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Home > my Fighter > my CBR400RR(NC29) > 2015年2月16日

★再びジャーマン・カフェファイター化★



昨年は、
ジャーマン・ストリートファイターのカルチャーだけでなく、
ジャーマン・カフェファイター(モダンなフォルムのモノショックのカフェレーサー)のカルチャーも啓蒙しようと思い、
デモ車にすべくマイ・ベイビー・ブレードをカフェファイター化したのですが、
個人的に出来上がりが全然納得いかず、
写真を撮って1回走らせただけで、
まるで陶芸家が自分で作ったツボを自分で割るかのごとく、
すぐにジャーマン・ストリートファイターのルックスに戻してしまっていたのですが、
昨年抱いたストレスに対するリベンジにて、
この日はまたまた愛車をカフェファイター化する事にいたしました。




という訳でとっとと外装類を外しました。




ちなみに、
↑が昨年に作ったカフェファイター化したマイ・ベイビー・ブレードですが、
何が気に食わないって、
リアのアクスルシャフトより後ろにあるデカいシートカウルが全米が泣くカッコ悪さで、
このカフェファイター化したマイ・ベイビー・ブレードは、
知人の方達からは素人玄人共に割と好評だったものの、
この程度の仕上がりで満足するレベルなのがジャパニーズなのかと、
むしろ個人的には別の意味でも大きな憤りを感じておりました…。




ちなみに、
この時のシートカウルは、
自分用と販売用で2セット仕入れていたのですが、
販売用をご購入して頂いたのが、
↑のモトグッチをお持ちの方で、
これ位タンクやエンジンにファット感があるバイクであれば、
ギリでセーフ位の大きさなのですが、
マイ・ベイビー・ブレードは400ccのバイクで車体が小さい為、
シートカウルがデカ過ぎて大失敗となっちゃいました。

なので、
今回は元々の小さなシートカウルのまま、
フロント周りだけの変更でカフェファイター化をかましたいと思います。


2014年10月20日 匿名希望様のMotoGuzzi V11のファイター化のレポート




あと、
以前のカフェファイター化したマイ・ベイビー・ブレードに使っていたイカリング付きのヘッドライトは、
以前レポートにも書いたように、
私は誤ってレンズを割ってしまった事があったのですが、
あまりにも簡単にレンズが割れて、
レンズ自体が非常に薄い作りな事から、
これだと走行中に他車が巻き上げた飛び石などが当たっても簡単にレンズが割れてしまいそうに思えたので、
ルックスはクールだったものの、
良心の呵責(笑)から、
現在は販売を中止してしまいました。

でも、
今後また円高とかで販売価格を安くする事が出来るようになって費用対効果が高くなったら、
実際のお天気よりもお天気屋な持ち前の気まぐれにて、
またまた売り出すかもしれません(笑)。

しかし、
今回はこちらのヘッドライトは使用せず、
もっと全然しっかりとした作りで高級感も有る、
ジャーマン・カフェファイターの定番アイテムとも言える、
ジャーマンカフェヘッドライトでカフェファイター化をかまします。




それから、
以前カフェファイター化した際は、
日本の小僧ブランドのセパレートハンドルとかゼッテーに使いたくないという想いから、
わざわざイギリスから仕入れたセパレートハンドルを使用していたのですが、
まーそれ程作りが悪い訳では無かったものの、
普段ABM製の商品を扱っていると、
やっぱ細かな部分の品質とかルックスが見劣りしてしまい、
また、
販売用に多数仕入れたので寸法等をチェックした所、
使用時には何も問題がない部分だったものの、
クランプの厚さの寸法公差が大きい感じで、
まー値段相応かなという気分で使用しておりました。

しかし、
以前使用していたセパレートハンドルの何がダメだったかって、
タレ角が10度あった事で、
やっぱジャーマン感を醸し出す為には、
タレ角は0〜5度の範囲内じゃないとダメだと思い、
今回はちゃんとドイツより直輸入した、
↑のドイツ製のタレ角が5度のセパレートハンドルを使用する事にいたしました。




↑は、
今回使用するセパレートハンドルのハンドルクランプ部分で、
タレ角が5度なのがミソです。






それから、
前述のように、
ヘッドライトはジャーマンカフェヘッドライトを使用する事にいたしましたが、
↑のドイツのファイターのように、
ジャーマンカフェヘッドライトはフロントフォークに寄せて取り付けてこそクールなフォルムになるのですが、
ドイツの奴らは、
↑のように、
ワンオフのフォークカバーに、
これまたワンオフの小さなステーを溶接してヘッドライトを取り付けるなんて事が多く、
ジャーマンカフェヘッドライトのみを単体で販売していても、
日本のお客様はなかなかここまでやらない為、
フツーのライトステーにそのまま取り付けてしまい、
そうするとフォークより離れた場所にヘッドライトがきてしまい、
アンクール(ダサい)なフォルムになってしまうというのがありがちなノリでした。




ちなみに、
↑みたいなのがアンクール(ダサい)な取り付け例です(笑)。




という訳で、
バグブロドットコムでは、
クランプ部分はステルスライトステーを利用する形の、
↑のジャーマンカフェヘッドライト専用のステーを開発いたしました。

ちなみに、
ヘッドライト取り付け穴までの距離は、
ステー取り付け穴から37.5〜42mmと4.5mmの範囲で微調整が可能です。




ステルスライトステーのステー部分と比較しますと、
いかにヘッドライト取り付け穴がフォークに近いかが分かります。




でもって、
早速ちゃちゃっとジャーマンカフェヘッドライトを取り付けてみましが、
全独(ドイツ人全員)が泣くカッコ悪さで、
まるで、
一夫一婦制の国で結婚制度に手を出した人のように、
「こんなハズじゃなかった」感バリバリです(笑)。




カッコ悪かった理由は、
ヘッドライトの取り付け位置が高かったせいだった為、
アンダーブラケットからライトステーの下端まで30mm位あけていたのを、
ライトステーのクランプをアンダーブラケットに接触するまで目いっぱい下げてみました。

しかし、
それだとウィンカーステーがアンダーブラケットのフォークを締め付けるボルトに接触してしまったり、
ウィンカー自体も右側にハンドルを切った際にラジエーターキャップに接触してしまった為、
ウィンカーのステーは上側だけボルトの穴にボルトを通して、
下側はボルトの穴にボルトは通さずに、
↑みたく前方にズラして取り付けました。




後ろ側から見るとこんな感じです。




という訳で、
たかだかライトを30mm程度下げて取り付けただけで、
「超絶アンクール」から、
「サブゼロ」(クールの更に上の意)に生まれ変わったのですが、
この30mmの差はまさに天と地ほどの差があると思いました。

従いまして、
これを読む皆さんも、
ジャーマンカフェヘッドライト取り付けの際は、
ヘッドライトをフォークに寄せると共に、
出来る限りライトステーは下げて取り付けるのがお勧めです。




横から見ますとこんな感じで、
まだヘッドライトとフォークに隙間があるのが残念だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
CBR400RRにはカウルステー取り付け用のステーがフレームに溶接されていて、
現時点でそのステーとヘッドライトの裏側のバルブのコネクターは紙一重状態なので、
これ以上フォークにヘッドライトを寄せるのはこのままでは無理という事で、
現状では妥協点的な位置と言えます。

しかし、
通常のライトステーで取り付けるよりも全然クールな位置なので、
とりあえずこれで良しとしたいと思います。(^^)




エースウェル製のメーターも、
ジャーマンカフェヘッドライトのクールさをスポイルしない感じの小ささです。

また、
ライトステーの平行度を保ちますと、
ヘッドライトの幅が狭かった為、
ヘッドライト取り付け用ボルト&アルミ製カラーを利用して、
厚さが15mmのカラーを使ってヘッドライトを取り付けました。

売ってて言うのも手前みそですが、
ヘッドライト取り付け用ボルト&アルミ製カラーはカラーの長さを3種類から選べるので便利です。




あと、
ご紹介が遅れましたが(笑)、
ジャーマンカフェヘッドライトの高級感をスポイルしないよう、
今回フロントのウィンカーにはABMリノーバ・LEDウィンカーを使用してみた所、
またまた売ってて言うのも手前みそですが、
高級感がハンパネーイキフン(雰囲気)になりました!




↑は、
バグアイヘッドライトで縦目2灯化した際に使用していた、
LEDウィンカー・マットブラック・スモークレンズとの比較で、
レンズ部分は殆ど共通と言える作りなのですが、
ABMリノーバ・LEDウィンカーの薄さがハンパネーです。




あと、
薄さもさる事ながら、
アルミ削り出しボディーの高級感がハンパネー感じなので、
金にモノ言わすタイプの方に是非お勧めの逸品です(笑)。




この削り出しボディーと「ABM」のロゴが醸し出す高級感を画像ではなかなかお伝えする事が出来ず歯がゆいです(笑)。




何がメンドクセーって、
ブレーキホースの交換とかがメンドクサかったですが、
ついにジャーマン・カフェファイターの第2弾が完成いたしました!

夜遅くまで御苦労さん! 俺! 的な(笑)。




ちょっと下からのショットです。

SSやレーレプ(レーサーレプリカ)をバーハンにしてファイター化いたしますと、
セパハン信者みたいな人達から色々とガタガタ言われたりしますが、
これだったら文句ねーだろコンチクショー!
的な(笑)。




フツーのアイポイントからのショットです。

えっ? 何々?
そもそもカウル付きのバイクのカウルを取るのが邪道だって?

そんなにオリジナルにこだわるんだったら、
今後は「ヨンダボ」とか「ロクダボ」とか「センダボ」とか、
ゼッテーに車名にもオリジナル以外の俗称を使うんじゃねーぞコンチクショー!
的な(笑)。




以前にも感じましたが、
下側にタレ角があるセパレートハンドルでセパハン化いたしますと、
ベースが400ccのレーサーレプリカという事もあり、
ボーイズレーサー感がハンパネーです。




カウルがないネイキッドだからこそ、
リアのアクスルシャフトより前にある小さなシートカウルが必要だと言った、
強烈な個性を放っていて、
以前のカフェファイターより全然クールな仕上がりになり余は満足です。(^^)

つーか、
早い話がシートカウルなど変える必要が無かったという事で、
だいぶ私は人生を遠回りしました(核自爆)。




ハーフバンクでピヨピヨ走るだけのクラシカルなクロームパーツで固めたSRなどのカフェレーサーや、
フルバンクで超気合い入って攻めてるけど色彩デタラメセンスな小僧共が作るネイキッド化されたレーレプなどとは違った、
シックでアダルトなセンスでまとめているのに攻める事が出来るという独特なバイクであります。

早い話が、
チョッパーとかストリートバイカー系のような、
ルックスだけがクールというノリや、
峠の走り屋やサーキット野郎のように走りだけ過激というのではなく、
双方の高次元な融合がコンセプトです。

ただ、
しいて言えば、
個人的には“まっちゅぐ走るだけ”の人達にはシンパシーも無く、
正確には全くシンパシーは無く、
走り系の方達の方にシンパシーがあります。

しかし、
残念ながら私は育ちが良いので、
どうしてもハイセンスにバイクをまとめないと気が済みません(爆)。




レンズ面が垂直の通常のヘッドライトと違い、
レンズ面がスラント(傾斜)している事で、
モダンなイメージを醸し出しております。




ハンドルのタレ角や絞りが大きいと、
ジャパニーズ走り屋感が醸し出ちゃいますが、
タレ角や絞りが少ない事と、
バーエンドミラー・フェニックスの装着により、
ジャーマン・カフェファイター感を醸し出しております。




シングルやツインのカフェレーサー愛好家の方達は、
スリムな車体を心底愛している貧乳好きですが、
並列4気筒エンジンやアルミツインスパーフレームによる“ファット感”が醸し出すグラマラスなフォルムこそが、
私が宝物のように大切にしている造形美であり世界観なのであります。

つーか、
「スリムだスリムだ」とシングルとかツインを持ち上げた提灯記事を書く国内2輪専門誌は心底忌み嫌っております(爆)。
(書いてる奴は大抵メタボ気味)

いや待てよ、
肉ばっか食ってハラがブヨブヨしている人達が乗りがちな、
デーハー(派手)なアルマイトパーツで固めた、
キャバクラセンスの竜宮城系4発雑誌の方はもっと嫌いでした(核爆)。

まー、
国内2輪専門誌に何も期待してないのでどうでもイイですが(笑)、
クルマと違ってバイクはライダーが丸見え君なので、
バイク乗りはバイクにスリムさを求める前に、
まずは自分自身をダイエットいたしましょう、
的な(笑)。


※個人の感想です。




毎度話が脱線して大変恐縮ですが、
話を戻しまして、
以前のカフェファイターは、
デカいシートカウルと共にノーマルエキパイによる低くて後方に伸びたサイレンサーも最高にバカげておりましたが、
事前にサイレンサーもカチ上げておいたので、
今回はまとまりのあるフォルムとなりました。




バーエンドミラー・フェニックスを使用する事で、
文字通りフェニックス(不死鳥)のようにカフェファイターとして蘇らせました。




マスが集中したフォルムで、
サーキットに持っていっても、
まるで矢口真理の性欲くらい力強い走りが期待出来そうで楽しみです。




この日は夕方から作業を始めて、
仕上がった後も自分のバイクを眺めている内に夜の10時くらいまで店にいちゃいました(テヘペロ)。

という訳で、
昨年作ったアンクールなカフェファイターに対するリベンジにより達成感MAXです。(^^)


ジャーマンカフェヘッドライト
◆SR以外のモダン(現代的)なバイクのカフェレーサー化にお勧めです◆
※ドイツ直輸入のオリジナル商品です※
※安価な類似品(粗悪品)にご注意して下さい※

タレ角5度ジャーマンカフェ・セパレートハンドル(50&41mm)【ブラック】

バーエンドミラー・フェニックス【ブラック】(左右セット)

ステルスライトステー(30-57mm各サイズ有り)
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ヘッドライト取り付け用ボルト&アルミ製カラー

ABMリノーバ・LEDウィンカー(左右セット)


2015年2月19日 海の近くで記念撮影


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