に問題も感じられず、
フツーにスイングアームはスイングした事で、
私は安堵のため息を漏らしながら安心して胸を撫で下ろしました(笑)。
それから、
チェーンを切らずにスイングアームを取り外すのと、
ドライブスプロケットは交換する予定だったので、
ドライブスプロケットもちゃちゃっと外しました。
スイングアームの左右方向のガタは、
↑のフレームの奥に見えるナットみたいなやつで調整する感じで、
これを緩めるとスイングアームが外れる感じです。
サーキット野郎でもなければ、
ストリートを走る事が前提の方で、
いきなり新車のスイングアームを外す人など居ないと思われるものの、
そんなこんなでスイングアームが外れました(笑)。
しかし、
個人的には、
強烈にクソだっさいノーマルのチェーンを、
将来孫オクにて投げ売りする際に、
少しでも「孫さんで損」しないよう、
スイングアームピポットの確認よりも、
むしろチェーンは切らずに外したかったという気持ちの方が大きかった感じです(笑)。
それから、
せっかくスイングアームを外したのだからと、
この機会にフレームの裏側など、
普段手が入らない場所にワックスを掛けまくりました(笑)。
スズキ車乗りも真っ青の変態っぷりです(爆)。
それから、
バックステップを取り付けている時には気付かなかったのですが、
ラバーマウントのノーマルのステッププレートが“しなった際に”受け止める役割の、
欲情した女性が間違ってしゃぶっちゃいそうな形状のポコチンみたいなステーは、
左側の場合はバックステップのステーに干渉している事が分かりました。
まーでも、
ゴムが潰れただけで別に人畜無害なのでそのままスルーですが(笑)。
せっかくスイングアームを外したので、
スイングアームの重量を測定してみた所、
鉄製という事で約4.9kgも有りましたので、
将来的にどこかのアフターパーツメーカーとかカスタムショップさんとかが、
アルミ製のスイングアームを販売しそうなイキフン(雰囲気)です。
ちなみに、
東京モーターサイクルショーに出品された、
プロトさんが製作したZ250SLベースのレーサーには、
オリジナルっぽいアルミのスイングアームが奢られてたみたいで、
詳細情報が欲しい感じです。
でもって、
せっかくスイングアームも単体状態になったので、
こちらもスズキ車乗り顔負けレベルの変態さをもって、
普段手が入らないような場所を含めてワックスをかけまくりました(笑)。
リアホイールのアクスルシャフトにはグリスが塗布されていたのですが、
スイングアームピポットのシャフトは、
少し前に確認したエンジンハンガーのネジと同じく、
どうも油っ気は無い感じでした。
なので、
このシャフトには腐食対策にてモリブデングリスをうっすらと塗布しておきました。
でもって、
一応タテマエでは(笑)、
↑のスイングアームのニードルベアリングの作動の確認が目的でスイングアームを外した為、
ニードルベアリングの状態を確認してみました。
しかし、
まー一応はグリスも塗布されていて、
フツーにベアリングも回るので、
「別にこれで問題もねーんじゃね?」
と思いました。
この時までは(笑)。
しかし、
せっかくここまでバラしたのだから、
山に登頂した人が景色を見ずに引き返す事が無いように、
とりあえずたっぷりグリスアップしてみる事にいたしました。
ニードルベアリングのコロコロ回る筒が埋まる位にグリスアップした所です。
でもって、
私は数字や理論に弱いオカルティストなので、
「スイングアームの動きがスムーズになれスムーズになれ、
スムーズになってタイムよ上がれタイムよ上がれ、
エコエコアザラクエコエコザメラク(怨)」
と、
祈りながらスイングアームを組みつけました(笑)。
※関西の視聴者様は、「呪ってるやん!」とつっこんで頂ければ幸いです。
まー祈り伝々は2%位冗談ですが、
ネットなどで時々見かけます、
お説はごもっともなものの、
あまりにも理論が勝ち過ぎているという方達に対して、
別に100%の精神論を押し付けるつもりは無いのですが、
私自身はデジタルに考えアナログに行動する事の大切さを思い知らされるべく、
やはりスイングアームピポットのニードルベアリングへのグリスアップはかなり効果があるようで、
スイングアームの動きが全然軽くなり、
正に私は目からウロコが落ちました!(笑)
連続テレビ小説「あさが来た」のあさ風に言わせて頂ければ、
「びっくりポン」です(笑)。
ちなみに、
スイングアームピポットのグリスアップをする前に、
レーシングスタンドを掛けた状態にて、
「えいっ!」とステップに体重をかけて車体を沈ませ、
戻ってくる感じでリアショックのダンピングを確認した時に、
ツーリングバイクなどと違い、
Z250SLは非常にダンピングが効いている感じで、
ダンピング不足のバイクにありがちな、
いわゆる“揺れ返し”が無かったのですが、
グリスアップした後に同様なテストをしてみますと、
スイングアームの動きが良くなった為か、
本当に若干ですがかすかに“揺れ返し”が生じて、
スイングアームの動きが良くなりますと、
今度は逆にノーマルのリアショックの性能不足が浮き彫りになりそうな、
そんな嬉しい悲鳴も出てきそうなイキフン(雰囲気)でした(笑)。
あと、
中古車に対して異常に心配性な方の中で、
中古車は心配だけど新車なら問題は無いと盲信している方もいらっしゃいがちですが、
それらの方達に対しては、
工場生産にてエアツールでガンガン流れ作業的に組み上げている新車も、
それ程信頼性が高い訳では無いという事も伝わったかもしれません(笑)。
まー、
Z250SLを組み立てているタイで働く方達も、
それなりにカワサキに対する愛社精神はあるかと思われますが、
やはり、
愛を持って再度組み立て直すと、
バイクもそれに応えてくれると言った印象です。
でもって、
スイングアームを取り付けた後、
ついでとばかり、
クソだっさい純正のスプロケットとチェーンを、
事前に取り寄せておいた、
サンスター製のスプロケットと、
EK製のThreeD(スリード)という商品名の黒いチェーンに交換する事にいたしました。
兄弟車であるNinja250SLをすでにミニサーキットなどで走らせている方達のノウハウが有る事から、
ミニサーキットを攻める事前提にて、
ファイナルはショートにしようと、
ドライブスプロケットはノーマルの14Tから、
まだ1ミリも走行してないというのに、
いきなり13Tに交換する事にいたします(笑)。
ちなみに、
Z250SLはフロントのアクスルシャフトからスピードを検知する為、
ホンダ車などにありがちな、
ドライブスプロケットからスピードを検知するバイクと違い、
ファイナルを変更してもメーターの数値の変化に気遣う必要が無いのが、
ストリートを走る方にとっては良いニュースです。(^^)
ドライブスプロケットはこんなルックスです。
でもって、
リアのスプロケットは、
サンスターさんから強烈に軽量なやつが出てるという事で、
どんなもんか知りたかったという気持ちも手伝って、
その軽量なやつを取り寄せてみました。
ちなみに、
「サンスターはブレない!!」らしいので、
仮に「サンスター党」という政党が立ち上がり、
その政党が政権与党になった場合、
この国は間違って“イイ国”になっちゃうかもしれません(笑)。
でもって、
軽量なスプロケットを取り付けるナットは、
これまた軽量な、
当店で販売しております『軽量アルミリアスプロケットナットキット10mm(6個入り)【黒】』を使用する事にいたします。
↑は、
まるで“鉄下駄”というイキフン(雰囲気)の、
強烈にアンクール(ダサい)な鉄製のノーマルスプロケットです。
↑は、
ノーマルスプロケットを取り外した状態ですが、
ノーマルのスプロケットは、
普段マウスより重いものを持たない私の腕力にもこたえるズッシリとした重さが有りました(笑)。
注:正確にはマウスも水平に動かしているだけで持ち上げる事は有りません。
そうそうそう言えば、
私がこれまでサーキットで走らせていたバイクは、
みんなリアホイールにハブダンパーが装備されていて、
つくづく「そんなもん付いてなくっていいのに」と思っていたのですが、
Z250SLにはハブダンパーが無く、
なんて素晴らしいバイクなんだと思いました(笑)。
純正のズッシリとした重さの鉄製のスプロケットに対して、
サンスター製のスプロケットはビックリする程軽量で、
↑はスプロケットの重さの比較ですが、
なななんと、
スプロケットだけで676グラムも軽量化されちゃいました。
↑はナットの重さの比較で、
こちらは28グラムの軽量化となりました。
14Tから13Tに1丁歯を減らしている為、
フェアな比較では有りませんが、
ドライブスプロケットは26グラムの軽量化となりました。
意外だったのは、
Z250SLのパワーにのみ対応していればイイだけの純正のチェーンに対して、
銅色のプレートには軽量化の穴も開いているEK製の黒いチェーンは、
大排気量車にも対応出来るチェーンだったせいか、
ノーマルのチェーンよりも110グラム重かったでした。
しかし、
純正のチェーンは、
まるで新橋のサラリーマンくらい冴えないルックスで、
見かけ上は天と地ほどの差が有ります(笑)。
しかし、
新橋からほんの少し歩くだけで人種がガラっと変わる銀座が存在するように、
少しのお金を支払えばバイクは見違えるようにクールなルックスになるので、
これを読む皆さんにもチェーンの交換はお勧めです(笑)。
結局薬局トータルでどれ位の軽量化になったのかを確かめるべく、
全部をまとめた比較も行ってみました。
すると、
トータルでは622グラムもの軽量化となりましたが、
前述のように、
やはりサンスター製のスプロケットの軽量化がかなりデカい感じです。
という訳で、
スプロケット交換による軽量化は、
まるでライザップに成功した人のような感動が有りました(笑)。
でもって、
軽量なサンスター製のスプロケットと軽量なナットをちゃちゃっと取り付けました。
でもって、
スプロケット&ナットを交換したリアホイールをちゃちゃっと取り付けました。
なんか、
ノーマルと精彩さが全然違います。
手前みそですが(笑)。
それから、
ドライブスプロケットを仮組みしました。
それからチェーンを取り付け、
ジョイントもかしめました。
それからドライブスプロケットのナットも本締めし、
事前に取り寄せていた新品のワッシャーを折り曲げて緩み止めもかましました。
おおっ!
黒いスイングアームと相まって、
黒いチェーンラインがマジカッケー!(笑)
よく目につく場所だけをカスタムして見栄えを良くしても、
こうした機能部品がノーマルのままですと、
どこか引き締まらないと言った印象になりがちですが、
こうした部分もしっかりコストを掛けますと、
バイク全体が非常に引き締まったフォルムとなります。
あと、
負け惜しみライクに聞こえるかもしれませんが(笑)、
重さが重くなっていたものの、
EK製のチェーンに交換した方が、
リアホイールの回りは全然軽くなりました。
やっぱイイチェーンは性能も良いようです。(^^)
という訳で、
時間的猶予がある事にかこつけまして、
スイングアームピポットのグリスアップなんて言う、
フツーの人はまずやらないような事をかました事と相まって、
チェーンラインがクールなルックスになった事で、
この日はだいぶ達成感が有りましたとさ、
めでたしめでたし。
まだ1ミリも走ってないものの(笑)。
軽量アルミリアスプロケットナットキット10mm&12mm【黒/金/赤】
2016年4月5日 ホイール取り外し他
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