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Home > その他のコンテンツ > ストリートファイターとは > 2012年5月23日


ジャーマン・ストリートファイターについて





 やっとオチにやってきましたという感じでジャーマン・ストリートファイターですが、主にイギリスを中心に、ユーロでは1つのカテゴリーとして確立している感の有るストリートファイターのカルチャーにて、ドイツの人達に関しては、自分達の世界観で勝手にエスカレートしてしまい、独特なルックスやセンスのストリートファイターを作ってくる事から、当サイトでは、ブリティッシュ・ストリートファイターやジャパファイと区別する意味で、ドイツのストリートファイターをジャーマン・ストリートファイターと呼んでいます。

 ではその特徴ですが、イギリスの人達が基本的にシートカウルは純正流用、ライトは小ぶりなアフターパーツを好むのに対して、ドイツの人達は、様々なメーカーより発売されているオリジナルなデザインの外装類を取り付ける事で、もう全く別の世界観のバイクにしてしまうのが特徴です。

 また、シートとマフラーは極端にカチ上げるのも特徴的で、ジャーマン・ストリートファイターのカルチャーを我が国で初めて啓蒙した当サイトも、サイト立ち上げ当時には、「神奈川仕様かよ!(CBR250RRのシートをカチ上げる神奈川県の小僧共の意)」と揶揄されたものですが、最近はだんだんと、この世界観に惹かれる人達が日本にも現れているという感じです。

 また、大柄なドイツ人に合わせてか、あるいはバーンナウトをやる際のやりやすさからか、ハンドルの幅は極端に広く一文字に近いモノを好む傾向があり、また、ハンドルの上には何もない方がクールだという価値観からか、ミラーはバーエンドミラーを“下向きに”取り付け、リザーブタンクなども極力小さいモノにするという感じで、最近では、ハンドルの上どころか、トップブリッジの上もなるべくサッパリさせたいと、バーハンドルをトップブリッジ前方に取り付けたり、セパレートハンドルを一文字チックに取り付けたりと、その価値観が更にエスカレートしています。

 また、外装に限らず、フレームやエンジンも全塗装してしまい、メーターやテールランプなどはきれいに埋め込んでしまうという手間のかけ方も大好きな感じで、そのフィニッシュの美しさがドイツ人のクラフトマンシップを感じさせ、のっぺりとした外装の仕上げや、ハードコアテイストでマットな色のセンスなど、色彩デタラメセンスなイギリスのストリートファイターよりも、ダークな世界観としてより洗練されている印象です。

 また、ドイツのストリートファイターの愛好家は、白人にありがちな、「間違った日本に対する憧れ」が強いのも特徴で、自国の国籍マークであるアイアンクロス(鉄十字)だけでなく、日本の旭日旗(きょくじつき)や「神風」と言った言葉も大好きで、それらをストレートにバイクに描いてしまう事もありがちなのですが、それ以前に、ベースマシンはほぼ全て日本製の4気筒車で、ドイツ人だからと言ってビーエム(BMW)を使う事はほぼ無いという感じです。まーこれは、モーターのように回るインラインフォーの方が、ビッグツイン車よりバーンナウトがやりやすいという側面もあるかもしれませんが(笑)。

 しかし、例えば6気筒のCBXのエンジンも大好きなように、純粋に日本の並列4気筒のエンジンの造形の美しさが、彼らの美的センスに応えているというのが本当のところだと、日本人として自負したいと私は思います。

 また、ドイツのストリートファイターに乗る人達は、イギリスと違いストレートにハードコア(ワル)と言った風貌で、大抵頭は坊主頭で、着てるモノも黒をベースに迷彩などミリタリーテイストが入るのが特徴です。




不良の乗り物としての比較


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